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〜クラは電力インフラ機器メーカーに部品となる屋内用樹脂碍子を納入している。 つまり、変圧器や配電盤内に使用される碍子を供給している。その具体例が三菱電機の配電盤に採用されている。 故に三菱電機の配電盤の売上が伸びれば内臓されているクラの樹脂碍子の売上高が比例して伸びるのは当たり前の事。 富士電機機器制御(株)も同様にある。〜 国際経済環境研究所の報告書に記載されている内容から下記に抜粋した内容からすると、データセンターの電力消費は、2021年の報告書で、2018年の消費電力を基準としてそれ以降伸びている。 三菱電機や富士電機の変圧器や配電盤にクラの絶縁部品を採用されているのであれば、2018年頃からクラのマクロテクノロジー事業部門の売り上げが伸びていてもおかしく無い。 国際環境経済研究所 https://ieei.or.jp/2022/07/expl220701/ 次に経済産業省生産動体統計から、標準変圧器の生産額を見ると2020年の変圧器生産額は約600億円。 2021年の生産額は約680億円 2022年の生産額は約740億円。 2020年から2022年まで標準変圧器は生産金額ベースで20%の伸びています。 クラのマクロ事業を見てみました。 クラの2021年3月期のマクロテクノロジー事業部の売り上げ額は184百万円の売り上げで前年比12.5%の伸び。 2022年3月期は158百万円で前年比−14.1% 2023年3月期は178百万円の売り上げで前年比22.1%の伸び。 2020年はコロナで経済が縮小した時代ですから売り上げ減少は致し方ないと思いますが、標準変圧器の金額ベースでは、2019年は620億円程度で、2020年の600億円に減少していますが3%しか減少していない。 変圧器の生産金額は2020年から2023年まで140億円の伸びを示していますが、クラのマクロ事業の売り上げは、2020年から2023年まで一千万円減少していて、少なくとも変圧器の市場動向とは連動していない。 本当に三菱電機や富士電機が生産している変圧器にクラの絶縁部品に採用されてるのか疑問です。 標準変圧器生産額 https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010140004150121003/1 しかも富士電機グループの富士電機テクニカの商品ラインナップを見ると樹脂碍子や絶縁部材が豊富にラインナップされている。 自社グループの製品がありながら、なぜクラの部材を使う必要があるのか、通常ではあり得ない事です。 さらに富士電機自体が自社で絶縁部材や材料のの開発も行っている。 富士電機は本当にクラの絶縁部材を使っているのですかね? 自社で資金と人材を投入して開発しているのに、他社の製品を使う事があるのか…普通は無いです。 〜私たち絶縁・材料グループでは、主に樹脂による絶縁を研究しています。〜 〜樹脂の絶縁性を高めるための研究に着手しています。それには、電気の「振る舞い」を理解することが必要で、ナノメートル(100万分の1ミリメートル)よりも小さな原子・分子レベルの計算ができるシミュレーション技術(量子化学計算)を開発しています。樹脂の絶縁性を2倍以上に高めてGISなどに適用することで、変電所の大きさを1/2にすることも可能です。〜 富士電機テクニカ取扱製品 https://www.fujielectric.co.jp/technica/business/list.html 富士電機 絶縁材開発 https://www.fujielectric.co.jp/about/technology/detail/fundamental_insulating_material.htm
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2024/05/09 00:44
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