最近株取引を始めましたが、「一般口座」で数回取引をしたあとに、確定申告に手間が掛かることを知り、「特定口座の源泉徴収あり」を新たに開設し、以降はすべて「特定口座」で取引しようと考えています。その場合、「一般口座」で既に行った取引分（20万円以上利益がでた場合）の確定申告さえ行えば、追加で開設した「特定口座」分の取引は申告しなくてもいいの（または簡素化される）でしょうか？それとも、いったん「一...

「特定口座の源泉徴収あり」を開設しても、証券口座自体は1つであり、その中に一般口座と特定口座が併存するだけです。「特定口座の源泉徴収あり」には「申告不要」という制度があり、納税者が自由に選択できます。確定申告に「特定口座の源泉徴収あり」の口座の分を書かなかったら、自動的にその特定口座の分は申告しないことを選択したということになります。書いたら、申告することを選択したことになります。簡素化されたいのならば、確定申告に書かなければそれで良いです。最初からなかったものとして良いです。年の途中から開設してもこの制度は有効です。残る一般口座の取引の分はそういう制度はありませんので、サラリーマンならいわゆる20万円を超える場合は申告の義務があります。＞その場合、「一般口座」で既に行った取引分（20万円以上利益がでた場合）の確定申告さえ行えば、追加で開設した「特定口座」分の取引は申告しなくてもいいの（または簡素化される）でしょうか？申告しなくてもいいです。＞それとも、いったん「一般口座」でその年に取引開始してしまったら、その年度内の取引の全ては口座に関わらず、確定申告の対象になるのでしょうか？そういうことはありません。一般口座の分だけの確定申告で良いです。

私もこの２月に一般口座から特定口座（源泉なし）に変更したものです。その際SBI証券から送られてきた変更書類には源泉ありと源泉なしの選択欄があったので、当然源泉ありも選択可能です。現在の取引は特定預かりと表示されてますので、特定口座扱いなのは間違いありません。つまり年の途中でも変更できると云う事です。しかし一般で買付した株は移動できませんので、一般で売付となります。通常は特定（源泉あり）なら取引の都度税が源泉徴収されるので、申告は不要ですが、一般と特定の２口座が併存する本年は過渡期として一般と特定の合計が２０万以上なら申告の必要があります。何故なら給与以外の副収入が２０万以下なら申告免除なので、副収入として２０万以上あるのなら申告が必要です。一般が１０万でも特定が２０万なら３０万で申告の義務が生じます。その際一般の１０万は申告しますが特定の分はすでに税金が源泉徴収されているから、申告不要です。もし特定で損失がでた場合一般と損益通算して税額を減らす事が出来るので合計して確定申告します。また損益通算して損失だけの場合も損失を繰越し翌年の利益が出た時のため、やはり確定申告しておきます。申告の際、一般の取引報告書と特定の年間取引報告書を添付します。

言われていることは正しいですが、SBI証券で複数の口座が持てるかどうかは分かりません。＞いったん「一般口座」でその年に取引開始してしまったら、同じ番号で口座の種類を変更するということなら、今年一度でも売却していれば、今変更依頼をしても変更は来年からです。しかし、一般口座には特定口座にある取得価額がありません。それを証明する書類をSBIに渡さないといけないと思います。