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JAXA月着陸技術を民間移管、文科省専門委が素案 日本では宇宙スタートアップのispace(アイスペース)が月面着陸船を開発し、月面輸送サービスの構築を目指している。23年には月面着陸に挑み達成できなかったが、24年冬に着陸船を打ち上げ、再び着陸に挑む計画だ。世界では米国のインテュイティブ・マシンズが24年2月、民間企業として世界初の月面着陸に成功した。 🤔
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つづき・・ 国内外での株式売り出しを統括するジョイント・グローバル・コーディネーターを務めるモルガン・スタンレーMUFG証券は「海外の年金基金を含めたロングオンリーの機関投資家からの引き合いが多かった」(資本市場本部)と説明する。「JAXAや米航空宇宙局(NASA)などの各国宇宙機関との取引があり、事業計画の実行期間や実行段階ごとに想定契約金額等を明示したことで投資家の評価が高まった」とも指摘した。 収益につながる案件は豊富だ。アストロHDはデブリを捕獲し軌道から離脱させる衛星の打ち上げを26年度以降に予定する。アストロHDの岡田光信社長兼最高経営責任者(CEO)は「3年程度で一気に捕獲、除去の段階まで持っていける」と自信を示す。デブリ捕獲機の研究費用がかさみ、2024年4月期(前期)の連結最終損益(国際会計基準)は80億〜115億円の赤字(前の期は92億円の赤字)の見通しで、今後数年で黒字転換を実現できるかが鍵となる。 宇宙関連銘柄としては昨年上場した月面着陸船のispace(9348)や人工衛星を開発するQPS研究所(5595)に次ぐ3例目だ。宇宙〇みを巡るルール作りが各国で進み、株式市場でも「収益機会が多いアストロHDは宇宙関連銘柄の本命」(いちよし証券の宇田川克己投資情報部課長)と評価は高い。 アストロHDの公開価格は仮条件(750〜850円)の上限である850円で決まった。東証が定める5日の気配値の上限は1955円で、通常の更新値幅(40円)を加えた1995円までで売買が成立しない場合、初値は翌日以降に持ち越しとなる。市場では「初値は2000円を上回る水準となっても不思議ではない」(国内証券)との声が聞かれた。
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アストロHDがきょう上場、宇宙〇み除去、海外勢が熱視線 2024/06/05 08:00 日経速報ニュース 2192文字 宇宙〇みを除去するアストロスケールホールディングス(アストロHD、186A)が5日に東証グロース市場に上場する。人工衛星の打ち上げが増え、宇宙に漂うロケットの破片などデブリを除去する技術を持つアストロHDへの期待が高い。海外向けの公募株数の発行を増やすなど投資家の需要は強く、初値形成後の株価上昇に期待がかかる。 アストロHDは宇宙〇みを除去する初の民間企業として2013年にシンガポールで創業した。主な事業は寿命を迎えた衛星を捕獲し軌道を降下させ、大気圏で燃焼させて除去するサービスで、足元では実証段階にある。世界で稼働中の人工衛星は23年時点で7560基ある。30年には2万基に増えると想定され、役目を終えた衛星を除去するサービスへのニーズが高まりそうだ。顧客の衛星を1機除去するごとに800万〜1300万ドル(12〜20億円)の収益が見込める。 宇宙空間で浮遊するデブリに接近し、打ち上げた捕獲機のアームを使ってデブリを除去するサービスも提供する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの受託事業として、24年2月に世界で初めてデブリの観測衛星を打ち上げ、近距離でデブリを撮影した画像を公開した。 ベンチャーキャピタル(VC)のジャフコグループ(プライム、8595)で宇宙ベンチャーに投資する長岡達弥プリンシパルは、人工衛星が大量に打ち上がる時代において「アストロHDは宇宙産業の核となり得る会社」と評価し、15年に投資を決めた。アストロHDがデブリに接近する技術を開発できれば、衛星軌道上を自由に行き来する運用を終えた衛星に加え、運用中の衛星を対象にデブリ除去や点検調査、燃料補給など幅広いサービスを提供でき、宇宙産業や市場におけるリーダーになるとみる。 海外投資家からの人気は高い。海外向け公募株数は968万3000株(海外向けの公募比率は44%程度)と当初の694万4400株(同33%程度)から増やした。国内向け公募株数は当初の予定から若干減らしたが、海外向け増加分が国内向けの減少分を上回り、全体の公募株数は当初予定より増えた。
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「H3」ロケット 3号機打ち上げを6月30日に計画 JAXA発表 2024年4月26日 11時06分 ことし2月、初めて打ち上げに成功した日本の新たな主力ロケット「H3」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、次の3号機の打ち上げを6月30日に計画していると発表しました。 JAXAと三菱重工業が開発を進めている日本の新たな主力ロケット「H3」は去年、初号機の打ち上げに失敗しましたが、対策を講じてことし2月、2号機が初めて打ち上げに成功しました。 次の3号機についても、機体の組み立てなど準備が進められてきましたが、打ち上げに向けた準備のめどが立ったとして、JAXAは、打ち上げを6月30日の午後0時6分すぎに鹿児島県の種子島宇宙センターで行うと発表しました。 また、天候不順などで打ち上げを変更する場合の予備期間は、7月1日から31日と設定しています。 ↑期待大!!!
