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もしかしたら春のG1戦線で 最も楽しみにしていたレースかもしれない。 ダービーよりも 天皇賞よりも 宝塚記念よりも、 一番楽しみにしていた と言っても過言ではないのが 今週の安田記念だ。 個人的にもこんな楽しみな安田記念は記憶にない。 そもそも府中のマイルG1が 多すぎると思っているクチだし、 例年通りならダービーも終わって、 心持ちが少し落ち着いているタイミング。 それでも 「最も楽しみ」と評した理由は 香港から遠征してくる強豪2頭の存在のおかげ。 4月の段階から安田記念参戦を 陣営は表明していたし、 宝塚記念も睨んでの出走というのも、本気度が伺える。 安田記念が 叩き台で 宝塚記念が 本命という見方もできるけど、 さすがに我が日本競馬の総大将が、 セリフォスだ、 ソウルラッシュだ、 ナミュールだというのは あまりにも心許なさすぎる。 せめてジャンタルマンタル が出てきてくれれば、 期待感もあったけれど、 残念ながらこのメンバーでは 香港馬2頭のワンツー決着まで視野に入ってくる。 この春、香港から 高松宮記念に参戦し3着に入った ビクターザウィナーという馬を ご記憶の方も多いと思うが、 はっきり言って、あの馬よりも 今回遠征してくる2頭の方が圧倒的に格上。 ロマンチックウォリアーの方は現在、 香港とオーストラリアのG1を4連勝中。 前走の香港 クイーンエリザベス2世カップでは、 今回の安田記念に出ていても おかしくないレベルの プログノーシスやノースブリッジを下している。 またヴォイッジバブルの方も、 実績面ではロマンチックウォリアーに 劣るかもしれないが、 昨年2000mの香港ダービー(L)を勝ち、 年始の香港スチュワーズCで初のG1タイトルを取っている。 安田記念への参戦表明は 5月初め頃とやや遅れたが、 チャンピオンズマイルなどの レースを見て、 「戦える」と判断した可能性が高い。 乗り役は日本での騎乗経験もあるパートン騎手。 2015年の高松宮記念をエアロヴェロシティで制している。 この馬もタイトルを取りに来ているのは間違いない。 その一方で前述したように 今回の安田記念における 日本の総大将は、 セリフォス、 ソウルラッシュ、 ナミュールあたりが務めることになりそうな情勢。 一応G1馬も含まれているけれど、 どれもシャキッとした感じのしない馬ばかり。 4歳世代もコレペティトールしか 登録が無いので、新鮮味も無い。 だからこそ 「ジャンタルマンタルが出てきてくれれば…」 みたいな話をしている訳で。 もちろん期待したい馬が 居ない訳では無いけど、 総大将の看板まで背負わせるのは酷な印象もある。 キズナ産駒で重賞を勝ったばかりの パラレルヴィジョンには 今後の事も含めて 期待している面があるけれど、 「府中のG1でどこまでやれるか…」 かつてのロゴタイプのように 淡々と逃げ、 そのままゴールするシーンを ウインカーネリアンに 重ねてみたりしているけど、 外国馬人騎手が4人も居る 組み合わせで、そんなに上手くいく事があるだろうか。 いずれにしても今年の安田記念は、 香港の馬を主役に据える予定。 ただ、相手は手広く狙ってみても良いかもしれない。 日本馬への期待感は薄いが、 配当的には一発が狙える都合の良いレースになりそうだ。
3月の高松宮記念から、途中で1…
2024/06/01 17:36
3月の高松宮記念から、途中で1週を除いて続いて開催されていたJRAの春のGⅠレースも明日の安田記念でひとまず終了。(3週後に高松宮記念) 前半は、引退をしていたので馬券はスルーしたけれど、途中でどうしても競馬を忘れられずに、男の決意なんて紙よりも薄く、軽いということをさらして、恥ずかしながら競馬人生に復帰。 まあ、復帰後の予想は結構いい線をいって、引退なんてどこ吹く風と男の風上にも置けないような爺だと思われても知らんぷり。 明日の安田もと貪欲に予想に禿げんでいる、いや、励んでいるが、 外国の馬をどうしたらいいのかと悩んで悩んで禿げそうだ! どうする? 香港馬を! レーティングで5ポイントも上の「ロマンチックウォリアー」! 彼が、初の海外遠征ならば黙って消してもよいけれど、 昨秋、豪州遠征の初戦のGⅠレースこそ4着に敗れたが、3週間後のコックスプレート(G1)ではあっさりと快勝。 その後、香港に帰ってGⅠレース3連勝中。 香港カップでは、ヒシイグアス、プログノーシスを一蹴。 前走のクイーンエリザベス2世カップでも、プログノーシス、ノースブリッジを寄せ付けなかった、この馬の強さを見せつけられると・・・・・・。 バッさん、 どうしたらいいのでしょうか? ロマンチックウォリアー様を! 私は、一晩かけて考えることにします。