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6/10 FRB当局者はインフレが低下に転じるまで利下げ開始に慎重な姿勢を崩していない。FRBは今回のFOMC声明で、インフレ率は「依然高止まりしている」との認識を引き続き示し、金利変更を巡る議論は先送りされる公算が大きい。 <状況は一段と微妙に> ウォラーFRB理事は労働需要と失業率の動向の関係を詳しく調査しており、 1月に行った講演で、求人率が4.5%を下回れば失業率は大幅に上昇するとの見方を示した。 SGHマクロ・アドバイザーズの米国担当チーフエコノミスト、ティム・デュイ氏は「ウォラー理事が正しければ、(FRBが担う2つの責務のうち)雇用を巡る責務を考慮に入れなければならない段階に予想よりも早く近づく可能性がある」と述ベた。 ただ、雇用と賃金の伸びは依然として堅調。労働省が7日に発表した5月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比27万2000人増で、予想を大きく上回った。失業率は3.9%から4.0%に上昇したものの、賃金の伸びは再び加速した。
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米雇用者数は大幅な増加、賃金伸び加速-米利下げの予想後ずれ 2024年6月7日 これを受け、市場では米利下げ開始時期に関する予想が後ずれした。 キーポイント 非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は 5月に前月比27万2000人増加 エコノミスト予想の全てを上回る 予想中央値は18万人増 前月は16万5000人増(速報値17万5000人増)に下方修正 家計調査に基づく5月の失業率は4%に上昇 失業率が4%となるのはこの2年余りで初めて 市場予想は3.9% 前月は3.9% 平均時給は前月比、前年同月比とも4月から伸びが加速。市場予想も上回った。 前月比では0.4%増(前月0.2%増)。予想は0.3%増。 前年同月比では4.1%増(前月4%増)。予想は3.9%増。 今回の雇用統計は、米労働市場が引き続き予想を上回り、高金利と物価高による経済への影響を弱めていることを浮き彫りにしている。ただ、この力強さによりインフレ圧力は根強く続くリスクがあり、FOMC は政策に関して慎重姿勢を強める可能性が高い。 ウェルズ・ファーゴのチーフエコノミスト、ジェイ・ブライソン氏は 「FOMC、そして金融緩和にとって非常に望ましくない内容だ」 「このデータだけ見れば、FOMCは今後数カ月、金利を据え置く可能性が高い。 来週の会合では政策金利の据え置きが広く見込まれている。 2つの調査 雇用統計は2つの調査から構成される。つは雇用者数と賃金のデータを作成するための事業所を対象とした調査。 もう1つは失業率を算出するための家計を対象としたより小規模な調査だ。 家計調査でも独自の雇用者数のデータを算出している。 同ベースでの雇用者数は5月に40万人余り減少し、減少幅は今年最大。 長引くインフレが重くのしかかる中、今回失業率が予想外に上昇したことは、 バイデン政権にとって新たな難題。 5月は幅広い分野で雇用が伸びた。特に増えたのは医療や政府、娯楽・ホスピタリティーだった。またプロフェッショナル・ビジネスサービスでは今年1月以来の大幅な増加となった。
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2024年 FOMC 第1回 1月30日・31日 第2回 3月19日・20日 第3回 4月30日・5月1日 第4回 6月11日・12日 第5回 7月30日・31日 第6回 9月17日・18日 第7回 11月6日・7日 第8回 12月17日・18日 2024年 日銀金融政策決定会合 開催回 開催日 第1回 1月22日・23日 第2回 3月18日・19日 第3回 4月25日・26日 第4回 6月13日・14日 第5回 7月30日・31日 第6回 9月19日・20日 第7回 10月30日・31日 第8回 12月18日・19日
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米国株式市場=S&P・ナスダック最高値更新、FRB利下げ期待高まる 2024年6月6日午前 7:08 GMT+915分前更新 [ニューヨーク 5日 ロイター] - 米国株式市場は続伸して取引を終えた。この日発表された経済指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が高まる中、S&P総合500種とナスダック総合は過去最高値を付けた。 S&P500の主要11セクターでは情報技術が上げを主導したほか、通信サービスや工業も好調だった。一方、主要消費財は下落した。 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した5月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は15万2000人増加した。