ここから本文です

投稿コメント一覧 (299コメント)

  • 読売オンライン  5/9(火) 15:00配信

    ゲノム編集医療、世界初の実用化へ…ノーベル化学賞「クリスパー・キャス9」で難病治療

    【ワシントン=冨山優介】狙った遺伝子を効率良く改変できるゲノム編集の技術を使った医療について、米欧のバイオ企業が、血液の難病の治療法として米食品医薬品局(FDA)などに承認申請した。ゲノム編集による医療の実用化は世界初で、年内にも承認される可能性がある。今後、医療での活用が加速しそうだ。

    【図】ひと目でわかる…遺伝情報を活用した「ゲノム医療」

     承認申請したのは、米マサチューセッツ州が拠点のバーテックス社と、スイス企業クリスパー・セラピューティクス社。両社は、「クリスパー・キャス9」と呼ばれるゲノム編集技術を使い、血液の難病の「鎌状赤血球症」と「β(ベータ)サラセミア」の治療方法を共同開発した。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/ca252f5fe77b2e2f676f11b8270cc9f7345b7228

  • 塩野義コロナ飲み薬 承認見送り 有効性の推定には不十分 7/21(木) 7:06配信                   FNNプライムオンライン 

    塩野義製薬が開発した新型コロナウイルスの飲み薬について、厚生労働省の分科会は緊急承認を見送り、審議継続とした。

    飲み薬「ゾコーバ」は、新型コロナの感染初期に1日1回・5日間服用するもの。

    塩野義製薬は、緊急承認制度の初めての適用を求めて申請し、国産初の飲み薬を目指していた。

    厚労省の分科会では「同時に使えない薬が多い」など、委員から現場で使いにくいとの意見が相次いだ。

    また、現時点の治験のデータは、有効性を推定するには不十分で、塩野義が11月にまとめる治験の最終結果を待つべきだとして、委員の全会一致で緊急承認を見送り、審議継続となった。

  • アンジェス広報ブログより                 2022.07.08

    第28回 日本遺伝子細胞治療学会学術集会において当社社員2名が講演します
    遺伝子治療や再生医療領域に関係する多くの研究者や製薬企業・周辺産業から大きな関心の対象となっている第28回 日本遺伝子細胞治療学会学術集会が、2022年7月14日から16日にかけて博多国際展示場&カンファレンスセンターで開催されます。当学術集会において、当社の中條光章並びに村上晶彦が以下の内容を発表いたします。

    中條光章の発表<プラスミドベクターによる遺伝子治療の可能性>

    1980年にプラスミドベクターの臨床応用の可能性が示され、2001年にコラテジェンの臨床検討が実施されました。その後、2004年に閉塞性動脈硬化症を対象とした二重盲検比較試験が実施され、同時に米国でも臨床検討が実施されました。これらの成績をもとに、2019年に治療抵抗性の重症下肢虚血における潰瘍治療として条件及び期限付で承認され、臨床応用が可能となりました。コラテジェンの開発経緯をたどることにより、遺伝子治療用製品としてのプラスミドベクター開発の課題を考えます。

    村上晶彦の発表<EmendoBioにおけるゲノム編集治療の開発>

    ゲノム編集の医療応用ではオフターゲット効果を回避することが課題となっています。EmendoBioでは、この課題を解決し、ゲノム編集の安全な医療応用のために、新規CRISPRヌクレアーゼの探索及び最適化技術プラットフォームを確立し、これによって得られた新規ヌクレアーゼを用いたゲノム編集治療を開発しています。今回は、具体的な適応症を例にとって開発中の治療戦略を紹介いたします。

