検索結果 スレッド コメント 最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 電気機器> (株)ジャパンディスプレイ ちょっと暇つぶしで、憶測妄想を… ydt***** 2024/05/12 06:31 ちょっと暇つぶしで、憶測妄想をしてみた。 (できる限りJDI側の立場に立って)eLEAPが 通常OLEDと比べて、どれくらいのコスト DOWNを導くのか試算してみた。 ベースは、下記の通り。 ガラス基板はG6(1500mm ✕ 1850mm) アップルウォッチのパネルサイズは 45mm ✕ 45mm OLEDディスプレイ価格は37.5米$ (一説では、Apple Watch UltraのマイクロLED ディスプレイの製造原価はOLEDディスプレイの 4倍となる150ドル(約22,500円)と云う iPhone Maniaの今年3/5の記事を参考) 為替は現状の156円/米$ 月の生産能力は、1300枚(シート) これは、同社IRより公示有 eLEAP仕様のOLEDディスプレイの価格は、 上記37.5米$で試算する。 理由は、eLEAPが、生産コスト2〜3割DOWNと 公言されている為、性能UP(輝度と寿命)は あっても、値決め交渉の達者なアップルが、 必ず頭を抑えて来るはずだから・・・。 あと、現状OLEDの歩留まりを90%と仮定して、 それと同等の数値まで、eLEAPの量産歩留まりが 向上すると見る。 これらをベースに計算した売上は下記の通り。 (1500 ✕ 1850)÷(45 ✕ 45)✕ 90% ✕ 1300 ✕ 37.5米$ ✕ 156円/米$ → 約94億円/月 この3割DOWNだと、約28億円/月のコスト減と なり、利益に貢献する形。 (売上原価が分からないので、敢えて試算上、 JDIに有利となる売上から減少幅を推測) 但し、設備投資資金150億円メドに対する ①減価償却と②いちごトラストからの借入金の 利払いが発生するので、償却15年・年利10%と すると、それぞれの月平均コストは、0.83億円 ・1.25億円になる。(計2億円) したがって、eLEAPによる正味のコストDOWNは 約26億円/月と推測(憶測)できる。 (あくまで、アップルウォッチ受注分の話。 月160万枚生産メド) しかしながら、これはJDI側の立場を考慮した MAXの計算式・・・。 ちなみに、3割ではなく、2割DOWNだと 売上は同じだが、コストDOWNは約19億円/月 まで下がる。 あと、3割DOWNは同じで、歩留まり80%だと 売上は約83億円となり、この場合は 売上減少分の原価が、そのままコストUPに 繋がるので、コストDOWNは、約26億円/月 から11億円を引いた約15億円/月まで下がる。 (但し、生産性が落ちた分は生産日数が伸びる) 仮に、2割DOWN・歩留まり80%で試算すると、 売上が約83億円・正味のコストDOWNは 約7億円/月まで下がってしまう 当然、2.5割DOWN・歩留まり85%など、 色々とパターンは考えられるし、 ディスプレイ価格(仮37.5米$)と為替推移に よっても変化する。 P.S.〜ポイントは、これらのコストDOWNが 実際に成されたとして、JDIの赤字体質が 本当に解消されるかです。 アップルウォッチの受注が、仮に500万枚と しても、歩留まり90%の場合、約3ヶ月分相当 の仕事しかありません…。 (ちなみに歩留まり80%だと、約3.5ヶ月分) それに、設備投資資金150億円の年間の減価償却と利払いは、それぞれ10億円と15億円で、 トータル25億円/年 相当になる事を忘れては いけません 個人的には、「上記MAX(約26億円/月)の コストDOWNは、理想的過ぎて厳しい…」と 考えます。 仮に達成されたとしても、初年度が価格的には ピークと思われるのと、サイズの小さいウェア ラブル端末以外の量産受注が見えていない中、 eLEAPの量産稼働期間がしれているので、 現状の赤字体質を改善するには・・・。 歩留まり数値が低ければ、2〜3割DOWNの 業績効果は素直に反映されませんし、 JOLEDの印刷方式が同じアピールをしていて ポシャった黒歴史があります。 ハッキリ言って、輝度と寿命の優位性など、 今後のディスプレイ開発から年々カビが生えるし コストDOWNによる収益性も、顧客からの値下げ 要求&競合他社との価格競争に巻き込まれて ドンドン目減りするでしょう。 そして、その様な悪循環に陥ってから、 (やっと)ウェアラブル端末以外の量産が 受注できる様になると見ます〜冷笑 量産技術を確立した直後に設備投資をしなかった ツケ(タイムラグ)を思い知るのでは? (素人の憶測長文、失礼)
