検索結果 スレッド コメント 最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 株式全般> 欧米 経済指標 消えるアメリカン・ドリーム、住… okabe 2024/05/29 05:01 消えるアメリカン・ドリーム、住宅ローン金利の高止まりで持ち家断念 2024年5月28日 米住宅ローン金利は過去1カ月超にわたって7%前後で推移 住宅所有者と非所有者の溝が深まり、貧富格差さらに拡大も 金利が高止まりする米国では、手頃な価格で持ち家を手に入れるというアメリカン・ドリームは実現不可能となりつつあるようだ。 米国の住宅ローン金利は過去1カ月超にわたって7%前後で推移しており、3年前の2倍余りの水準が続く。 昨年末にかけてのインフレ減速で多くの人が金利低下を期待していたが、今年に入って物価の伸びは再び加速傾向にあり、米金融当局は政策金利を20年来の高水準で据え置いている。 「最大の障害」は家賃、FRBのインフレ抑制で-利下げためらう理由 高金利の圧力は米消費者の人生設計を狂わせており、より多くの人が住宅購入を諦めることで住宅所有者と非所有者の溝が深まり、貧富格差はさらに拡大するとみられる。 住宅所有者は2023年にホームエクイティー(住宅のネット資産価値)が1兆3000億ドル(約203兆6000億円)増加した一方、賃貸市場では家賃が高止まりして家計負債は増加している。 米家計債務が過去最大、インフレ直撃で返済遅延も増加-NY連銀調査 これらは11月の米大統領選に向け、経済に大きな不安を抱いている有権者の大きな関心事であるのは間違いない。 実際、調査で明らかになった数字はかなり暗い。賃貸住宅に住んでいる人の60%は家を一生持てないと考えており、これはニューヨーク連銀が10年前に調査を開始してからの最高水準だ。 不動産仲介会社レッドフィンによると、昨年の住宅市場では、一般的な世帯にとって手頃な価格の物件は全体のわずか16%しかなかった。 レッドフィンのチーフエコノミスト、ダリル・フェアウェザー氏は 「家を持つことはステータスシンボルだ。ただ、それがあまりに高嶺の花となれば、人々はそれを努力する価値があるものとしては考えないようになる」と指摘。 関連記事 手の届く物件、全体の5%未満-厳しさ増すNY市アパート探し マイホーム購入は可能と考える米消費者、過去最低更新-NY連銀調査 マンハッタンのアパート賃料が上昇、4月としては過去最高を更新
最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 株式全般> 欧米 経済指標 消えるアメリカン・ドリーム、住… okabe 2024/05/29 05:01 消えるアメリカン・ドリーム、住宅ローン金利の高止まりで持ち家断念 2024年5月28日 米住宅ローン金利は過去1カ月超にわたって7%前後で推移 住宅所有者と非所有者の溝が深まり、貧富格差さらに拡大も 金利が高止まりする米国では、手頃な価格で持ち家を手に入れるというアメリカン・ドリームは実現不可能となりつつあるようだ。 米国の住宅ローン金利は過去1カ月超にわたって7%前後で推移しており、3年前の2倍余りの水準が続く。 昨年末にかけてのインフレ減速で多くの人が金利低下を期待していたが、今年に入って物価の伸びは再び加速傾向にあり、米金融当局は政策金利を20年来の高水準で据え置いている。 「最大の障害」は家賃、FRBのインフレ抑制で-利下げためらう理由 高金利の圧力は米消費者の人生設計を狂わせており、より多くの人が住宅購入を諦めることで住宅所有者と非所有者の溝が深まり、貧富格差はさらに拡大するとみられる。 住宅所有者は2023年にホームエクイティー(住宅のネット資産価値)が1兆3000億ドル(約203兆6000億円)増加した一方、賃貸市場では家賃が高止まりして家計負債は増加している。 米家計債務が過去最大、インフレ直撃で返済遅延も増加-NY連銀調査 これらは11月の米大統領選に向け、経済に大きな不安を抱いている有権者の大きな関心事であるのは間違いない。 実際、調査で明らかになった数字はかなり暗い。賃貸住宅に住んでいる人の60%は家を一生持てないと考えており、これはニューヨーク連銀が10年前に調査を開始してからの最高水準だ。 不動産仲介会社レッドフィンによると、昨年の住宅市場では、一般的な世帯にとって手頃な価格の物件は全体のわずか16%しかなかった。 レッドフィンのチーフエコノミスト、ダリル・フェアウェザー氏は 「家を持つことはステータスシンボルだ。ただ、それがあまりに高嶺の花となれば、人々はそれを努力する価値があるものとしては考えないようになる」と指摘。 関連記事 手の届く物件、全体の5%未満-厳しさ増すNY市アパート探し マイホーム購入は可能と考える米消費者、過去最低更新-NY連銀調査 マンハッタンのアパート賃料が上昇、4月としては過去最高を更新
消えるアメリカン・ドリーム、住…
2024/05/29 05:01
消えるアメリカン・ドリーム、住宅ローン金利の高止まりで持ち家断念 2024年5月28日 米住宅ローン金利は過去1カ月超にわたって7%前後で推移 住宅所有者と非所有者の溝が深まり、貧富格差さらに拡大も 金利が高止まりする米国では、手頃な価格で持ち家を手に入れるというアメリカン・ドリームは実現不可能となりつつあるようだ。 米国の住宅ローン金利は過去1カ月超にわたって7%前後で推移しており、3年前の2倍余りの水準が続く。 昨年末にかけてのインフレ減速で多くの人が金利低下を期待していたが、今年に入って物価の伸びは再び加速傾向にあり、米金融当局は政策金利を20年来の高水準で据え置いている。 「最大の障害」は家賃、FRBのインフレ抑制で-利下げためらう理由 高金利の圧力は米消費者の人生設計を狂わせており、より多くの人が住宅購入を諦めることで住宅所有者と非所有者の溝が深まり、貧富格差はさらに拡大するとみられる。 住宅所有者は2023年にホームエクイティー(住宅のネット資産価値)が1兆3000億ドル(約203兆6000億円)増加した一方、賃貸市場では家賃が高止まりして家計負債は増加している。 米家計債務が過去最大、インフレ直撃で返済遅延も増加-NY連銀調査 これらは11月の米大統領選に向け、経済に大きな不安を抱いている有権者の大きな関心事であるのは間違いない。 実際、調査で明らかになった数字はかなり暗い。賃貸住宅に住んでいる人の60%は家を一生持てないと考えており、これはニューヨーク連銀が10年前に調査を開始してからの最高水準だ。 不動産仲介会社レッドフィンによると、昨年の住宅市場では、一般的な世帯にとって手頃な価格の物件は全体のわずか16%しかなかった。 レッドフィンのチーフエコノミスト、ダリル・フェアウェザー氏は 「家を持つことはステータスシンボルだ。ただ、それがあまりに高嶺の花となれば、人々はそれを努力する価値があるものとしては考えないようになる」と指摘。 関連記事 手の届く物件、全体の5%未満-厳しさ増すNY市アパート探し マイホーム購入は可能と考える米消費者、過去最低更新-NY連銀調査 マンハッタンのアパート賃料が上昇、4月としては過去最高を更新