手数料比較におすすめ 証券会社取引手数料ランキング全106社

取引手数料ランキングを参考に選ぶのがおすすめな人

デイトレードをする人や投資初心者は、取引手数料ランキングを参考にして証券会社を選びましょう。取引手数料は売買をするたびに発生します。取引回数が多くなるほど手数料がかさみ、収益を圧迫する可能性があるので、なるべく手数料が安い証券会社を選びたいところです。

とくに1日の間に何度も売買を繰り返すデイトレードでは、取引手数料が高いと負担が大きくなることも。また、資金に限りがある投資初心者の場合は、多くの株数を買えないこともあるはずです。基本的に保有株数が少なければ利益も少なくなるため、手数料が高くつくと手元に利益がほとんど残らないケースも出てくるでしょう。

その点、手数料が安い証券会社なら取引コストをそれほど気にする必要がないので、相場の状況に合わせて柔軟に取引を進められます。

ただし、手数料だけで証券会社を選ぶと使いにくさを感じることも。取扱銘柄の種類・ツール・NISA対応などを総合的に加味して自分に合った証券会社を選んでください。なお信用取引・単元未満株の取引などは、現物取引と違った手数料体系が適用される場合があるので、公式サイトであらかじめ確認しておきましょう。

手数料の安さで選ぶなら対面証券よりネット証券がおすすめ

手数料の安さを重視するなら、対面証券よりもネット証券のほうがおすすめです。

対面証券は、銘柄選びや運用の相談など手厚いサポートを受けられるのが魅力。しかし、人件費や運営費がかかるぶん手数料は高くなりがちです。ネット証券では対面サービスを提供するコストがかからないので、手数料は安く設定される傾向があります。

たとえば対面証券を利用する場合、1回の取引で数百〜数千円の手数料がかかることも。ネット証券なら無料〜数百円で済む可能性があるので、運用コストを抑えたい人にはネット証券がおすすめです。

手数料体系にも注目。投資額に合わせて1約定制or1日定額制を決めよう

国内株式の手数料体系は主に2種類あるため、投資額や取引回数を考慮してコースを選びましょう。主なコースには、1回の約定代金に応じて手数料が決まる1約定制と、1日の約定代金の合計額で手数料が決まる1日定額制があります。約定代金が同じ金額でも手数料が変わる場合があるので、どちらのコースを選ぶかは重要です。

基本的に少額取引が中心なら1日の合計約定金額が小さくなるため、1日定額制を選んだほうがコストを抑えられるでしょう。反対に、1回の取引金額の合計が100万円を超えがちだったり1日の取引回数が少ない人は、1約定制のほうが有利になる可能性があります。取引スタイルや利用する証券会社によってどちらがお得になるのかは変わるので、具体的にシミュレーションしてみてください。

なかには手数料体系が1種類のみの証券会社もあるため、どのようなコースがあるかも確認しておきましょう。また、取引の金額・回数に関係なく取引手数料が無料の証券会社も存在します。取引手数料を抑えたい人は、取引手数料がかからない口座を開設しておくのもひとつの手です。

取引するたびにポイントが貯まる証券会社も。ポイントの交換方法も要チェック

取引するたびにポイントが貯まる証券会社もあるので、少しでもお得に取引したい人はポイントサービスの内容をチェックしておきましょう。

貯まるポイントやポイントの交換先は証券会社によって違いがあります。現金に交換したり株式の購入資金に充てたりできる証券会社なら、還元されたポイントを再投資することで投資効率がアップするでしょう。

ただし投資額ではなく、あくまでも取引手数料の数％分しかポイント還元されない点には注意。クレカ積立や投資信託の保有によるポイント還元サービスと比べると、ポイントは貯まりにくいといえます。選択する手数料コースによってはポイントがまったく貯まらないこともあるので、ポイント還元率や付与条件などをよく確認しておくことが大切です。