最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 電気機器> (株)ジャパンディスプレイ ちょっと暇つぶしで、憶測妄想を… ydt***** 2024/05/12 06:31 ちょっと暇つぶしで、憶測妄想をしてみた。 (できる限りJDI側の立場に立って)eLEAPが 通常OLEDと比べて、どれくらいのコスト DOWNを導くのか試算してみた。 ベースは、下記の通り。 ガラス基板はG6(1500mm ✕ 1850mm) アップルウォッチのパネルサイズは 45mm ✕ 45mm OLEDディスプレイ価格は37.5米$ (一説では、Apple Watch UltraのマイクロLED ディスプレイの製造原価はOLEDディスプレイの 4倍となる150ドル(約22,500円)と云う iPhone Maniaの今年3/5の記事を参考) 為替は現状の156円/米$ 月の生産能力は、1300枚(シート) これは、同社IRより公示有 eLEAP仕様のOLEDディスプレイの価格は、 上記37.5米$で試算する。 理由は、eLEAPが、生産コスト2〜3割DOWNと 公言されている為、性能UP(輝度と寿命)は あっても、値決め交渉の達者なアップルが、 必ず頭を抑えて来るはずだから・・・。 あと、現状OLEDの歩留まりを90%と仮定して、 それと同等の数値まで、eLEAPの量産歩留まりが 向上すると見る。 これらをベースに計算した売上は下記の通り。 (1500 ✕ 1850)÷(45 ✕ 45)✕ 90% ✕ 1300 ✕ 37.5米$ ✕ 156円/米$ → 約94億円/月 この3割DOWNだと、約28億円/月のコスト減と なり、利益に貢献する形。 (売上原価が分からないので、敢えて試算上、 JDIに有利となる売上から減少幅を推測) 但し、設備投資資金150億円メドに対する ①減価償却と②いちごトラストからの借入金の 利払いが発生するので、償却15年・年利10%と すると、それぞれの月平均コストは、0.83億円 ・1.25億円になる。(計2億円) したがって、eLEAPによる正味のコストDOWNは 約26億円/月と推測(憶測)できる。 (あくまで、アップルウォッチ受注分の話。 月160万枚生産メド) しかしながら、これはJDI側の立場を考慮した MAXの計算式・・・。 ちなみに、3割ではなく、2割DOWNだと 売上は同じだが、コストDOWNは約19億円/月 まで下がる。 あと、3割DOWNは同じで、歩留まり80%だと 売上は約83億円となり、この場合は 売上減少分の原価が、そのままコストUPに 繋がるので、コストDOWNは、約26億円/月 から11億円を引いた約15億円/月まで下がる。 (但し、生産性が落ちた分は生産日数が伸びる) 仮に、2割DOWN・歩留まり80%で試算すると、 売上が約83億円・正味のコストDOWNは 約7億円/月まで下がってしまう 当然、2.5割DOWN・歩留まり85%など、 色々とパターンは考えられるし、 ディスプレイ価格(仮37.5米$)と為替推移に よっても変化する。 P.S.〜ポイントは、これらのコストDOWNが 実際に成されたとして、JDIの赤字体質が 本当に解消されるかです。 アップルウォッチの受注が、仮に500万枚と しても、歩留まり90%の場合、約3ヶ月分相当 の仕事しかありません…。 (ちなみに歩留まり80%だと、約3.5ヶ月分) それに、設備投資資金150億円の年間の減価償却と利払いは、それぞれ10億円と15億円で、 トータル25億円/年 相当になる事を忘れては いけません 個人的には、「上記MAX(約26億円/月)の コストDOWNは、理想的過ぎて厳しい…」と 考えます。 仮に達成されたとしても、初年度が価格的には ピークと思われるのと、サイズの小さいウェア ラブル端末以外の量産受注が見えていない中、 eLEAPの量産稼働期間がしれているので、 現状の赤字体質を改善するには・・・。 歩留まり数値が低ければ、2〜3割DOWNの 業績効果は素直に反映されませんし、 JOLEDの印刷方式が同じアピールをしていて ポシャった黒歴史があります。 ハッキリ言って、輝度と寿命の優位性など、 今後のディスプレイ開発から年々カビが生えるし コストDOWNによる収益性も、顧客からの値下げ 要求&競合他社との価格競争に巻き込まれて ドンドン目減りするでしょう。 そして、その様な悪循環に陥ってから、 (やっと)ウェアラブル端末以外の量産が 受注できる様になると見ます〜冷笑 量産技術を確立した直後に設備投資をしなかった ツケ(タイムラグ)を思い知るのでは? (素人の憶測長文、失礼)
