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GAFAは目指さない。産業の深淵に潜り続ける謎の少数精鋭企業 https:// newspicks.com/news/3855321/body/ 市場トレンドを見極め“深く潜り込む” ──KudanがDeep Techの研究開発に注力するきっかけは何だったのでしょうか。 大野『 私はKudanの創業に至るまでに、いくつかの英国企業で経営に携わっていました。あるゲームコンソール用のコンパイラ会社ではコンピュータ技術を、また別のゲームIP会社ではIP(知的財産)ビジネスに取り組んでいました。 Kudanを創業する時点では、それまで存在しなかった事業を作ろうと考えていたのですが、私自身が熟知している技術とIPの双方を掛け合わせて、まったく新しい領域を開拓しようとしてたどり着いたのが人工知覚(AP)です。 とはいえ、いきなりDeep Techであるアルゴリズム開発に着手したわけなく、実は戦略的に狙いすました結果として今のポジションに至っています。 まず創業時に着目したのは、人工知覚(AP)の応用技術として期待されていたAR(拡張現実)です。当時、ARはプロダクトが技術的に未熟で使いにくく、競合もまだ少なかったため、自社開発のARアプリを比較的簡単にビジネスにできました。』 つまり、 AR、VR技術は【SLAM技術の応用】である。 【SLAM技術こそ金の成る木である】と創業者の大野氏は考えに考えに考え抜いた結果、 KudanをSLAM技術専業企業にする事になりました。
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要するに、スイッチ用のソフトと言っても、そのソフト開発はWindows機で開発していて、汎用のソースコードを生成するまでは、プレステも、パソコンも、XBoxも、現行のスイッチも、新型スイッチも、みんなソースコードまでは同じです。 それを最終段階で、専用のコンパイラで、各マシン用に専用のバイナリを生成して動作させるという仕組みであり、このバイナリには互換性はありません。 ここまで書けばわかると思いますが、スイッチの用のソフトを開発しているソフト開発者は、開発段階では、現行のスイッチも、新型スイッチも関係はないということです。開発者からすると同じです。 ただ、ストレージの速度とか、メモリの速度とか、CPUやGPUの速度とかが違うので、動作がよりスムーズになることはあります。また解像度が高くなる場合もあります。 しかし、それはソフト開発では最終段階で影響するだけであり、要するに、画像の精度を高くできる余地があるとか、フレームレートを高くできるかということであり、新しいスイッチで動かす場合は全体の調整や最適化が必要になるということだけです。 ですから、ソフト開発では、新しいスイッチでも古いスイッチでも、ソフトは同じように動くので、あまり気にする必要はないということです。
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スイッチのソフトの開発者は、x86ベースのWindows機で、任天堂の開発環境や汎用の開発環境を利用してソフト開発しています。 この開発環境で作られたソフトのソースコードは、かなり汎用性の高いものであり、適当な移植ツールがあれば、多くのコンピュータ用にコンパイルして動作させることができます。要するに、パソコンでもプレステでもXBoxでもスイッチでも動かせます。 そこで、Windows上で開発されたソフトのソースコードをスイッチで動かすには、専用のコンパイラが必要であり、それがJetPackをNVIDIAがスイッチ用にWindowsに移植した専用のコンパイラ開発環境ということになります。
先ほど、最適なシステム仕様と簡…
2024/05/25 09:46
先ほど、最適なシステム仕様と簡単に書きましたが、実はこれが一番複雑で難しいものになります。要するに、UNIX/Linux技術であり、アーキテクチャ技術であり、コンパイラ技術であり、マルチコア技術と並列処理技術であり、超解像度技術などです。 さらに、これらはそこにクラウド技術が加わります。 すなわち、システム管理にはアマゾンサーバが使われ、ゲームサーバにはグーグルサーバが使われ、それらがスイッチ環境と一体となったゲームシステム環境になりますから、理解の難易度はさらに高くなります。 そして、それらを使う任天堂のゲームソフト開発技術も、それらに影響を受けて高度化しますから、その分析も必要です。 要するに、グラがよければ良いゲームだというような、簡単な話ではなく、人間の脳は何に反応して面白さを感じるのかという、経験的な脳科学の領域の理解も必要です。 このソフト的な環境全体が、システム環境ということになり、その理解も必要です。