研究機材と量産機材は違う。しかし元々は研究機材メーカーだった会社が量産機を作り、投資家に成長企業と評価され、1兆円規模になった会社もある。1兆円といわずとも、数千億ならわりとある。研究機材はつまるところ、種まきと同じ。量産するとパイプが多いほうが売り上げを伸ばしやすい。その点ではエヌエフはクリアしている。技術力も確か。
本気で成長企業となるには、パワー半導体、次世代電池、そして量子コンピュータの分野いずれかでの量産装置作成と販売が勝負になる。注意点は、研究→試作→量産。このサイクルが10年かかること。
また、100億円規模しかないエヌエフは将来TOBされるのでは?と思う投資家もいるだろう。確かに可能性はあるが、エヌエフの機材は研究向け(ユニーク)で、それを直接的に量産するのは難しい。なので、技術は確か、業績も黒字で良い会社ではある、しかし買収しても結局は量産に追加コストがかかる。だからあえて買収しない。というのが大企業の本音なのかもしれない。
また、エヌエフの顧客(大学や研究機関)には研究費の上限があり、その範囲内で機材を買う。これもエヌエフの利益が伸びにくい一因。やはりエヌエフは海外企業と技術提携したり、量産に向けて取り組んだり、海外の大学等にも機材を買ってもらって市場規模を大きくするしかない。現状の投資家判断は、研究向けの機材を作るニッチな小型企業、止まり。その認識が変化した時、成長企業、やがては大企業の仲間入りとなる。
……なるほど、夢はあるよな。
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