ちょっと暇つぶしで、憶測妄想を…
2024/05/12 06:31
ちょっと暇つぶしで、憶測妄想をしてみた。 (できる限りJDI側の立場に立って)eLEAPが 通常OLEDと比べて、どれくらいのコスト DOWNを導くのか試算してみた。 ベースは、下記の通り。 ガラス基板はG6(1500mm ✕ 1850mm) アップルウォッチのパネルサイズは 45mm ✕ 45mm OLEDディスプレイ価格は37.5米$ (一説では、Apple Watch UltraのマイクロLED ディスプレイの製造原価はOLEDディスプレイの 4倍となる150ドル(約22,500円)と云う iPhone Maniaの今年3/5の記事を参考) 為替は現状の156円/米$ 月の生産能力は、1300枚(シート) これは、同社IRより公示有 eLEAP仕様のOLEDディスプレイの価格は、 上記37.5米$で試算する。 理由は、eLEAPが、生産コスト2〜3割DOWNと 公言されている為、性能UP(輝度と寿命)は あっても、値決め交渉の達者なアップルが、 必ず頭を抑えて来るはずだから・・・。 あと、現状OLEDの歩留まりを90%と仮定して、 それと同等の数値まで、eLEAPの量産歩留まりが 向上すると見る。 これらをベースに計算した売上は下記の通り。 (1500 ✕ 1850)÷(45 ✕ 45)✕ 90% ✕ 1300 ✕ 37.5米$ ✕ 156円/米$ → 約94億円/月 この3割DOWNだと、約28億円/月のコスト減と なり、利益に貢献する形。 (売上原価が分からないので、敢えて試算上、 JDIに有利となる売上から減少幅を推測) 但し、設備投資資金150億円メドに対する ①減価償却と②いちごトラストからの借入金の 利払いが発生するので、償却15年・年利10%と すると、それぞれの月平均コストは、0.83億円 ・1.25億円になる。(計2億円) したがって、eLEAPによる正味のコストDOWNは 約26億円/月と推測(憶測)できる。 (あくまで、アップルウォッチ受注分の話。 月160万枚生産メド) しかしながら、これはJDI側の立場を考慮した MAXの計算式・・・。 ちなみに、3割ではなく、2割DOWNだと 売上は同じだが、コストDOWNは約19億円/月 まで下がる。 あと、3割DOWNは同じで、歩留まり80%だと 売上は約83億円となり、この場合は 売上減少分の原価が、そのままコストUPに 繋がるので、コストDOWNは、約26億円/月 から11億円を引いた約15億円/月まで下がる。 (但し、生産性が落ちた分は生産日数が伸びる) 仮に、2割DOWN・歩留まり80%で試算すると、 売上が約83億円・正味のコストDOWNは 約7億円/月まで下がってしまう 当然、2.5割DOWN・歩留まり85%など、 色々とパターンは考えられるし、 ディスプレイ価格(仮37.5米$)と為替推移に よっても変化する。 P.S.〜ポイントは、これらのコストDOWNが 実際に成されたとして、JDIの赤字体質が 本当に解消されるかです。 アップルウォッチの受注が、仮に500万枚と しても、歩留まり90%の場合、約3ヶ月分相当 の仕事しかありません…。 (ちなみに歩留まり80%だと、約3.5ヶ月分) それに、設備投資資金150億円の年間の減価償却と利払いは、それぞれ10億円と15億円で、 トータル25億円/年 相当になる事を忘れては いけません 個人的には、「上記MAX(約26億円/月)の コストDOWNは、理想的過ぎて厳しい…」と 考えます。 仮に達成されたとしても、初年度が価格的には ピークと思われるのと、サイズの小さいウェア ラブル端末以外の量産受注が見えていない中、 eLEAPの量産稼働期間がしれているので、 現状の赤字体質を改善するには・・・。 歩留まり数値が低ければ、2〜3割DOWNの 業績効果は素直に反映されませんし、 JOLEDの印刷方式が同じアピールをしていて ポシャった黒歴史があります。 ハッキリ言って、輝度と寿命の優位性など、 今後のディスプレイ開発から年々カビが生えるし コストDOWNによる収益性も、顧客からの値下げ 要求&競合他社との価格競争に巻き込まれて ドンドン目減りするでしょう。 そして、その様な悪循環に陥ってから、 (やっと)ウェアラブル端末以外の量産が 受注できる様になると見ます〜冷笑 量産技術を確立した直後に設備投資をしなかった ツケ(タイムラグ)を思い知るのでは? (素人の憶測長文、失礼)