    https://www.anges.co.jp/blog/detail.php?p=100514&page_now=1

  • 2022.07.05
    アンジェス 広報ブログより

    EmendoBioの発表論文に関する解説
    当社子会社のEmendoBioは、米国のMolecular Therapy: Methods&Clinical Development※に掲載される論文(Mutant allele knockout with novel CRISPR nuclease promotes myelopoiesis in ELANE neutropenia)を自社HPに公開いたしました。
    私たちの体では、好中球は骨髄中の造血幹細胞から分化して増殖し、血液中に一定数存在することで、細菌感染から体を守る重要な役割を担っています。しかし、ELANE関連重症先天性好中球減少症という疾患では、ELANEという(好中球エラスターゼ)遺伝子の異常により造血幹細胞が好中球に分化できず、好中球数が極端に減少します。発表した論文は、この疾患のゲノム編集による治療法の開発に関する報告です。
    EmendoBioで独自に見出した新規のCRISPRヌクレアーゼを使用することにより、ゲノム編集でよく問題視されている「オフターゲット効果」を回避し、安全性の高い治療が期待できる技術です。
    この疾患は両親から受継いだ2つの遺伝子の内の片方に異常が起きて有害な機能を獲得し、もう片方の遺伝子が正常であっても発症する疾患です。
    この論文は、ワシントン大学のDavid C. Dale博士との共同研究で、実際の患者から採取した造血幹細胞を用いてゲノム編集を行ったものです。正常な遺伝子には傷をつけず、ほとんど同じ配列を持つ異常な遺伝子のみを正確に区別して削除し、その結果、造血幹細胞が好中球に分化できるようになったことを培養容器中で確認したものです。
    詳しい内容は、当社広報ブログの「EmendoBioのゲノム編集技術について」
    【第1回】から【第5回】にも掲載(2021年11月~12月)しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。

    https://www.anges.co.jp/blog/detail.php?p=100511

  • ピックアップ記事より

    アンジェス <4563>  356円  +21 円 (+6.3%) 本日終値 2022/07/07

     アンジェス<4563>が大幅高、8%近い上昇で360円台まで歩を進め、中長期波動の分水嶺である75日移動平均線を大陽線で突破した。マザーズ指数は足もとマイナスに転じているが、前日まで3営業日続伸で底入れの兆候をみせていた。旧マザーズ銘柄ではバイオベンチャーが多く上場しており、そのなかでも時価総額上位の同社は値ごろ感からの買いが向かっている。また、足もとで株価を刺激する背景もある。新型コロナウイルスの感染者数が全国的に再び急増傾向にあることで関連銘柄の一角に物色の矛先が向いているが、同社はカナダ企業と共同でコロナ薬の開発を進め、今年に入り米国で治療薬候補の第2段階の臨床試験を開始している状況にあり、投資資金を誘導している。

  • 初の「緊急承認」なるか 塩野義製薬のコロナ飲み薬 有効性・安全性を専門家に聞く

    新型コロナの感染が各地で拡大する中、期待されているのが、塩野義製薬が開発している飲み薬です。
    普及すれば、感染症法上の扱いも、「2類相当」から「5類相当」に切り替わるのではとさえ言われています。
    塩野義製薬は、5月に創設された「緊急承認制度」の初めての適用を求めていて、この可否を判断するための会議が、7月20日にも開かれます。

    カンテレ報道ランナー

    この緊急承認は、安全性が確認されたうえで、有効性が推定されることなどの条件を満たせば認められます。
    「第7波や新たな変異株が出てくる恐れもある中で、治療の選択肢を持っておくことは重要」といった賛成意見がある一方で、「効果が曖昧な状況でこの薬を使うのか」といった反対意見も出ています。

    カンテレ報道ランナー

    塩野義製薬の飲み薬については、現在、3段階の治験のうち2番目の治験の結果まで発表されています。
    428人の患者に1日1回投与したところ、3日たつとウイルス量が90%減るという成果がみられました。
    さらに5つの症状、鼻水・鼻詰まり、喉の痛み、せき、息切れ、発熱においては、効果がみられています。
    一方で、疲労感や頭痛など、7つの症状においては改善が示せず、症状全体の総合評価は「改善は示せていない」とされ、まだ承認には至っていないという経緯があります。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/5adea1b8e7067dad554d83f202d4467bd079bedd

  • KMバイオ、コロナワクチン最終治験 子ども向けも

    明治ホールディングス傘下のKMバイオロジクス(熊本市)は20日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて最終段階の臨床試験(治験)を始めると発表した。医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験計画を提出した。最終治験は4月下旬に国内とフィリピンで始める。

    対象は18~40歳の1500人。28日間隔で2回、13週後に3回目を投与する。アストラゼネカ製のワクチンを打った人と、ウイルスの感染を防ぐ中和抗体の量や副作用が出る率を比べる。有効性がありそうであれば、終了前に承認を得られる緊急承認制度の活用を想定する。9月にも承認申請する予定で、2022年度内の実用化を目指す。

    18歳未満の子ども向けの治験も始める。生後6カ月から18歳未満の600人を対象に、成人の半量~全量を2回投与する。3回目を投与するかは検討する。治験データがそろえば年内にも承認申請を目指す。国内では5歳未満を対象としたコロナワクチンは実用化されていない。

