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投稿コメント一覧 (1417コメント)

  • >>No. 963

    用量は今回の研究では固定されているかと思います。
    エーザイのアデュカヌマブは条件次第ということではなく、途中結果で見込みがないので中断したら、長期間の研究なのでその後も続々試験が終了したデータが集まるわけですが、そんな感じでデータを倍加したら1つの試験結果で主要評価項目で有意差が出てしまったというものです(もう1つは出ませんでした)。また2つの用量のうち最大用量でしか結果が出てないことについても多重比較補正はクリアしています。これは実験条件によって定めた用量でアサーシスの元々設定していなかった結果が出てから行った恣意的なグループ分けで結果が出たのとは異なります。
    途中まで見込み無しだったものが最後に有意になったのは、これはベイズ流の適応型デザインをとっていたこととも関係があるのかもしれません。

    2相試験というのが最適な実験条件を探るのも目標の1つであることを考えれば今回の結果においても本当にその条件が有望だったという可能性があるという風に考えてアサーシスも乾坤一擲の三相に挑戦したと思われますが、普通は統計的に造詣があれば、矢があたった後に4回的を動かしたからいい的にあたったと主張しているようなもので、決して大金をかけれるようなものではないと考えると思いますしそれが中外とファイザーが共に契約を解消し株価が急落した理由でしょう。
    また中外解消当時と脳梗塞2相状況はほとんど何も変わっていません。1年のフォローアップの結果をその後マルチステムは発表しましたが、15年3月に既にアサーシスは3か月の元々のターゲットとしていた期間のサブグループ解析で副次項目の1つのexcellent の結果がP値0.03で出たと主張していました(この発表後株価は3分の1になりました)。↓が15年4月17日のその時の発表です。
    添付図を見てわかるように中外との契約をうけて上がっていた株価はこの発表後3分の1になりました。
    https://www.globenewswire.com/news-release/2015/04/17/725567/10129418/en/Athersys-Announces-Results-From-Phase-2-Study-of-MultiStem-R-Cell-Therapy-for-Treatment-of-Ischemic-Stroke.html

  • >>No. 931

    中間結果というのはアサーシスによる微妙な表現でこの2相というのはもともと30日の結果が主要評価項目なんですよね。
    中外製薬は全員分の30日の解析で主要評価項目がP値0.8以上だったことを確認して契約を解消した形となっています。
    また炎症性腸疾患でアサーシスと契約を09年に結んでいたファイザーも14年に2相の主要評価項目未達成をもって15年に契約を解消しています。


    タイムコースをみると
    15年3月に中外製薬と契約、中外は一時金11億円を支払い。
    15年4月に2相の全員分の3か月の結果、主要評価項目未達成を発表
    15年10月に中外製薬は契約を解消というスピードコースでした。
    16年3月にヘリオスは契約を受け継いでいます。

    アサーシスは、この脳梗塞の2相の最初の主要評価項目は30日経過後におけるmRS≦2というものだったのですが、これを試験の途中に30日経過後におけるglobal recoveryというのに変更しています(clinicaltrialで確認できます)。
    このmRS≦2,30日という結果はP=0.93でした。

    最終的な主要評価項目30日経過後のglobal recoveryという指標はP=0.83でした。論文を見てみるとわかりますがですので結論はP=0.83で主要評価項目は達成されなかったと結論しています。

    ヘリオスがP=0.01と表現しているexcellent recovery,1年というのは①副次項目の②全員ではなく発症24-36時間後のサブグループ解析の③8割ほどが参加したフォローアップ解析の結果です。

    なお下のまとめをみるとわかりますが、主要なp値の変化はこの副次項目の使用とサブグループ解析により起こっていて1年後か3か月後かはさほど大きな違いはありません。

    当然こうした形で試験の途中で主要評価項目を変えた上にそれがP=0.83という結果で有意差が出たのがさらに副次項目のサブグループ解析だったので、アサーシスの結果はこのmultistemにかかわる過去の基礎研究の不正とあわせ一部方面から非常に強い批判を米では浴びていて、メガファーマにも契約を解消されたものと思われます。また米国人も当然、アサーシスがこうして次々にphase 2試験に失敗して2つのメガファーマに契約を解消されたことはよく知っているので時価総額が控えめなのかなと思っています。

  • 20年3月期の業績への影響は軽微なのは当たり前でしょう・・・。
    だって試験が成功しただけでこれからアンジェスやそーせいやジーエヌアイ、ジャパンティッシュ、サイバーダインなどの過去の例をたどるなら数か月して承認申請してさらに1年くらいしたら承認されるわけですから。
    でも前回の特許と同じく流動性の問題なのか、なかなか厳しい動きでしたね(^_^;。

