2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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さくらインターネット株式会社の当第３四半期連結累計期間は、GPUクラウドサービスの開始やクラウドサービスの成長により、売上高213.97億円(前年同期比36.6％増)、営業利益25.85億円(前年同期比476.3％増)と大幅な増収増益となりました。公募増資による180.52億円の資金調達を行い、GPUクラウドサービス等の設備投資を積極的に実施しています。
主な事業セグメント
さくらインターネット株式会社の主な事業セグメントは、クラウドサービス、物理基盤サービス、GPUクラウドサービス、その他サービスです。クラウドサービスとしてさくらのクラウド、さくらのVPSを提供し、物理基盤サービスでは専用サーバサービスを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の売上高は213.97億円(前年同期比36.6％増)となりました。営業利益は25.85億円(前年同期比476.3％増)、経常利益は24.88億円(前年同期比678.3％増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16.42億円(前年同期比440.2％増)と大幅な増収増益となりました。主な要因は、2024年1月から開始したGPUクラウドサービスの売上計上やクラウドサービス売上の順調な成長によるものです。
貸借対照表の変化
総資産は770.92億円(前期末比155.1％増)となりました。主な要因は、公募増資による現金及び預金の増加、GPUクラウドサービス等向けのサービス機材調達による有形固定資産の増加です。負債は481.83億円(前期末比130.5％増)となり、主にサービス機材に係る借入金、設備関係未払金の増加によるものです。純資産は289.08億円(前期末比210.1％増)となり、公募増資による新株発行に伴う資本金、資本剰余金の増加が主な要因です。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は32.91億円(前年同期比45.6％増)となっています。また、公募増資により180.52億円の資金調達を行い、GPUクラウドサービス等の設備投資に充当しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想を上方修正しました。売上高310億円(前期比42.0％増)、営業利益34億円(前期比284.4％増)、経常利益32.5億円(前期比325.3％増)、親会社株主に帰属する当期純利益21億円(前期比222.2％増)を見込んでいます。GPUクラウドサービスの早期提供とクラウドサービスの強化により、付加価値の高いサービスの売上増加を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金予想は4円となっています。前期の1株当たり配当金実績は3.5円でした。
注意事項
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