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC190SU0Z10C22A4000000/

  • 3回目ワクチンは国産の可能性 ~抗体価減少への対応で出番~ コロナを正しく恐れる      9/3(金) 14:04  時事通信社

    国内で接種可能なファイザー社やモデルナ社のRNAワクチンとアストラゼネカ社のアデノウイルスベクターワクチン、我々のDNAワクチンなどは、液性免疫と細胞性免疫の双方を誘導する作用を持っており、不活化ワクチンとたんぱく質ベースのワクチンは、液性免疫だけで細胞性免疫が誘導されないといわれています。

    別のタイプがよいと考えられています(交差免疫といいます)。違ったメカニズムで免疫を刺激したほうが、中和抗体の量も増えて、抗体の産生期間も長いと考えられています。

    国産ワクチンは、ブースターワクチンとして意味があると思います。それぞれ、ファイザー社やモデルナ社のRNAワクチンとは違うモダリティ(技術)で開発されているからです(図2)。

  • 森下 竜一(もりした・りゅういち) 1987年大阪大学医学部卒業。米国スタンフォード大学循環器科研究員・客員講師

    この疑問に対する回答は、別のタイプがよいと考えられています(交差免疫といいます)。違ったメカニズムで免疫を刺激したほうが、中和抗体の量も増えて、抗体の産生期間も長いと考えられています。

     その意味で、国産ワクチンは、ブースターワクチンとして意味があると思います。それぞれ、ファイザー社やモデルナ社のRNAワクチンとは違うモダリティ(技術)で開発されているからです(図2)。

     私どもも、DNAワクチンをブースターワクチンに使えないかと考えています。例えば、ファイザー社のRNAワクチンを2回接種した人で中和抗体が減少した人に3回目、4回目をDNAワクチンで接種をする。メリットは安全性で、DNAワクチンではRNAワクチンのような発熱や倦怠感、疲労感などがほとんどありませんので、安心して接種してもらうことが可能です。その場合、2回目接種した後の抗体価以上に、3回目のDNAワクチンで元のレベルに戻れば、十分発症、感染、重症化予防効果が期待できるわけです。このような考えで、ブースターワクチンとしてDNAワクチンをはじめとする国産ワクチンを開発していくのは、どうでしょうか。

  • 高血圧DNAワクチン

    プラスミドDNA製法を用いたワクチンの1つとして、高血圧症を対象としたDNAワクチンの開発を進めている。

    2018年4月よりオーストラリアで第1相/前期第2相臨床試験(プラセボ対照二重盲検ランダム化比較試験、予定症例数24例)を開始し、2020年3月にすべての患者への投与を完了した。二重盲検下で6ヶ月間の安全性と有効性(血圧の低下等)を評価し、その後6ヶ月の非盲検下での長期安全性及び有効性を評価する試験となっている。

    同プロジェクトに関しては、投与後6ヶ月間の経過観察期間における中間報告を2021年2月に発表している。結果としては、重篤な有害事象は無く、安全性に問題がないこと、また、アンジオテンシンIIに対する抗体産生が確認できたとしている。現在は投与後12ヶ月間での安全性、免疫原生及び有効性に関するデータを纏めている段階にあり、纏まり次第公表する予定となっている。

    高血圧症に関しては市場規模も大きく、最終報告の内容が注目される。なお、高血圧DNAワクチンに関して、2020年6月に日本で、7月に米国でそれぞれ製剤特許及び用途特許を取得している。

  • 2021 年 8 月 24 日     国立大学法人東京医科歯科大学

    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科咬合機能矯正学分野の小野卓史教授と石田雄之助教および
    Li Kai 大学院生らの研究グループは、アンジェス株式会社、ホソカワミクロン株式会社との共同研究で、歯根が
    未完成の幼若永久歯を用いた再植治療に伴う歯根形成能の停止、歯槽骨との癒着、歯髄壊死等のリスクを防
    ぎ歯周組織の創傷治癒を促進するために、再植後の初期炎症のコントロールが重要であることに着目し、炎症
    を抑え歯周組織の創傷治癒促進に作用する PLGA ナノ粒子に封入した NFκB デコイを再植歯根表面に塗布す
    ることで、効果的に初期炎症を抑え、周囲歯槽骨の吸収および歯髄の石灰化を抑制し、歯周組織の治癒を促
    進することを明らかにしました。この研究は文部科学省科学研究費補助金ならびにアンジェス株式会社、ホソ
    カワミクロン株式会社、株式会社野村事務所の支援のもとでおこなわれたもので、その研究成果は、国際科学
    誌 Journal of Periodontology に、2021 年 7 月 28 日にオンライン版で発表されました。

    https://www.tmd.ac.jp/files/topics/55731_ext_04_2.pdf

  • 国産コロナワクチン、開発状況は? 塩野義にアンジェス…実用化に期待高まる
    8/24(火) 17:25 川北新報

    塩野義製薬が進めているのは、ウイルスの遺伝子情報からワクチンのもととなる物質(抗原タンパク質)を作る組み換えタンパクワクチン。海外ではインフルエンザワクチンなどで既に実用化されている。

