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投稿コメント一覧 (90コメント)

  • >>No. 337

    まあそれが理想なんでしょうがねえ。なかなか世の中理想通りには行かないようで。現実主義の代表の一人が安倍首相なのかも。理想家肌の石橋氏は与党内部では支持がイマイチなですよね。

  • >>No. 335

    まあ、ですから我国民法の相続制度は、被相続人の経済的地位を、相続人がそのまま継げるようにしてるわけですがね。これもある面生まれながらの経済的不平等を保証しているのですよね。ただ所有財産の相続制度を全廃したとすると、所有者は死直前に全て消費し切るか所有する会社に贈与して事実上子孫に相続するかするでしょうから、世の中の安定を志向する輩から反対されるのでしょうが。

  • >>No. 333

    土地所有の権利で、使用、収益、処分等無制限の権利なのは我国だけのようですね。
    何れ我国も環境や周囲への悪影響の排除予防を最初から義務付けた土地所有権に変わるような気もします。
    最近我国では余りにも空き家が増加、環境面等社会問題になるに至ったため、政府も問題のある空き家の土地には居住用土地税制の特例を外すなどの対策に乗り出して来ました。
    いやしかし、むしろ空き家対策をせずスムースに再利用出来るようにするのがいいのですがねえ。

  • >>No. 329

    税制や金融或いは産業政策、さらには仰られるような国際結婚などあらゆる政策を適切に実施しても、ある種歴史の流れの必然によって日本は斜陽の道をたどるのかも知れません。
    しかしプロの将棋で負ける棋士が最後はそれなりの形を作るように斜陽の国にもそれなりのあるべき形が必要だろうと思います。
    或いは太陽は沈むときが最も美しいと同様、我国もある種の美しさをもって沈むといういわば美意識があるべきだろうと思います。

  • >>No. 326

    経済面から見ると、戦後の官僚主導による護送船団方式が、国全体が成長過程にある時は何とかなっていたのですが、低成長過程に移行して以降は成長企業の足かせになり、低成長或いは不景気を固定化してしまった訳です。護送船団方式は速度の遅い船に合わせる方式ですから当然そうなるのですよね。
    また戦後の産業政策が、石炭産業に代表されるように、衰退産業に手厚かったことも国全体の成長を阻む要因になったのですよね。
    日本得意の企業の品質や安全操業の維持には、規制強化を中心とする護送船団方式が適しているのですが、反面これは成長しようとする企業にはマイナスにも作用します。
    成長企業重視は、労働者賃金の格差拡大にもつながりますが、低賃金企業の労働者対策は、税制など福祉政策で行った方が上手く行くでしょう。

  • >>No. 324

    と言いますか、如何なるシステムも耐用年数というのがあって、江戸幕府の260年というのはよくもったと言えるのかも知れません。
    現代は社会の動きが激しいので、戦後出来たシステムは、70年以上経って既に耐用年数を超えているのではないでしょうか。
    既に買い替える時期に来ているズボンを、次にはくべきズボンが見つからない或いはズボラで見つけようとしない怠慢のために、古いズボンをひたすらつぎ当てをしながらはいていて、風の強い日には寒さが身にしみてきているのでしょう。

  • >>No. 322

    仰ってる文明圏とは文化圏のニュアンスなのかな? 現代文明は既にグローバル化しているのでアジア独自の文明(科学技術のニュアンス)は難しいでしょう。
    文化圏のニュアンスということであれば、色んな可能性があるでしょう。小生は我国がそんな文化圏の中の劇場としてアジア諸国の人達が進んで来たがる国になるべきだろうと思います。

  • >>No. 320

    我国の繁栄を維持するには、先進的な技術開発が欠かせないのは確かでしょう。ですが既にアジアの多くの国が工業化により国力を伸ばして来た現在、先に工業化を果たした 我国は、それらの追いついてくる国々の成長の果実を自国に取り込む工夫が必要でしょう。例えば近隣アジア諸国からの旅行の推進や新たな観光開発などです。いわば我国はモノやサービスの提供だけでなく、アジアの劇場を目指すべきではないかと思うわけです。

  • >>No. 318

    今日、珍しく我国の神話な本を読みました。
    最も印象に残ったのは神々の数の多さでした。
    思うに日本人には理論的思考の帰結となり易い一神教的発想よりも、理論より種々の経験から来る多神教的発想によるファジーな技術の世界に向いている気がします。

  • >>No. 315

    議会制民主主義が上手く機能しない大きな原因は、一般国民の政治経済に対する理解が十分でないことでしょう。
    ですが、政治家の側でも国民の不知につけこんで自らに有利にことを進めている面があります。
    例えば、随分昔になりますが、かのロッキード社の贈賄事件です。事件で名の出た佐藤孝行が、私はロッキードルートには一切関与していません と如何にも潔白であるかに聴衆に訴えました。しかし佐藤孝行は所謂ロッキード社からの全日空ルートでの収賄が疑われていたのであって、もともとロッキードルートとは関係がなかったのです。まさに政治家の狡猾さズルさを示すものでしょう。