    各地見た限りでは
    サイバーダインなんかと同じだと思うんですが薬ではなく機器を販売するって事がぴんとこないというような話もききましたし、
    ジャパンティッシュ、セルシード、セルソース(上場時から)で黒字化したときと同じだと思うんですが業績へ当面大きなインパクトがあるのかよくわからないという点もあったようです。
    62%の子会社という点もあるのか・・・。買収額自体が安値だった(本国でこれ以前の試験では苦戦していたためだそうです)ってことが気になるっていう意見もあるのか・・・。こうして材料で上下しつつ下値切り上げつつ水準訂正している途中なのか・・・。

  • 日本の権利を持つサイトリジャパンを買収したのですが、IRによると今後世界の権利も手に入れんとしようとしているようです。
    82万人の国内患者のうちどれくらいとりこめるかどれくらいの売上になるかということは全くの未知数だそうです。
    腹圧性尿失禁の現在の治療市場に関しては米国で男女合わせて1300億円ほどとみている文献がありました(腹圧性尿失禁に対応するコストが1兆4千億円、うち治療に使うコストは9%ほどとのことです)。Mid‐urethral sling operations for stress urinary incontinence in womenという論文にありました。
    前臨床研究の報告書を見てみると幹細胞が平滑筋に分化していることを示唆するデータも得られているようですね。

  • >>No. 841

    こんな感じのようです
    10年後の本承認後の日本のTBIの売上は400億を予想、営業利益はサンバイオ全体で220億のDCF法予想でした。
     業績予想をアップデートし、目標株価を 4,700 円へ引き上げ
     SB623 は外傷性脳損傷(TBI)を適応症として年内にも国内承認申請へ
     SB623 の市場浸透率を鑑みると、株価は織り込み済みの水準
    Action and catalysts
    SMBC日興証券(以下「弊社」)では、サンバイオ(以下「同社」)の目標株価を 4,100
    円から 4,700 円に引き上げる。同社株価は慢性期脳梗塞(Stroke)を対象とした
    Phase2b 試験結果公表以降では大きな変動は無いものの、直近でのカタリストとし
    て、SB623 の外傷性脳損傷(TBI)を適応症とした国内における製造販売承認申請の
    時期が近付いている。しかし、条件及び期限付き承認の下での各病院への浸透力を
    鑑みると、当イベントは株価に織り込まれているものと弊社では想定している。




    主な変更点は 3 点。(1) CPC(Cell processing Center)付き病院数から年間治療患者
    数並びに市場浸透率を推定した。患者母数は、TBI もしくは Stroke の潜在患者数で
    はなく、医療機関のキャパシティだと弊社では考える。また、TBI と Stroke治療数には
    カニバリズムが発生することも弊社では想定している。(2)各適応症状での成功確率
    を修正した。日米での TBI、Stroke の成功確率を変更した。日本での TBI は Phase2
    にてプラセボ比較試験にて統計学的有意差を検出できていることから 90%、米国で
    は Phase3 を実施する必要があるものと想定し 70%とした。また、Stroke は再度 Phase2
    を実施するものと想定し、成功確度は 60%とした。



    カタリストは、SB623 の TBI を適応疾患とした製造販売承認申請(2019 年末までと弊社では予想)、SB623 の TBI を適応疾患とした国際共同治験 Phase3 開始(2020 年半ばと弊社では予想)、大日本住友製薬による、SB623 の Stroke を適応疾患とした開発計画・経営的意思決(2020 年 3 月までと弊社では予想)。

  • >>No. 52

    要約は

    背景:失敗のリスクは限定的で、普及への道筋も明るい
    BSは新薬とは異なりそもそも開発成功率が高いことが知られているが、その中 でも当社のGBS-007はP3試験を実施中、かつ投与完了半年後の有効性のエン ドポイントを2019年8月にクリアしている可能性が高く、開発失敗のリスクは限定 的であろう。また、GBS-007は先発品からBSに切り替えることで、患者1人当たり 年間約10万円の患者負担軽減(医療費3割負担のケース)になるため、患者普及 も進むとみられる。一例として、BSへの切替えで医療費負担が年間約1,600円程 度減少するランタスBSでも、直近、2年間で約3割がBSに切り替わっており、患者 負担の減少はBS普及の強いインセンティブになりえる。
    注目ポイント:イベントの先に、まずは黒字体質を確立 まずは20年3月にも発表が見込まれるGBS-007のP3試験終了と、その後、20年 夏の承認申請が注目点となろう。承認取得と販売開始は22/3期とみており、パー トナーの千寿製薬への製品納入時に当社売上が立つことを踏まえれば、当社 は23/3期以降は安定黒字化するとみている。