     現在は3段階あるうち第1/2相(段階)の治験中。同社広報部は「21年度内の提供を目指し、大規模治験の詳細などを規制当局や関係省庁と調整中」という。予定では年間最大6000万人分の生産が可能になる見込みだ。

     大阪大発の創薬ベンチャー、アンジェスは「DNAワクチン」と呼ばれる新しいタイプを開発中だ。複製したウイルスのDNAの一部を体内に取り込んで免疫を作る仕組み。治験は国内で最も早い昨年6月に始まった。現在は第2/3相の治験中で他社より先行しているが、供給量や提供時期などは明らかにしていない。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/1c6516f4ce17fc00ac4270678435dcc28a8ee6f4

  • 国産ワクチン開発、アンジェスが「新たな治験」…ファイザー製と同程度の効果目指す  読売新聞オンライン     2021/07/27

    共同開発者の森下竜一・大阪大寄付講座教授によると、治験の第1段階で、感染を防ぐ中和抗体ができる割合が73%だった。しかし、米ファイザー製やモデルナ製と同程度の効果を得て製品化するには、投与量を増やすべきだと判断し、アンジェスが厚生労働省と協議して新たな治験を決めた。

    https://www.yomiuri.co.jp/science/20210727-OYT1T50226/

  • インド当局、世界初の新型コロナDNAワクチンを緊急承認
    2021年8月23日10:04 午前

    [ベンガル―ル 20日 ロイター] - インド規制当局は、同国後発薬(ジェネリック)メーカーのザイダス・カディラが開発した新型コロナウイルスワクチン「ザイコブD」の緊急使用を承認した。世界初のDNAワクチンで、12歳以上への接種が認められた。

    今回の承認で、12月までに対象者全員の接種を目指すインドのワクチン接種計画に弾みがつく。

    https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-india-cadila-health-idJPKBN2FO01V

  • 塩野義製薬の新型コロナワクチン 年度内の供給開始目指す 8/2(月) 毎日新聞

    塩野義製薬は2日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、効果を補強するために添加する「アジュバント(免疫補助剤)」を別の物質に変更し、新たに国内で初期段階(第1、第2相)の臨床試験(治験)を始めると発表した。有効性を高めるのが狙いで、年内に最終段階(第3相)の治験を始め、今年度中の供給開始を目指す。
     塩野義は、遺伝子組み換え技術を使った「組み換えたんぱくワクチン」の開発を進めており、今年中の供給開始も視野に入れながら、昨年12月から約300人を対象に国内で初期段階の治験を実施。安全性と有効性の確認を進めてきたが、中和抗体価(血液中の抗体の量)が十分に高くならなかったという。

    塩野義は、今月から少人数を対象に初期段階の治験を始める。その後、3000人規模で安全性・有効性を評価する治験を国内で実施。さらに、年内には最終段階の治験を始める構えだ。実用化済みのワクチンと効果を比べる試験を検討しているが、ワクチン確保に時間がかかる場合に備え、アジアやアフリカで偽薬を使った従来型の治験を行う準備も並行して進めるという。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/b0d753771dd775acd948724d1266b97acba94f67

  • 感染力とワクチンの効果で決まる攻防戦 ~変異株、インド株後も要警戒~ ―コロナを正しく恐れるー 7/30(金)   時事通信社

    国産ワクチンが必要な理由
     ただ、一方で、ファイザー社やモデルナ社のRNAワクチンがすぐに効かなくなるということはないと思います。その理由として、細胞性免疫というウイルス自体が増えている細胞をキラーT細胞により傷害し、除去する作用が、RNAワクチンにはあるからです。この作用は、我々が開発しているDNAワクチンやアデノウイルスベクターワクチンにもある一方、中国が開発した不活化ワクチンではありません。中和抗体による新型コロナウイルスの発症予防効果は、スパイクタンパク質の変異により弱くなりますが、細胞性免疫は変異株に対しても有効だと考えられています。中国の不活化ワクチンの接種が中心のインドネシアやペルーなどでの感染爆発は、こうしたワクチンの変異株に対する効果の違いによる可能性もあります。

