(株)石川製作所【6208】の掲示板 2024/04/18〜2024/05/12

2024年5月5日、レバノンのナジブミカティ首相は、難民を自国に留め置く目的でヨーロッパから賄賂が贈られているという話は「真実ではない」と述べ、「起きているのは、偽りの口実と言いがかりのもとに、政府のあらゆる解決策を妨害しようとする悪意ある試みだ」と指摘した。

国営通信が4日土曜に報じたミカティのメディア事務所の声明によると、「2日前に欧州委員会のウルスラフォンデアライエン委員長とキプロスのニコスクリストドゥリデス大統領がレバノンを訪問し、欧州からレバノンへの10億ドル相当の支援が発表されて以来、"欧州連合（EU）はレバノンに賄賂を提供し、シリア難民をレバノンの土地に留め置こうとしている "というタイトルの政治メディアキャンペーンが展開されている」という。また、「政治家、ジャーナリスト、メディアは、本能や感情をかき立てるため、あるいは大衆の競争心から、あるいは単に政府のいかなる一歩も成果も認めないために、このキャンペーンに参加している」とし、「これらの政治キャンペーンの中には、レバノンの外交の真剣さと責任感を損なうような皮肉めいた口調を使うものもある」と指摘した。また、「難民をレバノンの土地に留め置くために欧州がレバノンに賄賂を贈ったという話は事実ではなく、この無償供与は決して条件付きではなく、レバノン側が確立された無償供与の受け入れ手続きに従って承認したものであることが確認されている」と強調した。彼は「欧州委員会委員長とキプロス大統領がレバノンを訪問した際に発表された、欧州連合（EU）がレバノンのために承認した10億ユーロの支援策については、首相は、それがレバノンおよびレバノン国民のみを対象とした無条件の支援であり、保健、教育、社会保護、最も困窮している家庭への支援に加え、陸上国境を管理し、装備や物資を強化するための総合治安部隊や国内治安部隊といった軍隊や治安部隊への支援も含まれていることを改めて明言する」また、「レバノンの様々な構成要素間の誠実な協力と、この問題における政府の明確かつ包括的な方向性を支持するレバノン側の立場の必要性を包括的に理解することが、この問題に対処するための唯一の利用可能な道である」と指摘した。