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私とCopilotとのチャット 私: パソコンのチップがAI対応で、IntelからQualcommに置き換わるなら、ARMのIP利用率が高まるのでしょうか? Copilot: マイクロソフトがAI時代のパソコン「Copilot+PC」を発表しました。この新しいカテゴリーのPCは、生成AI機能を快適に使える一定以上の性能を持つものを指します¹。Copilot+PCは以下の特徴を持っています: 1. **NPU搭載**: Copilot+PCは40TOPS(1秒あたりの兆単位での演算回数)以上の演算能力を持つNPU(AI用チップ)をチップセットに備えています。 2. **バッテリー性能**: 終日レベルで使えるバッテリー性能を持ちます。 3. **メモリーとストレージ**: 16GB以上のメモリーと256GB以上のSSDストレージを備えています。 Copilot+PCは、クアルコムのパソコン向けチップセット「Snapdragon X Elite」や「Snapdragon X Plus」シリーズを搭載しています。ただし、マイクロソフトはCopilot+PCに「クアルコム必須」を条件にしているわけではなく、今後インテルやAMDのチップセットを搭載した製品もリリースされる予定です¹。 このようなAI対応PCの普及により、ARMのIP利用率が高まる可能性があります。一般的に、AI関連の処理はCPUやGPUだけでなく、NPUを使って推論を高速に行うことが求められています³。IntelもAIソフトウェアを最適化し、性能向上を図っています⁴。したがって、ARMベースのチップセットも今後ますます重要な役割を果たすことでしょう。
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HBMでは生産能力がボトルネックとなりがちだが、サムスン電子の一連のソリューションはこうした問題を解消できるものとして期待されている。現在エヌビディアとAMDなどは台湾TSMCのファンドリーおよびパッケージング「CoWoS」を採用しているが、同技術も生産キャパシティーを十分に増やせていない。 SKハイニックス、HBM市場でのトップシェア維持へ HBM3から市場トップシェアを獲得しているSKハイニックス。今後はHBM3Eなど次世代製品の量産能力を増強するために生産能力を拡大していく。HBM最大顧客であるエヌビディアに対してHBM3の独占供給に続き、第5世代であるHBM3Eまで独占供給を控えており、HBM市場での優位を確保している。HBMは、量産型ではなく、オーダーメード型となっており、これはSKハイニックスのHBMがないと、エヌビディアも自社のGPU生産に問題が生じるという意味と同じだ。 SKハイニックスは23年6月にHBM3Eのサンプル出荷を開始しており、エヌビディアとリアルタイムで協力してきたことから完成度の高さが大きな強みとなっている。現時点では24年初頭に最終テストだけ残っており、早ければ24年1月末から進行する見込みだ。 SKハイニックスのHBM3Eは、業界で初めて開発されたことに加え、最高性能も満たしている。まず、1秒あたり最大1.15TB(テラバイト)以上のデータを処理することが可能。HBM3に比べると、処理速度は1.3倍、容量は1.4倍高くなった。また、HBM3は8段積層で16GB、12段積層は24GBパッケージであったが、HBM3Eは8段で24GB容量を備えており、今後は12段積層の36GBのパッケージも開発していく。
9万円台で購入できるオールイン…
2024/05/28 13:03
9万円台で購入できるオールインワンノートPC「LIFEBOOK WAA/J1icon」の実機レビューとして、今回は速度を計ってみたい。 試用機のCPUは「AMD Ryzen 5 5500U」、メモリーは16GB(DDR4-3200、最大32GB)、ストレージは512GB(PCIe)を搭載している。 Ryzen 5 5500Uは、6コア、12スレッド、2.1GHz/4.0GHz、15W動作のプロセッサーだ。定番ベンチマークで「LIFEBOOK WAA/J1icon」がどのぐらいのパフォーマンスを発揮するのかチェックしていこう。 「LIFEBOOK WAA/J1」のパフォーマンスをチェック 大型液晶モデルながらバッテリーで約7時間駆動 まずCPU性能については、CPUベンチマーク「CINEBENCH R23」を実行したところ、CPU(Multi Core)は7133pts、CPU(Single Core)は1136ptsを記録した。Officeアプリの利用、ブラウジングなどの一般的な用途であれば十二分なパフォーマンスを備えている。 これ以上の処理能力が必要なのであれば、上位プロセッサーの「AMD Ryzen 7 5700U」(8コア、16スレッド、1.8GHz/4.3GHz、15W動作)を選択しよう。コア数が増えるぶん、マルチコア性能が着実に向上するぞ。 「LIFEBOOK WAA/J1icon」の3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のTime Spyは1068、Fire Strikeは2897、Night Raidは12124を記録した。推定ゲームパフォーマンス(Estimated game performance)は、「Apex Legends」(1080p Ultra)で85~90fps以上だ。 また、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは4284(普通)を記録している。このあたりの3Dゲームであれば、ビデオ画質を調節すれば実用的なフレームレートでプレイできるわけだ。