日経平均は70円程度安、売り先行後はもみ合い商状に=25日前場

3/25 10:08 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
王子HLD638.3+3.30
日本紙1,092-5
オリンパス2,174.5-12.50
HOYA18,340+35
三井不1,569.5+55

 25日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前週末比70円程度安い4万818円前後で推移する。午前9時16分には、同202円34銭安の4万686円09銭を付けている。前週末22日は、連日で終値ベースでの史上最高値を更新したが、連騰が続いた反動や、急激な上昇による短期的な過熱感が警戒され、売りが先行した。その後は、積極的な売買が限られているもようで、もみ合い商状が続いている。現地22日の米国株式市場では、NYダウが5日ぶりに反落した一方、ナスダック総合指数は5日続伸し3日続けて史上最高値を更新するなど、まちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末22日の大阪取引所清算値比155円安の4万555円だった。

 業種別では、33業種のうち22業種が下落、11業種が上昇している。王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株や、オリンパス <7733> 、HOYA <7741> などの精密機器株が下落。三井不 <8801> 、三菱地所 <8802> などの不動産株や、郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> などの海運株も安い。オリエンタルランド(OLC) <4661> 、リクルートH <6098> などのサービス株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株も軟調。信越化 <4063> 、花王 <4452> などの化学株や、帝人 <3401> 、東レ <3402> などの繊維株も弱い。一方、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、JR東日本 <9020> 、JR東海 <9022> などの陸運株が高い。

 個別では、北越コーポ <3865> 、さくら <3778> 、ソースネクス <4344> 、GMOPG <3769> 、日比谷設備 <1982> などが下落。半面、プロレドP <7034> 、円谷FH <2767> 、アイザワ証G <8708> 、北海道電力 <9509> 、FPG <7148> などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前10時2分時点で、1ドル=151円台の前半(前週末22日は151円39-41銭)、1ユーロ=163円台の半ば(同163円87-91銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:3/25(月) 10:08

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