13日前場は日経平均株価が、前週末比14円48銭高の3万8243円59銭と小幅続伸。TOPIX(東証株価指数)は同0.18ポイント安の2728.03ポイントと3日ぶりに小反落した。朝方は、前週末10日の上値の重さが尾を引き、売りが先行。日経平均は一時260円近く下げ、5営業日ぶりに心理的なフシ目の3万8000円を割り込む場面もみられた。ただ売り一巡後は、下げ渋る動きをみせ、株価指数先物にややまとった買いが入ったことをきっかけに上げ転換。午前11時25分に同44円29銭高の3万8273円40銭を付けた。東証プライム市場の出来高は10億1361万株、売買代金は2兆3774億円。騰落銘柄数は値上がりが755銘柄、値下がりは844銘柄、変わらずは47銘柄だった。
業種別では、33業種のうち11業種が上昇、22業種が下落した。タカラトミー <7867> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、オリンパス <7733> 、HOYA <7741> などの精密機器株が上昇。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株や、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株が高い。KDDI <9433> 、ソフバンG <9984> などの情報通信株や、AGC <5201> 、TOTO <5332> などのガラス土石株も堅調。日本紙 <3863> 、レンゴー <3941> などのパルプ紙株や、アドバンテス <6857> 、キーエンス <6861> などの電気機器株もしっかり。一方、三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、大林組 <1802> 、大和ハウス <1925> などの建設株、東電力HD <9501> 、東ガス <9531> などの電気・ガス株が安い。
個別では、ユニプレス <5949> 、長野計器 <7715> 、メイコー <6787> 、あすか製薬H <4886> 、ヨータイ <5357> などが上昇。半面、ミツバ <7280> 、パイオラクス <5988> 、JCRファマ <4552> 、クオールHD <3034> 、ディアライフ <3245> などが下落した。
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最終更新:5/13(月) 11:59
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