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(NEXT FUNDS) 日経ダブルインバース上場投信【1357】の掲示板 2015/12/08〜2015/12/17

アメリカ株式市場は、過剰な自社株買いにより割高になっている。
よく聞く話です。
現時点においては、おそらく正しいでしょう。
しかし、アメリカ企業は長い目で見れば、利益と純資産を増やしている。
よって、永久には割高ではない。

では、日銀による日本国債の「自社株買い」はどうなのか?
果たして、日銀によって異常な割高価格に引き上げられている日本国債は「リスクスフリー資産」と言えるのか?
そして、円は「安全通貨」なのか?
全く逆でしょう。
日本国債ほど割高な金融資産は歴史上見当たりません。
そして、円の価値・信用を裏打ちしている日本国債が異常な割高ということは、円も割高ということ。
それに市場が気付いた時に、雪崩のような逃避が始まる。
もちろん、日銀はその流れを止めることは出来ない。
無理やり止めようとしたら、今の中国あるいは1992年の英国のようにヘッジファンドから血祭に上げられるだけ(そして、実際、そうなる可能性が高い)。
どこの国でもそうだが、「政府」は、市場から見たら「10代の少年のような根拠のない万能感」に溢れていて、かつ、歴史から学習しないし出来ない。
結果、同じ過ちを繰り返すばかり。

経常収支も財政収支も黒字で、民間企業の競争力も強力なスイス。
スイスフランとスイス国債は真の安全資産と言っていいでしょう。
しかし、日本国債と日本円は全くもって安全なんかじゃありません。
むしろ超危険資産。
日本人は早く金に逃げた方がいい。
金利の付かない金が嫌なら、衣食住などの生存に確実に必要な企業の株式を買うことをお勧めしますね。
日本人にとっては、今後50年間を見据えた場合、今は、資源や農産物を生産する企業の株式の期間限定のバーゲンセール中。
向こう1年などの短いタイムスパンで、ものごとを考えるべきではないですね。
XOMもBHPもPOTもMONも全て買いです。
集めてる人は今、こっそり集めているはずです。