四国電力(9507)の株価チャートは、長期的な上昇トレンドを維持しつつも、短期的には年初来高値(2,298.5円)からのスピード調整(押し目形成)の局面にあります。10月16日の終値は2,150円となっています。
📈 テクニカル分析と注目ポイント
• 長期トレンド(日足・週足): 強い上昇トレンドを維持
2026年年初の1,500円台から右肩上がりの推移が続いており、9月17日には10年来高値となる2,298.5円を記録しました。現在はそこからやや値を下げていますが、依然として長期の移動平均線は上向きであり、上昇トレンドの構造は崩れていません。
• 短期トレンド(日足移動平均線との位置関係):
直近では25日移動平均線(2,100円〜2,120円付近)が強力な下値支持線(サポート)として機能しています。10月上旬に一度2,053.5円まで押し込まれたものの、25日線付近でしっかりと買いが入り、2,150円台まで下値を切り上げてきています。
• 上値・下値の目処(レンジ):
• 上値抵抗線(レジスタンス): 2,250円〜2,300円(年初来高値圏が意識される厚い壁)
• 下値支持線(サポート): 2,100円、および2,050円(ここを割らない限り強気目線をキープ)
📊 需給・ファンダメンタルズ面からの補足
• 信用需給は極めて良好:
直近の信用買残は26万4,100株と大幅に減少(-12万株超)しています。高値圏の銘柄にありがちな「個人投資家のシコリ(将来の売り圧力)」がほとんどなく、需給が軽いため、地合いさえ良ければ上値へ滑らかに動きやすい特徴を持っています。
• PER・PBRの割安感:
予想PERは約8.0倍、PBRは0.92倍近辺と、株価が上昇した今でもなおバリュエーション的な割安感が残っています。東証のPBR1倍割れ是正期待も中長期の下支えになります。
• 直近の材料とイベント:
11月からの電気料金値上げや、AIを活用した燃料調達コスト削減などの好材料がある一方、10月30日に中間決算の発表を控えています。
💡 結論:今後の売買戦略
• 中長期・押し目買い狙い:
現在の2,100円台前半〜2,150円あたりは、25日移動平均線にサポートされた非常に理想的な「押し目(買い場)」の形をしています。
• 短期売買:
10月30日の決算発表(次回決算)に向けて思惑で動きやすいため、決算直前のボラティリティ上昇に注意が必要です。手堅く行くなら、直近高値である2,200円を再び上抜けていくのを確認してからの順張りがお勧めです。