     今後、我々が注意しないといけないのは、感染力が強いインド株などからワクチンの効果を弱くする、さらなる変異株の出現です。特に、日本株のようなものが出てしまいますと、ワクチン接種の効果を台無しにするだけでなく、貿易立国の日本が、外国より鎖国されてしまう可能性があります。そのようなことにならないように、一刻も早いワクチンの接種の推進と、万が一のための変異株に対応する国産ワクチンの開発製造体制の整備です。これから変異株がどのように推移するか分かりませんが、注視していく必要があります。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/6bfac6e0c2fbe131882a207e67760a2193f3a942?page=3

  • 2021 年 7 月 26 日 アンジェス株式会社代表者名  代表取締役社長 山田 英

    新型コロナウイルス DNA ワクチン: 高用量製剤での接種量を増やした臨床試験について

    新型コロナウイルス DNA ワクチンについて、現在行っている臨床試験に加えて、高用量製剤での接種量を増やした臨床試験を行うことになりましたことをご報告いたします。この臨床試験は、有効性としての免疫原性をより高めるための取り組みです。今回は、プラセボ(偽薬)を使用しない実薬のみの非盲検で実施いたします。また、接種方法として筋肉内接種と皮内接種を行います。この高用量製剤での臨床試験については、PMDA などの規制当局と協議の上、過日治験届が受理され、臨床試験を実施する施設での IRB(治験審査委員会)で承認されたことを受けて、このたび発表することといたしました。各臨床試験実施施設での準備が整い次第、安全性を確認しながら接種を進めます。

    【新型コロナウイルス DNA ワクチン高用量製剤の臨床試験概要】
     概要:健康成人志願者を対象とした、治験薬の安全性及び免疫原性の評価のための無作為化、非盲検試験
     目標症例数:400 例 接種方法 筋肉内 皮内 用量(1 回の接種における用量)
    2mg 4mg 8mg 1mg 1mg
    接種間隔と回数 2 週間隔 3 回 4 週間隔 2 回 4 週間隔 2 回 2 週間隔 3 回 4週間隔2回 合計接種量 6mg 8mg 16mg 3mg 2mg  症例数 80 80 80 80 80
     実施施設数: 関西および関東エリアの 6 施設

  • ベンチャー開発中の国産ワクチン 治験を初期段階から追加実施へ
    7/26(月) 18:14  毎日新聞

    大阪大発の製薬ベンチャー「アンジェス」(大阪府茨木市)は26日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、臨床試験(治験)を初期段階から追加で実施すると発表した。従来より投与量を増やすほか、新技術を用いた接種方法も加える。

    【承認ワクチン3社】接種間隔や年齢、有効性の違い

     同社は国内では最も早く昨年6月末から治験を始めていたが、「より有効性を高めるための取り組み」(広報担当)と説明している。最終段階の治験の開始は来年以降にずれ込む見通しだ。

  • 【独自】国産ワクチン実用化加速へ治験条件緩和…参加者数を数万人から数千人規模に縮小       7/16(金) 15:02

    新方式では、従来の方法の代替と位置づけ、参加者全員がワクチンを接種する。体内でウイルスを攻撃する免疫物質「中和抗体」が、既存のワクチンと同等以上にできるかどうかで判定する。発症の予防効果を調べるよりも、少人数で実施でき、短期間で効果を見極めることが可能になる。偽薬を使わないことから、参加者も集めやすくなる。ただし、まれに起きる副反応を確かめるため、数千人規模の参加者を確保する。

    厚生労働省は約30か国・地域と新方式について合意している。製薬会社は、この方式の治験で、国産ワクチンを海外でも承認を得て販売できるようになる。

     国産ワクチンの実用化を加速するため、政府は6月、研究開発や生産体制の強化に関する国家戦略を閣議決定した。世界トップレベルの研究拠点や、治験を実施するための拠点病院、製造施設の整備などを盛り込んだ。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/85c097024179fb2d1970d050c81df4fd6c861b3d

  • 【独自】ワクチン「緊急許可制」創設を検討…接種遅れ教訓に、欧米並み迅速審査
    2021/07/07 15:00  読売新聞オンライン

    政府は、新たな感染症のパンデミック(世界的大流行)への備えとして、未承認のワクチンなどの医薬品の使用を緊急時に認める制度の創設に向けて検討に入った。新型コロナウイルスワクチンの接種が欧米に比べて遅れたことを踏まえたもので、年内に計画をとりまとめ、来年の通常国会に関連法案を提出したい考えだ。

    https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210707-OYT1T50187/

本文はここまでです このページの先頭へ