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ビーロット<3452>は13日、収益用1棟マンションを取得したと発表。所在地は東京都文京区小石川、交通アクセスは都営三田線・都営大江戸線「春日」駅徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線「後楽園」駅徒歩5分、2004年竣工/鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付地上7階建、敷地面積は373.65m2、延床面積は1015.71m2、総戸数は37戸。同物件が位置する小石川エリアは、文京区内の中心街に近く、大学キャンパス・図書館などの周辺の教育関連施設や近隣オフィス街へのアクセスが良いことから、学生・単身者に人気の高いエリアであり、近隣に商業施設・レジャー施設などが多くあることによる利便性と、周辺に自然あふれる史跡の多いことによる住み心地のバランスの取れた環境から、近年居住ニーズが高まっている。同社によると、同物件はその利便性の高さから入居稼働率が高水準で安定しており、また近年の都心部賃貸需要の向上に伴う投資用価値・将来性が高いことから取得を決定した。取得後、バリューアップ工事等を実施し、商品価値の向上に努めるとしている。《
中古マンション、東京23区8カ…
2024/05/23 16:57
中古マンション、東京23区8カ月ぶり下落 進む二極化 不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が23日発表した4月の中古マンション平均希望売り出し価格は、東京23区が70平方メートル当たり7231万円だった。価格高止まりで在庫が増えたため前月比0.2%安く、8カ月ぶりに下落した。東京都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)は同0.7%高の1億1588万円と15カ月連続で上昇しており、二極化が進みつつある。 調査は専有面積30平方メートル未満の住戸や事務所・店舗用を除く、ファミリータイプが対象だ。東京23区はマンションの価格高騰でオーナーが物件を売りに出し、中古市場に多く出回っている。東京23区でも郊外や築年数の古い物件を避け、戸建てに流れる動きがあり、調整局面を迎えている。 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)は前月比1.6%安い4606万円だった。人気のあるエリアの在庫は減る一方で、周辺3県では価格上昇についていけず、賃貸や戸建てに流れ、引き続き価格調整が起きている。 東京都は1.4%安い6376万円と4カ月ぶりに下落した。埼玉県は1.3%安い2873万円、千葉県は0.2%安い2696万円と下落傾向が続いている。一方で神奈川県は0.1%高い3604万円と小幅に上昇した。 正味の在庫量を示す流通戸数は都心6区で3338戸と前月より216戸減った。都心6区は特に資産性が高いとされ、平均希望売り出し価格は前年同期比1割以上高い状態が続くが、新宿区や文京区では天井感が強まる。一方、千代田区や港区、渋谷区などは海外での認知度やブランド力の高さから手堅い投資先としてマネーが流入し、価格水準に差が出ている。 東京カンテイの高橋雅之主任研究員は「東京都でも立地によって選別が進み、郊外では調整の局面を迎えている。都心6区の中でも差が生じることでより厳しい選別が進む」と指摘する。