    だそうです。

  • >>No. 38

    みずほ証券のレポートの内容ではないかと思います。
    レーティング自体はほとんど変わらないのですが、久々のレポートであったうえで、
    ルセンティスBSの三相はすでに成功しているのではとの見解を明らかにしています。主要評価項目が6カ月、安全性評価が12カ月で、6カ月はすでに大きく過ぎそのうえで会社が先日もQAに合った通り予定通り来年の承認申請の見方を明らかにしているからです。
    なお、このルセンティスBS日本は取分も多めに予想し、10年後のみずほのDCF法で半分以上を占め、全体で営業利益29年は80億とみる予想のうちの重要な役割をみずほの中では担っているようです。
    こちらに少し差し支えがなさそうな範囲で抜粋してみました。
    https://mobile.twitter.com/cjhiking/status/1194932329170341889
    改訂した増資やセルテク売りが出るのではとも大株主は売らないと確約を取り付けているともいわれていますが三相前でエンジンがかかりそうなかからなそうな波を描いてますねここは。。

  • 助けになるかは知りませんが、
    来年の追加増資があるのではないかとIRに聞くと
    現状では予定はないとのことです。計算すればわかると思うが(仲裁分を含めなくても)これで黒字化までの資金は足りているとの事です。
    足りているっていうなら別にはやめなくても資金は足りていますよねと突っ込んでしまいましたが・・・。

    発表した投資は総額92%の希薄化増資でしたがすでに70%はこなしているので、これまでこなした分を合わせると希薄化は17%程度ですね。年末年初という仲裁をなぜ待てなかったのかなあという気もしますが。それで10億でも20億でももらって株価が上昇すると、それと同時に残り足りない分を前倒しで調達しますとしちゃだめだったんでしょうかね。

  • >>No. 676

    利回りは3%程度ですが、貸株金利1%ついているのでそれを含めると4%にはなりますよね。

    なぜセグメントの営業利益の総和が連結の営業利益にならないのかー本体のHDの販管費が含まれてないから。
    失注の影響って1億ぐらいなのかーまあ、大体そのくらい。
    じゃあ、下期への期ズレはともかく1億失注して通期予想いけるのかー新規もあるし挽回がんばってる。

    そんな感じでした。

    といっても数十億の赤字のアンジェスが時価総額700億、承認時には1400億になったぐらいなので、
    同じ虚血肢の遺伝子治療やってるアイロムもそちらの進捗次第だと思うのですが、これが登録終了が来期になるようです。
    アンジェスは田辺に販売お願いしているので取分もそこそこですが、アイロムの方は自販体制ということなので大学への分?以外はフル寄与になるし、アンジェスのより軽傷相手なので市場規模も大きいかとは思うのですがなかなか終了が近づかないと動かないですね。
    あとアンジェスが目指している米国に関してはオーストラリアなど含めていい結果出れば見えてくるのではというような話でした。

  • >>No. 183

    楽天はこんな感じでした。証券口座によって違うのかも。

  • >>No. 177

    > 貸株金利はないですよ
    > 強制返却中になっていますから

    楽天はまだ金利年利2%がついているようです。
    3万株だと1620万円で日利890円なので、普段キャッシュポジションも多い方だしあまりデイトレもしないので、特に急いで換金する必要もなく、庶民としては、毎日の夜ご飯代金、あるいは書籍一冊分がタダでプレゼントされている計算なので、なかなかバカにできず。
    まあ、そんなみみっちい話しててもうかつなデイトレすると一瞬で50万とか失うわけですが。
    逆に野村の口座で毎日538円ですさまじい量買って即日TOBに応募して2円抜いている人もいるんでしょうか(手数料は信用で1日にできるだけ買って、現引きすると一番安いはず?)。538円、ましてや537円で値がついてるので、10万も買えば一回で手数料のぞいて2,30万もぬける計算ですが。

  • 補足説明きてました。
    ちゃんとHPにあげたものは全てメールで連絡ほしいですね。。

  • >>No. 963

    明らかに上場維持条件のためでしょう。
    翌年・翌々年の両方に売り上げが立つ形の契約に修正していただいたということです。
    絶対確実とはいえないが確実だと予想している高いハードルだとは認識してない安心できるマイルストン、だそうです。まあ、いずれこういう上場維持でもめるときがくるから最初からキャンバス、UMN、オンコセラピーのようにこうすべきだったと2017年の時から私は思ってましたよ。ストックオプション条件を満たせるように一度に7億の売上が入るようにした時点で経営陣の私欲が企業価値より優先して出てしまっており間違えでした。
    これで不確実性の高いマイルストンのため上場廃止の危機の売り煽り文句も使えないですね(笑)。