予想の17万5000人を下回り、伸びは今年1月以来の低水準になったほか、過去1年間の平均である19万4000人も大幅に下回った。 前日発表された4月の雇用動態調査(JOLTS)に続いて労働需給の緩和を示し、年内利下げに対する期待が高まった。 CMEのフェドウオッチによると、市場は現在、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの可能性を69%近くとみている。先週は50%前後だった。 半導体関連株はエヌビディアや台湾積体電路製造(TSMC)の上昇を受けて4.5%高。エヌビディアは時価総額が3兆ドルを突破し、アップルを抜いて世界2位となった。 ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は10.7%急伸。人工知能(AI)関連サービスへの需要を追い風に、第3・四半期の売上高見通しが市場予想を上回った。 インテルは2.5%高。アイルランドにある製造施設の合弁事業に米プライベートエクイティ(PE)会社アポロ・グローバル・マネジメントが110億ドル出資し、株式49%を取得すると発表した。 ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.39対1の比率で上回った。ナスダックでも1.85対1で値上がり銘柄が多かった。 米取引所の合算出来高は約108億株。直近20営業日の平均は126億株。
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NY市場サマリー(5日)ドル上昇、利回り低下 S&P・ナスダック最高値 2024年6月6日午前 7:03 GMT+914分前更新 <為替> ドルが上昇した。米供給管理協会(ISM)が発表した5月の非製造業総合指数が予想を上回り、昨年8月以来の高水準となったことを受けた。 午後の取引では、ドル指数は0.1%高の104.28となった。前日は4月9日以来の安値となる103.99を付けていた。 ユーロはISM指標発表後にわずかに下落し、1.0874ドルとなった。投資家は6日に行われる欧州中央銀行(ECB)理事会を注視している。ECBは政策金利を過去最高の4.0%から引き下げると広く予想されている。 これに先立ち、カナダ銀行(BOC、中央銀行)は政策金利である翌日物金利の誘導目標を予想通り0.25%ポイント引き下げ4.75%とした。 もっと見る 発表後、米ドルは対カナダドルで上昇。終盤は0.1%高の1.3688カナダドルとなった。 また、ドルは円に対して0.8%上昇し、156.09円となった。4月の毎月勤労統計で実質賃金が25カ月連続の前年割れとなったことを受け、円は前日の上昇分を吐き出した。 <債券> 指標10年債利回りが2カ月ぶりの低水準を付けた。7日に発表される米雇用統計を控え、企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した民間部門雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことを受けた。 米雇用統計の非農業部門雇用者数のエコノミスト予想は18万5000人増。ただ、トレーダーらによると、足元では伸びが12万人近辺にとどまるとの見方に市場は備えつつあるという。 ADPが5日発表した5月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は15万2000人増加した。予想の17万5000人を下回り、伸びは今年1月以来の低水準になったほか、過去1年間の平均である19万4000人も大幅に下回った。 指標10年債利回りは5ベーシスポイント(bp)低下の4.289%。一時、4月1日以来の低水準となる4.287%を付けた。 2年債利回りは4bp低下の4.731%。一時5月16日以来の低水準となる4.726%に達した。 2・10年債の利回り格差はほぼ変わらずのマイナス44bp。 米供給管理協会(ISM)が5日に発表した5月の非製造業総合指数が53.8と4月の49.4から上昇し、昨年8月以来の高水準となった。これを受け、利回りが一時切り返す場面があった。 <株式> 続伸して取引を終えた。この日発表された経済指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が高まる中、S&P総合500種とナスダック総合は過去最高値を付けた。 S&P500の主要11セクターでは情報技術が上げを主導したほか、通信サービスや工業も好調だった。一方、主要消費財は下落した。 CMEのフェドウオッチによると、市場は現在、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの可能性を69%近くとみている。先週は50%前後だった。 半導体関連株はエヌビディアや台湾積体電路製造(TSMC)の上昇を受けて4.5%高。エヌビディアは時価総額が3兆ドルを突破し、アップルを抜いて世界2位となった。 (続く)
