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「レカネマブという治療薬の登場により、認知症の診療は新たな時代を迎えました。その投与に際し脳内にアミロイドベータが 蓄積しているかを画像で確認することができるPET検査は投与の判断などで 大きな役割を担います。」 ※認知症治療前進に大きく貢献する。
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この度、令和6年度診療報酬改定により、 本剤を用いたPET検査の診療報酬が、薬剤料とPET検査の撮影等に係る技術料に分離され、本年6月1日以降、アミロイドPET検査用イメージング剤である本剤に、 薬剤料としての薬価が適用されることとなりました。 <製品概要> ■販 売 名:アミヴィッド静注 ■効能 又は 効果:アルツハイマー病による軽度認知障害又は認知症が疑われる患者の脳内アミロイドベータプラークの可視化 ■薬 価 収 載 日:2024年 5月22日 ■薬 価 適 用 日:2024年 6月 1日 ■算 定 薬 価:184,203円 (370MBq1瓶) ※収益モデル確立。!!!!
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PETジャーナルの「アルツハイマー病治療薬開発の現状」の論文の中でどなたか書かれていたんですけど疾患修飾剤という用語は、アルツハイマー病の原因であるアミロイドβを除去しても病気が完治しないことから使われるようになったということですが、新規な検査法や治療法(例えばアリセプトとの同時投与など)が開発されれば、疾患修飾剤という用語が死語にできるんではないか。その中心にいるのはレカネマブであることは言うまでもないと思うのですが。今後の進展に期待したい。
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注 2:スレオニン 217 リン酸化タウ(p-tau217):血液、脳脊髄液中に検出される、スレオニン217 残基がリン酸化されたタウタンパク質。AD 脳におけるアミロイドβ蓄積などの病理学的変化を最も高感度かつ特異的に検出するバイオマーカーとして注目されている。AD 脳には初期にアミロイドβが蓄積し、その影響を受けて神経細胞内にタウタンパク質が蓄積し、変性脱落と認知機能障害が生じる。蓄積したタウタンパク質は多数のアミノ酸残基でリン酸化を受けているが、その中でも 217 番のリン酸化された p-tau217 は、タウタンパク質の蓄積が PET スキャ ンなどの方法で明らかになるよりも早い段階から血液、脳脊髄液に漏れ出て鋭敏に上昇し、アミロイド蓄積を早期から検出可能とすることが 2020 年頃から世界的に注目されるようになった(Palmqvist S ら、JAMA 324:772-781, 2020 ほか)。本検査法は最初にイーライ・リリー社研究所において Jeffrey Dage 博士(現・インディアナ大)らにより創出され、本研究においてもオリジナルの方法で測定が行われたが、現在内外の診断薬専門企業により p-tau217 の様々な測定系が開発されはじめている。 //www.m.u-tokyo.ac.jp/news/PR/2024/release_20240523.pdf
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そう思わないがついてるけど、これ読んでみw 研究グループは、Aβ の蓄積が始まっているが無症状であり、発症の前駆時期と考えられる「プレクリニカル期」や、認知機能の低下はあるが認知症に至っていない「プロドローマル期」(MCI 期)の AD の人を診断・追跡し、予防・治療法の実現を目指す J-TRC オンサイト研究を 2019年から開始し、2024 年 4 月末の時点で、700 名の参加者に対してアミロイド PET スキャン、血液バイオマーカー測定等の検査を行ってきました。今回、474 名の血液検体を対象に、質量分析法を用いた Aβ(1-42) (以下 Aβ42)や Aβ(1-40) (以下 Aβ40)の測定(島津テクノリサーチ 社に委託し測定)、Meso Scale Discovery プラットフォームを用いたスレオニン 217 リン酸化タウ(p-tau217)(イーライ・リリー社研究所との共同研究により測定; 注 2)を定量し、測定結果や臨床データを組み合わせることにより、脳アミロイド検出の標準となる PET 画像の視覚的診断結果をどの程度正確に予測できるかを検討しました。 //www.m.u-tokyo.ac.jp/news/PR/2024/release_20240523.pdf
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レカネマブに関しては何だか喧嘩のようになってますね…onewさんのいう通り、認知機能低下の抑制については有意差がでているのは確かですし、長期の成績はまだ不明なのも確かです。これから見守っていくしかないと思います。 現場からの意見なのですが、レカネマブが初期に上手く伸びない要因として、医療機関の体制を整えるのに時間がかかるから、という点があるとおもいます。 アミロイドPETや髄液検査が必要なこと、ARIAに対するフォロー体制が必要なこと(とくにPETに関しては画像診断にも研修か必要だったりします)、何より認知症の診断には医師だけなく臨床心理士もしくはSTなどの専門家が必要なことから、例えば糖尿病薬のようにすぐに診断してパッと使うというようにはならないからです。 何例か投与すると、慣れてきてスムーズにできるようになるのですが、体制を整えるのに思ったより時間がかかってしまいました。 おそらくはどの病院でもそんな感じだと思うので、本格的に売上額伸びるのはこれからなのではないでしょうか?
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売上予測が下振れている理由として考えられるのは、 レカネマブは非常に早期の患者さんが対象ですが、早期の人をアルツハイマー病と診断するためには、脳の中にアミロイドが蓄積していることを証明する必要があります。アミロイドの検査としては髄液検査とPET検査がありますが、おそらくPET検査が主として使われるようになると思われます。 こうした検査ができる医療機関は限られますし、 何より高額すぎます。 症状を軽減、緩和するわけではなく、進行を抑制するので患者家族からすると目に見えて効果の実感はしにくいので肥満治療薬のようなブームのような波及はしないと思われます。
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日清オイリオとキューピーは使用済みのオイリーPETの回収を図り再生させる案を発表しました。 日清・キューピー油容器回収。 以上でググりニュースを習得してね。再生させて再利用するとの事。
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この研究成果は偉大ですね。 アミロイドPETは限られた施設しか出来ないし、そもそも高すぎる。 髄液検査は実は合併症も少ない検査で、値段もPETの1/10、毎日のように行ってますが、腰に注射をされるのはいやだという患者も多いでしょう。 血液検査で簡単にスクリーニングできれば、治療対象患者も爆発的に増えそうです
「レカネマブという治療薬の認知…
2024/05/27 09:34
「レカネマブという治療薬の認知症の診療には、 その投与に際し脳内にアミロイドベータが蓄積しているかを画像で 確認することができるPET検査は投与の判断などで大きな役割を担います。」 ※ペプチドリームのアミロイドPET検査用イメージング剤「アミヴィッド®静注」は 認知症治療薬 レカネマブ投与判断に大いに寄与する。!!!!