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本日発表のあった日銀会合主な意見をとっても簡単に要約すると I.金融経済情勢に関する意見 (経済情勢) ◽️楽観的 ・潜在成長率を上回る成長を続けるとみられるし、海外経済全体として見通しが上方修正される動きがみられている。 ・個人消費は賃金上昇が見込めるので先行き勢いを取り戻していくものとみている。 ◽️悲観的 ・設備投資動向によっては賃上げが確実にできるか未定。 ・景況感は高いのに実際はそうでもないので今後の指標に注意が必要。 ◽️期待すること ・同業競合他社との協働が広がる中、その取り組みが人手不足、物価高、金利上昇等のストレスに対応し、わが国企業の新たな変革期となる。 ・中小企業の着実な成長、スタートアップがユニコーンへ成長するといった企業のダイナミズムに期待する。 (物価) ◽️楽観的 ・概ね2%の水準で賃金と物価の好循環が年後半からは推移するだろう。 ・円安はインバウンド需要の増加や製造業における生産拠点の国内回帰などが期待できるため基調的な物価上昇率の上振れにつながり得る。 ◽️リスク ・賃上げでサービス価格の高まりに加え、円安と原油高は、コストプッシュ要因が復活しており落ち着きつつあるモノの価格の上振れ方向のリスク ・賃金・物価スパイラルの想定以上の進展、円安の進行、積極的な財政政策、人手不足を主因とする供給力不足、資源価格の上昇など、様々な物価上振れのリスク ◽️悲観的 ・大企業と中小企業間で二極化。中小企業の賃上げは人材確保が目的。大企業の構造改革成果の波及はまだ弱いとみられる。 Ⅱ.金融政策運営に関する意見 ◽️ハト派 ・家計の購買力はまだ弱く、当面は緩和的な金融環境が継続する ・経済にストレスを与えないよう金融緩和度合いを調整しつつ、またタイミングや幅も慎重に吟味し緩やかな利上げを行う。 ・夏場に変えての経済指標がポイント ◽️タカ派 ・予定通りだと市場で織り込まれているよりも利上げできる可能性がある。 ・円安を背景に基調的な物価上昇率の上振れが続く場合には、金融緩和の正常化のペースが速まる可能性は十分にある。 ・国債買い入れの減額も、市場動向や国債需給をみながら、機を捉えて進めていくことが大切である。 ・市場動向を踏まえると、保有するETFやJ-REITの取扱いについても具体的議論ができる環境になりつつあるが、インパクトが大きいため仮に長い時間がかかっても方向としては残高をゼロにしていくべきである。 Ⅲ.政府の意見 (財務省)(内閣府)に共通して ・大企業は良いが中堅・中小企業は苦しいところも多く緩やかな回復も全体としては世界経済の不確実性や円安により消費は力強さを知いている。 ・政府としては、いまだ道半ばであるデフレ脱却に向けて、あらゆる政策を総動員し、定額減税により消費を下支えするとともに、潜在成長率の引き上げに取り組む。また賃上げを強く後押ししていく。 ・日本銀行には、政府との密接な連携のもと、2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現に向けた適切な金融政策運営を期待する。 こんな感じかと。 結局長くて🙏
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2024年、日本は厳しい状況に陥る 【渡邉】世界各国でさまざまな問題がありますが、ジムさんは、2024年はどんな年になると考えていますか。 【ロジャーズ】2024年については、世界一の経済大国であるアメリカに関して、まず考えなければいけません。アメリカは2009年からずっと成長を続けていて、歴史的にはもっとも長い成長期間となりました。そう考えると、2024年には大きなショックがくると予測しています。アメリカで大きなショックが起きれば、それは必ず、日本やほかの世界の国々にも大きなインパクトを与えます。 その意味でも、みなさんはもっと心配するべきです。特に日本は日銀がETF(上場投資信託)を大量に購入(※)し続けてきました。どこかでショックが起きれば、日本の株式市場も大きなダメージを受けるでしょう。日本にとって2024年は、ひとときの楽しい時間が終わる年になるでしょう。 ※2024年3月19日、日銀の植田和男総裁は11年にわたり実施してきた、大規模な金融緩和政策解除を発表。大量に購入し続けてきたETF(上場投資信託)のほか、Jリート(上場不動産投資信託)の買い入れも終了すると決めた 【渡邉】日本は17年間も金利を上げることができませんでした。日銀は2023年にこれまででもっとも多くの国債を買いました。利上げに踏み切りましたが2024年は、さらにたくさんの国債を買い続けることになるでしょう。私は、2024年は日本が破綻する最終局面に到達する年になるのではないかと思っています。 【ロジャーズ】どの国も今は借金を増やし続けています。日本は日銀が国債を買っているという独特な問題もありますが、中銀がお金を刷り続けて借金をし続ける、これはどこの国にも当てはまります。 アメリカは世界でもっとも借金を多くしてきた国です。それも2024年に大きな危機が起こるとした理由の一つです。
