日経平均は1011円安と大幅反落、今年最大の下げ幅で3年2カ月ぶりの大きさ=19日後場

4/19 15:26 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
SUMCO2,386.5+14.50
ディスコ46,490+370.00
SMC82,670-240.00
アドテスト5,107-35
東エレク35,010+70

 19日後場は日経平均株価が、前日比1011円35銭安の3万7068円35銭、TOPIX(東証株価指数)が同51.13ポイント安の2626.32ポイントといずれも大幅に反落して取引を終えた。日経平均は3月11日の868円安を超え今年最大の下げ幅で、21年2月26日(1202円安)以来、3年2カ月ぶりの大きさとなった。現地18日のSOX(フィラデルフィア半導体株)指数が続落したことから、半導体関連株が急落。さらにイスラエルによるイランへのミサイル攻撃も伝わり、午前11時25分に、同1346円64銭安の3万6733円06銭を付けた。後場に入り、中東情勢をめぐり情報が錯そうするなか、軟調推移のまま取引を終えた。東証プライム市場の出来高は21億6875万株、売買代金は5兆4658億円。騰落銘柄数は値上がりが86銘柄で、値下がりは1554銘柄と全体の9割を超えた。変わらずは12銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち30業種が下落し、3業種が上昇した。アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株や、ディスコ <6146> 、SMC <6273> などの機械株が下落。SUMCO <3436> 、三益半導 <8155> などの金属製品株や、オリンパス <7733> 、HOYA <7741> などの精密機器株も安い。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株も軟調。デンソー <6902> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株や、信越化 <4063> 、日東電 <6988> などの化学株も弱い。一方、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株、アステラス薬 <4503> 、エーザイ <4523> などの医薬品株が高い。

 個別では、いなげや <8182> 、TOWA <6315> 、タツモ <6266> 、レーザーテク <6920> 、マイクロニ <6871> などが下落。半面、さくら <3778> 、ブロンコB <3091> 、ウェルビー <6556> 、デサント <8114> 、カナミックN <3939> などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/19(金) 15:26

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