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米ISM指数、活発なサービス業況示す-9カ月ぶり水準に上昇 米供給管理協会(ISM)が発表した5月の非製造業総合景況指数は53.8 前月の49.4から上昇 4.4ポイントの上昇幅は昨年1月以来の大幅 市場予想の中央値は51、全ての予想を上回る 50が活動の拡大と縮小の境目 仕入れ価格指数は58.1。前月の59.2から下げたが依然として高水準にある。米連邦公開市場委員会(FOMC)は物価圧力が緩和している兆候を見極めようと、サービスセクターの動向に注目している。
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【日経平均:1月~5月上昇幅+5023円 ⇒ 6/28(金)の結果は?】 日経平均 日経先物 日経レバ 12/29(金)大納会終値 33464円 33420円 21055円 1/31(水)終値 36286円 36370円 24760円 2/29(木)終値 39166円 39260円 28805円 3/22(金)史上最高値 41087円 40910円 31600円 (大納会終値比+7623円 +7490円+10545円) <+22.78%+22.41%+50.08%> 29(金)終値 40369円 40550円 30990円 4/30(火)終値 38405円 38470円 27705円 5/31(金)終値 38487円 38490円 27810円 (史上最高値比-2600円- 2420円 -3790円) <- 6.33%- 5.92%-11.99%> 6/ 1(土)6:00 38730円 28170円位 (問題) 6/28(金)終値をイクラ位と予想して今月の日々の株式売買に参戦するか? その主目的は「6月月間株式売買利益の最大化<結果>」! (私見) 日経平均・先物 ⇒ 上記40000円台回復後史上最高値更新は6月中と予想! (理由) ① 下記6月主要イベントを無事に通過して日経平均は一段高へ? 6/ 7(金)米5月雇用統計 11(火)~12(水)米FOMC 13(木)~14(金)日銀金融政策決定会合・植田日銀総裁会見 14(金)メジャーSQ ② 6月第1四半期決算内容の業績上振れ期待感の織り込みへ? ③ 外資(ブラックロック等)の日本株見直し買い継続? etc. 【現在の日経平均・先物・レバ<日足チャート>は上昇トレンド継続中、 その押し目は買い(戻し)】でOK牧場 ⇒ 押し目の信用売りはリスキー!
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FRBは17日、パウエル議長が新型コロナウイルスに感染したと発表した。16日遅くにコロナ検査で陽性反応が出て、症状が現れているという。FRBの報道官によると、パウエル議長はCDCのガイトラインに従い、外出を控え、自宅で仕事を続けている。パウエル議長は19日にジョージタウン大法科大学院の卒業式で講演する予定だった。FRBによると、議長は録画動画でスピーチを行う予定。パウエル議長(71歳)は2023年1月にもコロナに感染した。次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)は6月11ー12日に開催される。(Bloomberg) 繰り返し新型コロナにかかった人は、一度だけ感染した人よりも肺の問題や心臓病・神経障害などを経験する可能性が高いので、気をつけた方がいいね
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米連邦準備制度理事会(FRB)は17日、パウエル議長が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 パウエル議長(71歳)は2023年1月にもコロナに感染した。次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)は6月11ー12日に開催される。 Bloombergより けっこう年寄りなんだな
今年初めに米国でインフレの進展…
2024/06/12 05:08
今年初めに米国でインフレの進展が停滞すると、金融政策当局者は23年ぶり高水準にある金利を長期にわたり維持する方針を決定した。これを受け、企業は設備投資や在庫、雇用への投資の見直しを迫られた。連邦公開市場委員会(FOMC)は12日、金融政策を巡る声明を発表するが、市場では金利据え置きが見込まれている。 企業の痛みはデータにも表れている。S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスが予想する今年の製造業の設備投資はわずか3.9%増。1月時点の予想は6.7%増だった。米裁判所事務局によると、3月末までの1年間で米企業による破産申請件数は40%余り増え、個人の破産申請件数は15%増加した。 Bloombergより 米景気は強過ぎるからこのくらいは冷やした方が良いんだな。日本が5%になったら多数の自己破産、倒産が発生するだろう