  • >>No. 922

    ちなみに、
    翌年、翌々年も条件は明らかにしなかったが、例えば主要評価項目達成がマイルストン条件だとは(そういう風な契約もあるだろうが)いわないとしていました(少人数だとそれはハードル高いと思うのでその点きいたのですが)。
    そして翌年、翌々年は絶対確実とまではいえないが、確実と予想し、難しいハードルではなく安心できるマイルストンだそうです。

  • >>No. 921

    確かにこの表現からすると、確実がマイルストンではなくマイルストン7億にかかると見る人もいたかもしれないですね。
    私は会社側に聞いて、レポートがいうとおり確実なのは認めましたが、7億が確実かその点をぼかしたので、twitterでも慎重に7億は期ズレしていると表現していましたが。

    2019 年の業績は、売上が約 10 億円の予想で当初予想比不変である。この中に
    は、ヨードコート軟膏の売上 2400 万円の他、年後半に入金されると確実視される
    Cipla 社からのマイルストーン収入約 7 億円とメガファーマからの開発協力金が含ま
    れるものとみられる。メガファーマとの開発協力金は、プロジェクトの進展次第で、今後変動する可能性があることには留意したい

  • >>No. 917

    いえ?
    私はもとより、アナリストはマイルストンが確実に入る見通しとは書いてありますが、1bで7億も入るのかな?という各所で拝見した意見も最もだとは思い確かに7億全部が確実見通しとはかいてないなとは思ってましたよ。会社側にその点確証得るために聞いたときも契約条件は明らかにしてないと慎重に回答されました。
    私のtwitterのつぶやきでも7億が期ズレしているとは書いていましたが、今回の試験後7億が入るとはその点、何度も留意して書いていません。
    例えば、契約時の条件が1b終了で2億、3相開始で5億であったのならば、上期に1bが終わらなかった時点で、レポートの時点では、2億だけ入ることにすでになっていたという可能性もありえたでしょう。

    >増資リスクが高まるは風説?はぁ?売上8割減、現預金大幅減少
    増資リスクが高まるが風雪とはいってないですよ。毎年高まるが風説だといっています。勝手に改変しないでください。

  • アナリストレポートはマイルストンが確実といっていてマイルストンは確実に入りましたよね。
    この場合、マイルストンが入らないかのごとくデタラメを並べて売り煽って案の定、間違っていたのは売り坊さんでしょう。

  • 残り1年内の増資のリスクが増えたって意見は確かでしょうが、上場廃止のリスクが高まったってのは明らかに嘘ですよね。

    今期一括してもらえてストックオプション条件を満たすはずだった7億円を翌期と翌々期に分割したんですから。
    今期全部貰ってあとは三相終了までマイルストンが入らないはずだった方が明らかに上場廃止リスクが高まっていたに決まっています。これは私ももともとIRにシプラのマイルストン条件の契約を修正してもらうべきだと伝えていました(以前はそれは難しいと思われるといっていましたが)。
    一応確認しましたが、翌年か翌々年にずれこむのではなく、翌年及び翌々年の両方にマイルストンが入るように契約を修正してもらったと、これで今後2年の売上1億円問題の対策売上は確保できたということです。
    2相試験は少人数対象にどの用量が最適かを探る半年程度の簡便な試験なのでもとより失敗しようがない試験でしょう。
    2相試験終了を翌年、三相開始を翌々年のマイルストンにするならあと2年は売上問題で心配する事はないかと思います。

    あとは株価は予定通りアルツハイマー、オキシコドンを今期次の試験に進められるか、武田は来季こそ大丈夫なのか、リドカインは無事来年上期には承認申請できるか、そこらへん次第でしょう。

  • 表皮水泡症
    この病気の患者さんはどのくらいいるのですか?
    世界的に10~20万人の人口にひとりの割合で患者さんがおられます。人口が約1億人の日本国内には、約500~1000人の患者さんがおられると予想されます。

    一応みずほ証券の現在のDCF法による売上予想では、最終年度でJCRファーマの売上全体の0.16%(371億のうち、6200万円)がこのテムセル表皮水泡症適応からの売り上げとされていました。

  • インドネシアは初ですね。東南アジア最大市場。
    交渉中っぽい?地図にはアメリカEUブラジルロシアとともにありました。

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