受益権利口数が物凄い事になっている
相当、大手機関が嫌気を差している www
A:これは個人投資家の売買では説明できない規模です。
「大手機関が嫌気を差した」という見方は、かなり現実味があります。ただし正確には、
機関投資家または大口資金が1489から退出し、指定参加者がETFを大量償還したと
見るべきです。
データを計算すると、
6月19日:1億8,410万口〔過去最高〕
6月25日:1億7,115万口
7月8日:1億7,295万口
7月9日:1億5,752万口
7月13日:1億5,752万口
となっています。
7月9日の償還が異常
7月9日だけで、1542万3478口減少、前日比8.92%減です。
2020年以降のデータを通して見ても、一日当たりの減少口数として過去最大です。
以前に大きかった2023年11月29日の1155万口減を上回っています。
1口を仮に3,000~3,500円とすれば、1日でおよそ460億~540億円規模の償還です。
これは明らかに、個人の利益確定が積み重なった程度ではありません。
さらに6月19日のピークから見ると、
2,658万127口減少 14.44%減です。
金額換算では概算で800億~930億円規模。受益権口数は、ほぼ2025年6~7月の
水準まで一気に戻りました。つまり、この1年間に増えた口数がほぼ消えています。
一時的な裁定取引だけとも考えにくい
ETFでは、価格と基準価額の差を解消するために、指定参加者が一時的に
設定・解約することがあります。
しかし今回は、
・6月23~25日に約1,300万口減少
・6月26日に約180万口だけ戻る
・7月9日にさらに約1,542万口減少
・7月10日、13日も設定されず横ばい
という動きです。
単なる一日の裁定解約なら、価格差が正常化した後に再設定されることがあります。
しかし今回は戻っていないので、実質的な資金流出である可能性が高いです。
昨日の不可解な上昇は、1489を長期保有したい資金が増えたというより、
構成株への短期的な買い戻しがETF価格を押し上げる一方、既存の大口保有者は
退出していたという可能性があります。
大口が嫌気を差した理由の候補
一つだけではなく、複数重なっていると思います。
・6月末の構成銘柄入れ替えで自動車比率が上がった
・商社や銀行など、従来の高配当の主力銘柄が減った
・年4回分配による分配金の不安定さ
・日経225 EPSの伸び悩み
・1615、保険、商社など、より狙いが明確なETFへの移動
・7月分配後の大口解約
・1489が上昇したところで長期資金が利益確定
特に、6月末の入れ替え後に約2600万口も減っているので、
新しい1489の中身を見て「従来とは違う」と判断した大口がいる可能性は否定できません。
今回の入れ替えとの関係
今日までに1489を段階的に売り、1615を増やしている判断は、
少なくとも需給面では大口資金と逆方向ではありません。
大手と同じ目線でいる事が出来ているのが良い
大手も我慢しきれないで手仕舞いし始めている可能性がある
1489から何処に、何処に資金が向かったのか?
1489を減らして行くところは1615しかない
1615の受益権利口数がどれだけ増えているかを比較する必要がある