こんにちは、本日体調不良のため…
2024/05/20 13:27
こんにちは、本日体調不良のためくたばっておりますが、趣味の経済ニュースは欠かせません😵💫 まずは先週の株式動向 ◆組入銘柄上位7社 MSFT↓0.19%・AAPL↑0.02%・NVDA↓1.99%・AMZN↑0.58%・GOOGL↑1.08%・ META↓0.28%・GOOG↑1.06% ◆世界の株式【組入上位国+🇨🇳】 🇬🇧↓0.22% 🇫🇷↓0.26% 🇨🇦↑0.74% 🇨🇭↑0.65% 🇩🇪↓0.18% 🇮🇳↑0.28% 🇹🇼↓0.21% 🇦🇺↓0.83% 🇨🇳↑1.01% 本日のモーサテより ◆今朝のNY市場 ・ダウ(反発)🔺0.34% ・NASDAQ(続落)▼0.07% ・S&P500(反発)🔺0.12% ※ダウは初めて4万ドル台で取引を終えた。FRBの利下げ期待が引き続き相場を支えている。ダウは上値の重い展開でしたが、景気敏感株などが支えとなり終盤に向けて上げ幅を拡大。一方ナスダックは高値警戒感もあり軟調な動きだった。市場の注目は22日のエヌビディアの決算に移っている。 ◆注目記事 ①オープンAI:AIを安全に制御する研究チームを解散→責任者が独立→複数のチームが引き継ぐ ②グーグル:開発者会議「AIをすべての人に」 ③🇨🇳:🇯🇵🇺🇸欧🇹🇼製樹脂のダンピング調査開始:🇹🇼新政権・欧米貿易政策への牽制 ④サウジ東証にETF上場:首脳会談で ⑤🇯🇵5大商社「虎の子」資産売却:投資効率を優先 ⑥「歴史的円安」解消なお時間:金利差より厚い需給の壁 🧐国際収支の赤字が厚い壁との記事だが、日本の「年間」の貿易赤字は投機目的の「1日あたり」の取引にも満たないので当面は金利差でドル円は動くと思うけどなぁ。 ◆先週の経済指標結果など 🇺🇸景気先行指数:前月比予想-0.3%結果-0.6%前回-0.3% ・消費者の見通し悪化・企業の新規受注減少が原因 ・実質GDP成長率が2Q〜3Qにかけて1%未満に原則と予想 ◆今週の予定 21日(火)ユーロ圏3月経済収支 22日(水)🇯🇵4月貿易統計🇺🇸FOMC議事要旨 23日(木)🇩🇪ユーロ圏🇬🇧🇺🇸5月PMI・🇺🇸4月新築住宅販売件数・G7財務相・中央銀行総裁会議 24日(金)🇯🇵4月全国消費者物価指数🇺🇸4月耐久財受注 ◆今日の為替(三菱UFJ MS証券:植野大作氏) ①予想レンジ 155.30円〜156.30円 ②注目ポイント【🇯🇵政府のドル売り介入に援軍は来るか?】 【結論】🇺🇸の利下げしかない 【理由】 ・日銀は為替市場を理由に利上げしない→基調的な物価上昇で利上げ→利上げ幅は微小なため一時的な円安抑制にとどまる ・🇯🇵🇺🇸協調介入だと円安抑制は成功するが🇺🇸イエレン長官が市場為替レート信奉者→協調介入はない 🧐イエレン女史は事あるごとに介入の連絡がないと発言。不満に思っている様子を表に出す。もしくはたぬきなのか。もし本当に連絡せずに介入していたら神田財務官は相当度胸のある人かも。その場合、あとで🇺🇸から何されるかわからないとは思うけど 【シナリオ】 市場予想通り🇺🇸9月に利下げ→介入でつなぐ→円安が止まる 🇺🇸年内利下げなし→最悪利上げ→ドル高 ◆今日の日本株(岩井コスモ証券:林卓郎氏) ①予想レンジ 38600円〜39000円 ②注目ポイント【自社株買いと株価反応】 ・自社株買い発表直後は株価上昇も、その後発行株数に対する取得枠2%以上だとリターンはプラス、2%以下だとマイナス ・PBR1倍割れと1倍以上でも上記と同じ動き (理由)🇯🇵長期金利が上昇してきていることからバリュー株が優位 🧐成長株は資金調達が大きい→金利が上がるとそのコストが増えて負担→株安 ◆債券需要から占う長期金利の行方(東海東京証券:佐野一彦氏) 【結果】需給が大きく緩和されて長期金利の持続的な上昇につながるということは「ない」と予想 🧐🇯🇵はなかなか強くならないということですね ◆佐野氏ご意見 1、🇯🇵消費者物価指数に注目:2%を目指すような結果が出るか注視 2、日銀VS円安:5/13国債の買い入れ減額も相場はほぼ無反応。アメリカ利下げまで時間稼ぎをどうするか ◆植野氏ご意見 1、🇺🇸株高で為替への影響は? 🇺🇸株を中心に世界株が上昇→クロス円市場で円安圧力が強まる→もし🇺🇸が景気後退を回避しながらインフレ抑制成功→リセッションなき利下げ局面→株高&クロス円の上昇コラボ 2、ユーロ圏3月経済収支に注目:ユーロ円が高値の背景→ユーロ圏の国際収支が黒字構造と日本は貿易赤字体質であることも要因 とのこと。疲れた😮💨