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金融資産1億2,780万円「就職氷河期世代の危機感から独学で経済を学んで億り人に」
バブルが崩壊し、就職氷河期世代(ロストジェネレーション)に社会人になったデグーさん。収入は上がらないどころか、ついにはボーナスもカットになってしまいます。「このままでは将来が立ち行かなくなる」と考えた結果、金地金の1キロバーを購入するという大胆な行動に出ます。その後、株式投資をスタートし、住宅ローンなどの借金を超えるリターンを獲得。『億り人』の仲間入りを果たします。常に頭に描いていたのは「マネタリーベース」の推移でした。自分が描いたシナリオと独自の分析に基づき、1億円を手にしたデグーさんにお話を伺いました。
情報提供元:AllAbout 編集部
<「億り人までの道のり」取材協力のご依頼> Yahoo!ファイナンスVIP倶楽部会員限定の連載企画、「億り人までの道のり」であなたの投資エピソードをご紹介させてください。本記事は株式会社オールアバウトが取材・制作を行っています。本連載への取材・出演にご協力いただける方は、こちらのフォーム(外部サイト)よりお問い合わせをお願いします。
現在の資産状況
■世帯年収 約1,000万円
本人 800万円
妻 約200万円
■金融資産 1億2,780万円
現預金 20万円
リスク資産 1億2,760万円(内元資金は3,600万円程度)
・株式 1億100万円(25銘柄)
・金(ゴールド) 2,590万円
・その他 70万円
※リスク資産は2026年2月14日時点の評価額
貯金は500万円。老後破綻への恐怖が投資の原点
1990年代後半に社会人となったデグーさん。当時の社会情勢は日本経済のバブルが崩壊し、就職氷河期世代(ロストジェネレーション)と言われるまさに暗黒の時代でした。なんとか就職は出来たものの収入は伸び悩み、このままでは将来が立ち行かなくなるという危機感が、投資を意識するきっかけとなったそうです。
そんなデグーさんが最初の投資に踏み切ったのは2009年のこと。会社と労働組合から約300万円を無利息で借り入れ、大胆にも金地金の1キロバーを購入します。
「当時、働いていた会社が赤字続きで、ついにはボーナスがカットされてしまいました。その代替策として会社側が提示してきたのが、社員への無利息での貸し付けでした。これを利用し、会社と労働組合から約300万円を借り入れて金地金を購入しました。金地金に投資したワケは、『米ドルが崩壊する』という話を行きつけのバーで聞いたからです。
リーマンショック後の2009年は、米国がQE(量的緩和)を行なっており、大量のマネーを市場に供給していました。米ドルの流通量が増えるためドルの価値は下がり、外国為替市場では1ドル=84円台をつける円高となっていました。日経平均株価も7,000円台を推移しており、安全資産の金(ゴールド)への注目度が高まっていた時期です。当時の金価格は1グラム=2,860円でしたので、1キロで286万円の投資です」
思惑通りに金価格が上昇したこともあり、翌2010年にも借り入れを活用して1キロバーを追加購入。手応えを得たデグーさんはこの頃から、「このまま米国が金融緩和を進めていけば、現金の価値は中長期で目減りする」という確信のもと、生活費3カ月分を除いた現金をできるだけ持たない方針を固め、2011年には株式投資をスタートさせます。
現在のポートフォリオは株式が6割超。評価額上位5銘柄は以下の通りです。
※評価額及び株価は2026年2月14日時点
株式投資を始めた日から今まで『億り人』への分岐点はどこにあったのか。ここからデグーさんの投資遍歴を追っていきます。
『億り人』への分岐点は「現金は持たない」こと
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2026/06/11更新