日経平均は88円程度高、買い先行後はもみ合い商状に=9日前場

5/9 10:07 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
AGC5,487+85
クレセゾン3,405+55
オリックス3,419+74
第一生命H4,207+67
東京海上H5,429+99

 9日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前日比88円程度高い3万8290円前後で推移。きのう8日に大幅下落した反動で買い先行スタートした。午前9時20分には、同152円55銭高の3万8354円92銭を付けている。その後は、手がかり材料に欠けるなか、もみ合い商状となっている。現地8日の米国市場では、利下げへの期待感が継続し、NYダウが6日続伸した一方、ナスダック総合指数は続落するなど、まちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比215円高の3万8425円だった。

 業種別では、33業種のうち26業種が上昇、7業種が下落している。クレセゾン <8253> 、オリックス <8591> などのその他金融株や、第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株が上昇。AGC <5201> 、特殊陶 <5334> などのガラス土石株や、信越化 <4063> 、花王 <4452> などの化学株も高い。ヤマハ <7951> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、伊藤忠 <8001> 、三井物 <8031> などの卸売株も堅調。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、ニッスイ <1332> 、マルハニチロ <1333> などの水産農林株もしっかり。一方、郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> などの海運株や、東電力HD <9501> 、東ガス <9531> などの電気・ガス株が安い

 個別では、コーセー <4922> 、長瀬産 <8012> 、USS <4732> 、アルプス物 <9055> 、中部鋼鈑 <5461> などが上昇。半面、レノバ <9519> 、ヤマトHD <9064> 、ローム <6963> 、コカコーラ <2579> 、世紀東急 <1898> などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時3分時点で、1ドル=155円台の半ば(8日は155円32-34銭)、1ユーロ=167円台の前半(同166円79-83銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:5/9(木) 10:07

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