日経平均は139円安と続落、プライム売買代金は3日ぶりに4兆円回復=11日後場

4/11 15:22 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
テルモ2,693.5+83
HOYA18,470+130.00
三井不1,613+43.50
菱地所2,908+100.50
ニトリHD21,245-575

 11日後場の日経平均株価は、前日比139円18銭安の3万9442円63銭と続落した一方、TOPIX(東証株価指数)は同4.17ポイント高の2746.96ポイントと反発して取引を終えた。利下げ期待後退に伴う米株安を受け、朝方から売りが先行、日経平均は午前9時14分に、同516円50銭安の3万9065円31銭を付けた。その後は押し目買いから下げ渋る動きとなり、午後2時30分には108円程度安まで下げ幅を縮小した。外国為替市場で1ドル=152円80銭台とドル高・円安が進んだことも、輸出関連銘柄の下値を支えたようだ。東証プライム市場の出来高は16億735万株、売買代金は4兆1293億円と、3日ぶりに4兆円を回復した。騰落銘柄数は値上がりが697銘柄、値下がりは893銘柄、変わらずは62銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち16業種が下落、17業種が上昇した。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株が下落。ニトリHD <9843> 、ファストリテ <9983> などの小売株や、KDDI <9433> 、ソフバンG <9984> などの情報通信株が安い。特種東海 <3708> 、北越コーポ <3865> などのパルプ紙株や、TOPPAN <7911> 、任天堂 <7974> などのその他製品株も軟調。エムスリー <2413> 、OLC <4661> などのサービス株や、大林組 <1802> 、清水建 <1803> などの建設株も弱い。一方、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株、東ガス <9531> 、大ガス <9532> などの電気・ガス株が上昇した。

 個別では、吉野家HD <9861> 、リズム <7769> 、サイゼリヤ <7581> 、パルGH <2726> 、KLab <3656> などが下落。半面、有沢製 <5208> 、トレファク <3093> 、MRO <3064> 、正興電機 <6653> 、東光高岳 <6617> などが高かった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/11(木) 15:22

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