  • >>No. 313

    議会制民主主義の原則の一つに、多数決というのがあります。この原則だけに従うと、三人からなる議会でうち二人が結託して他の一人を殺せると三分の二の多数で可決したとします。
    これ、議会制民主主義の多数決の原則だけには適合してますが、全くメチャクチャな立法ですよね。こういう全く当然の理屈の分かってない国会議員が我国にいることが最も問題と言えるでしょう。

  • >>No. 311

    形式的には全ての勅令には天皇が責任を負っている訳ですよ。しかし実質的には勅令は官僚による官僚のための規範だったわけです。戦前の官僚は、法律など糞食らえで、勅令で仕事をしていたというのが実態だったでしょう。
    戦前の官僚は、憲法上も天皇のためのものでしたから、当然国民全体のためでなく天皇のために働いた訳です。しかしこの天皇のためという官僚の意識が戦後になって官僚機構のためという形で、形を変えて存続しており、国民全体の奉仕者という憲法に規定された建前が空文に近いままで推移しているのはご存知の通りです。

  • >>No. 309

    連休中、マスコミは殆ど令和と皇室の話題だけでした。この辺りも日本人の同質性を示すものでしょう。
    小生は昭和天皇が崩御し、元号が平成に変わる時にたまたま東京にいました。その時は、この度とは正反対に、あちこちに半旗が掲げられ、町全体が沈んだ雰囲気でしたねえ。
    思うに昭和天皇は、太平洋戦争の終戦時に退位すべきだったでしょう。如何に軍部主導の戦争だったとはいえ、最高責任者であったことには違いないわけですから。

  • >>No. 307

    typさんの考え方に基本的にさんせいです。

    時間という人間にとって当たり前の概念が実は物理学では全くよく分からない概念ということです。
    その代わり、物理学でも明らかなのは、事物事象が変化するということで、時間とはそれらの変化が進むことを感覚的に表したものに過ぎません。
    これはtypさんには同意しにくいことでしょうが、臨死体験の体験であるのは絶対者の愛や人間同士の連帯感で、時間の概念などはないということです。つまり人間にとって究極的に大切なことは時間そのものでなく、世の中の変化に対応して自らが如何に変化して行くかということだと思われます。このエコロジカルな考えが小生の考え方の基本の一部になっております。

  • >>No. 305

    まあ、日本人の同質性は、双刃の剣とも言えると思われます。ところで最近の若者などを見ていると、近年の情報化の急速な進展がこの同質性を強化する方向に働いてるように思われるんですよね。この傾向が少なからず危険性を含んでいると感じているのは、小生もtypさんと同じです。

  • >>No. 303

    まあ、色んな考え方があるでしょうが、日本人というのは、外国からの文明文化の吸収が得意で、且つ元のモノより優れたモノを作れるということがあると思われます。
    例えば、古くは大仏など大陸文明の吸収発展、近年では西洋始発の企画大量生産を中心とする最適工業社会がそれです。
    さらには仮に第二次大戦後日本がソ連に占領され社会主義国家になっていたとしても、ソ連を超える模範的な社会主義国家になっていたのではないかとも思われます。そしてその原動力の大きなものが国民の同質性なのでしょう。
    この外部の先生を超える学び上手の能力がこれからの所謂知価社会でも発揮されるかどうかは分かりません。typさんの悪い予感が当たる可能性は大きいでしょう。

  • >>No. 301

    そうですねえ。日本人はどうもそう言うドラスティックな変革は苦手なのでしょう。歴史上、天皇の責任を問える時でも、死罪や天皇制廃止はせず、やったことはせいぜい流罪まででした。この辺は中国人やフランス人と違うところです。また世界的に宦官の制度がないのも日本だけですよね。大陸から日本に色んな文化文明が入っても宦官という過酷な制度は学ばなかった訳です。この辺り、日本人の穏やかさは美点と考える人も多いでしょうが。

  • >>No. 298

    そうですねえ。やはり今回も官僚同士のかばい合いの構図が見えたようですねえ。
    この犯人、病院から出て来てどう被害者に謝罪するかで人間としての真価が問われるでしょう。
    人の真価は往々にして頭の良さとは関係ないんですよね。あ、金に対する考えも頭とは関係ないようですが。

  • >>No. 295

    仰る他に、小生が思い付くとすれば、当人がエリート故の一般人との交流の無さ、これが一般常識との乖離をもたらしたのではないかということです。また当人の家族もこのある偉人に対する意見のしにくさもあったのではないでしょうか。
    ことほど左様に、他人から見上げられる人物は、常にに自らの行動に余程心せねばならぬということでしょう。

  • >>No. 291

    屋根の色に限らず、イノベーションにとっての最大の障害は、技術上の問題よりも固定概念なんですよね。例えば世界で最初に地下鉄を作った人にとって地下に鉄道を走らせることはたやすいことでした。最大の障害は一般人に地下鉄という概念を理解してもらうことだったと言っています。
    次に技術上のイノベーションが出来上がっても、それを生かしたソフトが出来上がるまでには数十年かかるのは普通らしい。例えば、映画は出来た当初ニュースを映すものと決まっていました。今日の様に娯楽のツールになったのは、発明されてから50年も後だつた訳です。コンピュータも発明当初、今日のように今日のようにスマホとして個人が私用に使われると思った人はいなかったでしょう。これも固定概念からの脱皮が決め手だった訳でしょう。

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