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2024年5月10日、グルジアの治安当局は、国を二分している一連の抗議デモの資金調達に外国人勢力が暗号通貨を利用していると主張している。 トビリシではここ数日、いわゆる「外国人工作員」法案に対する怒りをあらわにした抗議デモが勃発している。ここ数日、首都トビリシでは数千人が街頭に立ち、ズグディディ、クタイシ、ゴリの各都市でも小規模な抗議デモが行われている。しかし、グルジア国家保安局(SSSG)は、抗議デモの首謀者たちは "外国の資金 "を使っていると述べている。SSSGは、抗議デモの主催者が "痕跡を消す "ために暗号通貨を使用していると主張した。 SSSGはグルジアの国家情報機関である。 グルジアの通信社アンベビによると、SSSGは、海外に住む「個人のグループ」が「グルジアの首都でデモ行進を計画、組織している」と述べた。同局は、これらの人物は "破壊的で暴力的な事件 "を引き起こすことを目的としていると主張している。 SSSGは次のように述べている。「海外在住のグルジア人、特にウクライナでの敵対的活動に関与しているグルジア人のあるグループが犯罪計画に参加している。」 SSSGは、これらの「外国諜報員」がトビリシの交通網を妨害する計画を立てていると非難した。また、政府機関や戦略的施設に通じる道路を封鎖する計画もあるという。彼らは、これらの個人自身が鉄道網を遮断し、法執行機関の外に「キャンプを設置」することを計画していると主張した。 デモの「主催者」たちは、どのようにすればよいかの指示を受けたという。多くの人々が欧州連合(EU)の旗を振って街頭を行進し、EU加盟を目指す自国の試みが失敗に終わることを懸念しているようだ。 グルジア議会は、海外の「外国代理人」から20%以上の資金提供を受けているすべての政治的非政府組織と市民社会組織を分類することを提案する法案の採決を準備している。この法案を批判する人々は、「外国人工作員」を特定しようとするロシアの法律を模倣したものだと言う。 モスクワの議員たちは、西側諸国が支援する「外国人エージェント」がロシアでの活動資金を調達するために海外から暗号通貨を使用していると非難している。野党は「海外」法に対して拒否権を行使し、グルジアの欧州および欧州大西洋への願望に反するいかなる法案に対しても拒否権を行使し続けるだろう。グルジアの欧州的アイデンティティは、それを汚そうとするいかなる試みにもかかわらず、揺るぎないものである。
甘いなあ。 聡明なみゆさんや…
2024/05/26 00:08
甘いなあ。 聡明なみゆさんや聡さんがなんでそれほどまでにプーチンに幻想を抱くのか理解できない。 プーチンに北方4島を返す気持ちなどサラサラ有りません。 プーチンだけで無く大方のロシアの為政者にあるのは、欧米に対する深いコンプレックスとそれの裏返しとする日本に対する優越感と復讐心です。 彼らの心奥に潜むのは日露戦争で世界に冠たるロシア帝国が思ってもみなかった東洋の小国日本に敗北したことです。 このときの衝撃はロシア人の深層心理に深く根付いている、庶民はともかく為政者はじめ支配層の連中には永遠に消えない。 スターリンが第二次世界大戦で日本に勝利したことを「これで日露戦争でのお返しが出来た」とラジオでロシア全土に絶叫したのは有名ですが、その戦利品が北方4島です。 これを返還するなんてあり得ない。 客観的に見れば、日露戦争がなかったら、ロシア革命など無かった。日露戦争でロシア国が敗北したからソ連が誕生したと言って過言では無い。 だからスターリンは本来なら日本に感謝して然るべきだが、スターリンは共産主義者である前に強烈な民族主義者だった訳です。 これはプーチンも変わらない。プーチンはグルジア人だったスターリン以上にロシア民族主義者ですよ。 2週間で終わるはずだったのに2年以上経っても泥沼化しているウクライナ侵攻は彼の歪んだ民族主義的歴史観から生まれたのですよ。 じゃあ、永遠に北方領土は返還されないのかと言えば、可能性は無いわけでは無い。 早晩ロシアは衰退し、幾つかの共和国に分裂する可能性がある、少なくともそう言う分析が欧米で行われている。 可能性はそれが実現したときだろう。日本政府がそのチャンスに機敏に動けば北方4島を奪還出来る可能性が高い。 それまで辛抱強く待つしか無い。 焦って急いで歯舞・色丹2島返還でお茶を濁さないように祈るばかりだ。