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JAXA 次のH3🚀打ち上げ、6月30日の予定
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「H3」3号機の打ち上げリハーサル“良好な結果得られた” JAXA 2024年5月30日 13時00分 来月打ち上げられる予定の日本の新たな主力ロケット「H3」3号機の打ち上げ手順を確認するリハーサルが鹿児島県の種子島宇宙センターで行われ、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、計画どおりの項目を検証し良好な結果を得られたと30日発表しました。
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「H3」3号機の打ち上げリハーサル“良好な結果得られた” JAXA 2024年5月30日 13時00分 シェアする 来月打ち上げられる予定の日本の新たな主力ロケット「H3」3号機の打ち上げ手順を確認するリハーサルが鹿児島県の種子島宇宙センターで行われ、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、計画どおりの項目を検証し良好な結果を得られたと30日発表しました。 種子島宇宙センターでは29日、「H3」3号機が発射地点に据え付けられ、打ち上げまでの手順を確認するリハーサルが行われました。 リハーサルでは、ロケットにマイナス200度前後の液体燃料などを充填(じゅうてん)した状態で、機体の各機能が正常に動作することを確認する「極低温点検」と呼ばれる試験が行われ、午後5時半と午後8時半を打ち上げ時刻と想定し、それぞれエンジンに点火する直前の7秒前までカウントダウンを行いました。 試験では、初号機と2号機からの改善点の検証のほか、より重い衛星の打ち上げに向けて、2段目のロケットの燃料を減らした状態での機能の確認などを行ったということで、JAXAは、計画どおりの項目を検証し良好な結果を得られたと30日発表しました。 JAXAの有田誠H3プロジェクトマネージャは「主な目的であった改善点の検証を含め、大変有効なデータを取得することができ、今後のミッションに向けての大きな前進となった」とコメントしています。 「H3」3号機は地球観測衛星「だいち4号」を搭載して、来月30日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
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川重<7012.T>は29日、H3ロケット試験機2号機により初めて打ち上げられた新規開発の非火工品分離デバイス「Simple Pin Puller(シンプル・ピン・プラー)」(火薬を使わず、電気信号により機械的な結合状態を解除し得るデバイス)と、それを利用した小型衛星用衛星分離部「Simple PAF(シンプル・パフ)」が 、宇宙空間で正常に機能することを確認したと発表した。 同社は19年からJAXA(宇宙航空研究開発機構)と、小型衛星用の非火工品分離機構を使用した衛星分離部の共同研究を実施するとともに、JAXA宇宙イノベーションパートナーシップにおける連携活動により運用性を向上し、これらの成果を活用した「Simple Pin Puller 350」と、これを用いたSimple PAF シリーズの「Simple PAF 15M」を製品化。24年2月に打ち上げられたH3ロケット試験機2号機における「超小型衛星相乗り」の取り組みで選定された50キログラム級衛星の衛星分離部に「Simple PAF 15M」が、3U衛星の放出機構の非火工品分離デバイスとして「Simple Pin Puller 350」がオービタルエンジニアリング社製3Uポッドに採用され、いずれの製品も宇宙空間で正常に作動し、搭載された衛星は所定の軌道に投入されたという。 3U衛星とは、1辺約10センチメートルの立方体(1U)を3個つなぎ合わせた大きさの衛星。 午後1時12分時点の株価は、前日比167円安の6021円。 [ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 提供:ウエルスアドバイザー社 (2024-05-29 13:13)
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宇宙関連」に熱視線再び、アストロS上場接近でテーマ株躍動の予感 <株探トップ特集> 特集 2024年5月28日 19時30分 https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202405280890 ●「H3」6月30日打ち上げ予定、関連銘柄をチェック 今年1月の月面着陸成功は大きな話題を呼んだが、これに用いられた実証機が無人探査機「SLIM(スリム)」だ。メインエンジンを三菱重工業 <7011> [東証P]と京セラ <6971> [東証P]、着陸レーダーを三菱電機 <6503> [東証P]、着陸後に周囲を調査する分光カメラをIHI <7013> [東証P]の子会社で観測機器メーカーの明星電気が担当。また、太陽電池をシャープ <6753> [東証P]、宇宙用リチウムイオン電池を古河電池 <6937> [東証P]が手掛けた。 2月に打ち上げに成功したH3ロケットは、三菱重とJAXAが共同開発した次世代の大型ロケットだ。開発には三菱重以外にも数多くの企業が参加しており、衛星を格納するロケットの最先端部分「衛星フェアリング」は川重、固体ロケットブースターはIHI傘下のIHIエアロスペース、ロケット用慣性センサーユニットは日本航空電子工業 <6807> [東証P]が製造。機体に用いられている素材の一部には東レ <3402> [東証P]の航空機向け炭素繊維「トレカ」が使われている。H3ロケットの次の打ち上げは6月30日の予定だ。
JAXA月着陸技術を民間移管、…
2024/06/05 11:33
JAXA月着陸技術を民間移管、文科省専門委が素案 2024/06/05 11:25 日経速報ニュース 1059文字 文部科学省は5日、日本初の月面着陸に成功した無人探査機「SLIM(スリム)」の技術について、国内企業への移転が重要だとする認識を示した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が培った精密着陸技術を民間主導で発展させ、世界で激しさを増す月面開発を有利に進める狙いだ。 日本では宇宙スタートアップのispace(アイスペース)が月面着陸船を開発し、月面輸送サービスの構築を目指している。23年には月面着陸に挑み達成できなかったが、24年冬に着陸船を打ち上げ、再び着陸に挑む計画だ。