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太平洋戦争の資料を収集、調査している大分県宇佐市の市民団体「 豊(とよ) の国宇佐市塾」は、戦時中の米軍の映像から九州各地での空襲に関する映像を発見した。終戦間際まで、教科書にも載ってない空襲が各地で行われた実態に、同塾は「映像を通して戦争について考えてもらいたい」としている。(大石健一) 同塾は米軍撮影の映像を米国立公文書館から入手して公開しており、今回は場所や状況が特定できた17本を公開した。 1945年8月6日の千葉県の野島崎沖の映像(13秒)には、日本の艦艇2隻が米軍機に機銃掃射される様子が記録されている。映っている機雷の敷設艇「巨済」では、乗っていた大分県竹田市出身の田村治水兵長が戦死したという。
6月から変わる暮らし 定額減税…
2024/06/01 08:55
6月から変わる暮らし 定額減税スタート、新税徴収、光熱費は値上げ 定額減税に賃上げ波及でプラス効果も電気・ガス料金は上昇 円安も物価押し上げ要因に 6月の食品値上げ614品目 ペヤング、かっぱえびせんなど―帝国データ 10年で20兆円…TSMC進出の経済波及効果が九州で表出し始めた 西日本鉄道はフォワーディング(利用運送)を柱とする国際物流事業を世界各国で展開する中、地場でも事業を広げる。4月に営業拠点を熊本市中央区に設置した。狙いは九州南部での半導体、食品などの需要だ。1月には熊本空港の保税蔵置場で通関サービスを始めた。 不動産事業では熊本市東区で戸田建設、東京建物と延べ床面積7万平方メートル超の賃貸用物流施設を共同開発する。林田社長は半導体設計など“川上”の集積も見据えて、「福岡は魅力的に映るはず」とオフィスビルや住宅・マンションでも事業機会があると見通す。 JR九州も物流施設開発を積極化する。5棟目の賃貸用物流施設を2025年7月をめどに建設する。場所は九州の陸上交通の要衝とされるエリアに近い福岡県小郡市だ。古宮洋二社長は「TSMC以外にも工場建設の計画がある。モノの動きがより活発になる」とし、九州各地で施設開発を進める考えだ。 鉄道事業でも熊本県菊陽町でJR豊肥本線の新駅を27年春に設置予定。TSMC熊本工場の最寄り駅の隣駅となる。路線利用者の増加傾向や、熊本空港を結ぶ新路線計画を背景にメリットを見込む。