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Nu Holdings株 (NYSE:NU): 第1四半期の堅調な収益は評価を正当化 ブラジルのフィンテック企業NUは、第1四半期の顧客増加率、収益性、自己資本利益率で国内の既存銀行上位3行を上回る報告した後、市場懸念の潜在的バリュエーションを軽減し、NU株は強気です。 NUの顧客は、9,930万人で、9,200万人がブラジル国内に集中し、成人人口54%に相当。さらにNUはメキシコやコロンビア等他ラテンアメリカ諸国に急速拡大中。 Nubankアプリを通じ利用できる機会は依然として数多く、他ラテンアメリカ諸国、特にメキシコへの拡大の可能性がある。さらにブラジルは委託クレジットや法人口座に関するチャンス有り。 NUは先進国の循環的かつ成熟した業界で品質と成長を統合し、その株価は一見すると買得とは言えない。株価収益率 (P/E) は約45倍、株価純資産倍率 (P/B) は8.2倍で、高い倍率です。 だがNUは四半期ごと良い数字を出し、強気の姿勢である。 NUの戦略を説明する為、効果的な業務執行の重要業務データをいくつか掘り下げる。 アクティブな顧客: NUは29%の年間複合成長率 (CAGR) で急速に拡大する顧客ベースを誇る。この成長は、メキシコやコロンビアなどの初期段階で特に顕著。 顧客の収益の増加: NUのアクティブ顧客あたりの平均収益 (ARPAC) は前年比30%増加し、堅調な収益化。ブラジル人の2.5人に1人がNUに口座が有る。 低コスト運営プラットフォーム: デジタル バンキングモデルの活用で、NUは顧客コストは平均90セント。コスト効率で、NUは従来銀行より迅速、効率的にプラットフォームを拡張する。 最新業績は、財務指標の大幅な成長で、純利益は前年同期の1億4,180万ドルから167%増。同四半期の調整純利益は4億4,270万ドルで、23年第1四半期の調整純利益は1億8,240万ドル。 さらに、当四半期の年率自己資本利益率(ROE)が23%で、イタウ・ウニバンコやブラジル銀行等、従来同業銀行より優れる。 CEOのDavid Vélez氏は、この数字は、収益拡大と顧客の安定コストで推進されるフィンテックビジネスモデルで達成と述べた。 金融サービスプラットフォームの収益は、1月から3月にかけ為替中立ベースで前年比64%増の27億ドル。同四半期のアクティブ顧客あたりの平均月間サービスコストは90セントで、ビジネスモデルの強力な営業レバレッジを示す。 NUはまた、第1四半期の融資ポートフォリオを、昨年の第1四半期の128億ドルから196億ドルに増加。 NUは主要リスクの延滞に対処。 同社は、90日を超える不良債権(NPL)は6.3%、15~90日の不良債権は5%と報告し、これは予想や過去の季節性と一致。 同社の株価純資産倍率(P/B)は8.2倍で、銀行セクター平均の1.05倍を上回る。この比率は、報告された簿価と比較し市場が銀行資産をどの様に評価するかの洞察を提供する為、銀行にとって重要。 それでも、非GAAPベースのPER(株価収益率)45倍で取引されるが、評価は正当化できる。PERを今後12カ月のEPS長期成長コンセンサス推定で割ると、NUのPEG(株価収益率対成長率)比率は0.57倍(通常は1.0倍以下の数値)と過小評価されている。 今後12か月の予想を提供したアナリストのコンセンサスは、強い買いで、NU株の平均目標株価は1株13.14ドルで、13.8%の上昇ポテンシャル。 ゴールドマン・サックスのアナリスト、ティト・ラバルタ氏は決算後、NUの成長と収益性の見通しを強調し、目標株価15ドルとし、投資判断を「買い」と再確認。ラバルタ氏は最近の資産の質の悪化は主に季節的であり、大幅な回復により23年第4四半期に手数料が低下した後、24年第1四半期の手数料は通常水準に戻った。個人ローンの伸びがクレジットカードの伸びを上回っている事を強調した。初期不良債権比率の90bpsの上昇も、典型的な季節的な上昇とみる。 結論 NUは、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.B)も注目し、ポートフォリオに組み入れている。 第1四半期の結果でも、安定した延滞水準を維持し、顧客あたりの非常に低いコストを維持して、フィンテック企業が顧客ベースを拡大し急速に収益化する事で、堅調な営業レバレッジが再示された。 委託クレジットや法人口座でのクロスセルの機会により、ブラジルの顧客を収益化する機会もある。 こうした展開が具体化するにつれ、NUの現在の評価はより合理的で、見通しは強気です。市場が織り込んでいない大きな成長の機会がある。
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>ソフトバンクG出資のクラーナ、IPOの「準備できている」-CEO (ブルームバーグ): ソフトバンクグループが出資しているスウェーデンのフィンテック企業クラーナ・バンクのセバスチャン・シーミアトコウスキー最高経営責任者(CEO)は14日、新規株式公開(IPO)の準備を整えていると明らかにした。「BNPL(後払い決済)」サービスを提供する同社はグローバルに事業を展開し、米国が収入の面で最大の市場となっている。 シーミアトコウスキー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「われわれは間違いなく準備ができている」と語った。IPOが来年の1-3月期よりもさらに早まる可能性はあるかとの質問に対しては、 「すべては可能だ 」と答えた。 かつて欧州で企業価値が最も高いスタートアップだったクラーナが、今年最大級となり得る米IPOの可能性に向けた作業で、複数の投資銀行と詳細な協議を開始したと、ブルームバーグは2月に報じていた。 シーミアトコウスキー氏はニューヨークでの別のインタビューで、こうした協議は続いており、銀行側と面会していると説明。クラーナは米国での上場に傾いているという。IPO準備の一環として英国拠点の新たな持ち株会社を設立する方向であることから、上場を巡る柔軟性は高まるとも語った。 ブルームバーグTVに対し、シーミアトコウスキー氏は「グローバルビジネスとしての地位を確立したかった。それは、認知度と収益性の両面で米国での成功を意味していた。収入面で当社最大の市場である米国には4000万人近いユーザーがおり、収益性も高く、そうした基準は満たされている」と語った。 スカイニューズはこの日、クラーナは来年の早い時期にニューヨークでの上場を目指しており、その評価額は最大200億ドル(約3兆1300億円)に上ると報じた。<
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自社株買いは、消却するためのものではなく、ストックオプションにするためのものなので、一般に歓迎される自社株買いとは少し違うかもしれないですね。 ただ、この増益ペース、頼もしい限りです。 収益率と成長率の高いフィンテック企業として、いつかPER水準に訂正が起きてPER20倍とかになったら最高ですよね。
ステーブルコインで排出枠取引を…
2024/05/21 11:33
ステーブルコインで排出枠取引を決済、三菱UFJ信託など 三菱UFJ信託銀行はフィンテック企業などと組んで、 温暖化ガスの排出枠を電子取引する際に、ブロックチェーン (分散型台帳)技術を活用したステーブルコインで 決済する枠組みをつくる。 ステーブルコインは法定通貨と連動して価値が安定し銀行の 営業時間のような制約に縛られず決済できる特徴があり 、活用の幅を広げる。