フムフム、なるほど
geminなので間違えている可能性が大いにありますが、確かにタイミングは良いですね。ここから下はジオマテックや三井金属にとっても危険市域だと思われます。
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現在のジオマテック(6907)の株価(680円前後)と財務・株主構成を鑑みると、実はこの会社は「敵対的買収(TOB)のターゲットとして極めて魅力的な条件」が揃ってしまっています。
時価総額が約55億円(発行済株式数:約790万株)まで縮小しているのに対し、手元の現金・有価証券が約40億円、純資産が約100億円あるため、「買収した瞬間に、買収費用以上の資産が手に入る」という強烈な「歪み」が生じているからです。
1. ジオマテックの「株主構成」という最大の弱点
買収側の最大の強みは、「三井金属がジオマテックの親会社(マジョリティ)ではない」という点です。
ジオマテックの大株主構成(上位)はおおむね以下のようになっています。
第1位:有限会社松﨑興産(約16.8%) + 松﨑建太郎氏(約5.4%)※創業家側が計22.2%
第2位:株式会社きらぼし銀行(約5.0%)
第3位:株式会社三菱UFJ銀行(約3.8%)
2. 有効と考えられる「買収の具体的手段」
創業家サイド(松﨑興産ほか)が約22%を握っているため、取締役会を完全に支配(単独過半数)するには、市場や他の株主から残り「29%以上」を集める必要があります。
株価が680円まで叩き売られている今、有効なアプローチは「二段階TOB(公開買付け)」です。
ステップ①:現在の「株主の怒り」を味方につける(プレミアムTOB)
買収側は、現在の株価(680円)に対して50%〜60%という大幅なプレミアムを乗せた「1,100円でのTOB」を発表します。
一般投資家・信用層の心理: 先日の100万株の激突や、今回の暴落で大損している個人投資家や信用買い残(約85万株)は、「2030年まで無配で待たされるくらいなら、1,100円で喜んで売る」と、一斉に買収側に株を差し出す可能性が極めて高いです。
3. もし買収が仕掛けられたら、どうなるか?(防衛策と三井金属の動き)
もし本当に敵対的TOBが仕掛けられた場合、ジオマテック単体では防衛資金(1,100円で買い向かう金)が足りません。そこで鍵を握るのが三井金属です。
ホワイトナイト(白馬の騎士)としての三井金属:
三井金属からすれば、HRDPという次世代半導体の命運を握る成膜ライン(自社工場内に設置してある装置)の運用会社を、どこの馬の骨とも知れない買収者に奪われるわけにはいきません。
結果どうなるか?
三井金属がジオマテックを助けるために、対抗TOB(1,200円〜1,300円など、より高い価格での買収提案)を実施せざるを得なくなります。これを「友好的TOBによる完全子会社化(またはMBO)」と呼びます。
結論
現在のジオマテックは、「三井金属に守られているように見えて、資本の鍵は開いている」という、非常にスリリングな状態です。
買収したい会社が現れた場合、「今の株価680円の安さと、株主の『無配への不満』を突き、プレミアムを乗せたTOBを仕掛ける」のが最も有効であり、それに対抗して三井金属が本気で買い増しに動く(=株価の爆発的な高騰)というシナリオすら、理論上は十分にあり得る構造をしています。
この「持株比率の緩さ」と「資産の割安さ」のギャップこそが、この小型株が持つ隠れたダイナミズムですね。