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投稿コメント一覧 (33コメント)

  • >>No. 155

    これは興味深い議論ですね。

    遺伝子治療の定義については、現在厚労省でもいろいろと議論がされているようです。
    検索すると面白いです。
    近々、定義が変わるような気もします。

    ただし、現在の定義を確認したところ、ひなたさんの回答で良いようです。

    アンジェス、頑張れ!!!

  • >承認後、薬価がどうなるかも興味津々です。

    薬価についてはとても興味深い検討が進行されているようです。

    下記のスライドの8枚目。

    h ttp://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000195287.pdf

    中医協では産業育成の立場から、ベンチャーに着目した薬価を検討しているみたいですね。当然、加算です。これまでにない新しい考えです。

    HGFの場合にはイノベーション加算が行われることは間違いないと思うので。
    アンジェスが安定した企業運営が出来るように配慮してくれるのでしょう。

    薬価が決まればその話題だけでも、株価⤴。

    楽しみ!! (^^)。

  • これはあくまでも私見ですけれど。

    わたしは高血圧ワクチンについては、HGF治療薬とは違った開発戦略を持っているのではないかと感じます。

    HGFについては大阪大学という日本のアカデミアと、新興産業の育成という、ある意味では日本の国策の援助も受けて、日本固有のルールに従った早期申請を行ったわけですが。

    高血圧ワクチンについては、最初から(日本に比して膨大な)米国を主にした世界マーケットをターゲットにしているような気がします。オーストラリアという地でPhase I/IIを開始したのも、アジア人ではなくて欧米人の高血圧患者でのデータを取ることが、欧米のビッグファーマなどには受け入れやすいPOCになるからだと思っています。

    巨大資本による非常に大規模な国際治験。そうなりますと日本のルールが及ばない地域も出てきますからね。そして、その結果としての世界征服。

    なんとなくですけれど、そんな気がするんですけどね。超ビッグな夢!!
    アンジェスはやってくれると信じてます (^^)。

  • 臨床試験の成績を、将来欧米の一流雑誌に投稿を予定する場合には、あらかじめClinicaltrials.govなどの公的情報公開サイト等を利用して、その実施計画を開示しておく必要があります。Lancet、New England Journal of MedicineあるいはNature Medicineなどの一流紙は、事前に開示が行われていない臨床試験成績は掲載を拒否するからです。

    アンジェスのDNA高血圧ワクチンについては、豪州のANZCTRに開示されています。
    (詳細はアンジェスの別掲示板で、水馬さんやxgmさんが紹介しているようですので、ここには書きませんが^^)

    そのプロトコールを見るとですね、安全性の主要な観察ポイントは、治療開始から90日目です。また有効性の観察日も2年後までフォローは行いますが、その間、非常に多くの観察ポイントが設定されています。

    そして90日後のデータを持ってinterim analysis(中間解析)を行うことが明記されています。アンジェスは、おそらく、その中間成績は開示してくるのではないでしょうか?それでも医学的には非常に画期的な知見だと思いますので。

    投与開始から1年、2年先にならなければ結果が分からないという方がおられたら、それは大きな間違いだと思います。

    そう遠くない日に、そういう成績が発表されたら。。。世間は大騒ぎになるんでしょうね。わたしはそれに大きな期待をしています。。。。ホルダーだから (^^)。

  • 去る3月28日に行われた「厚生科学審議会 再生医療等評価部会」では、アンジェスのHGFに関する議題も審議されたようです。主たる議題は3月8日に愛媛大学から提出されたHGF臨床研究の計画書の変更についてですが。。。

    これはどういうことなのかなあ。仮承認後に予定する本承認までの臨床計画に関する検討ということなんでしょうか?

    h
    ttp://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000200341.pdf

    気になるのは、その資料の最初の2頁が完全にマスクされていることです。通常、厚労省は企業の利害関係に関する議事については非公開ですが、大学の研究の計画の審査(つまり純然たる医学的な討議)であれば、こんなことは起きないですよね。

    仮承認の諮問を受けているとか、何かそんなことが書かれていたんでしょうか(憶測ですが)。
    まあ、もうやる意味なし、という最悪の結論ではなく、引き続き研究は行われるようですが(これはグッド・ニュースかも)。

    ところで、先ごろ、次回の同部会は4月25日に召集されていることが開示されています。
    ここでもHGFに関する審査が行われるのでしょうか?

    このあたり、当局のこの分野の審査に詳しい方がおられましたらご意見ください。

    なんか混とんとしている気がしますけど、事は良い方向に進んでいるように思います。

  • 本日のIRで紹介された論文を読んでみました。これは、皆さんが思っている以上に、すごい事かも知れませんよ (^^)。

    喘息患者は世界中で2億5千万人もいるようですが、そのうちの5%程度が重症喘息だと思います。重症喘息患者は発作が起きると死に至ることもまれではないので、医師にとっては非常に重い病気の患者と位置付けます。

    (重症)喘息患者は、その発症機序から2つに分類されます。ひとつは好酸球性の喘息で、もう一つが好中球性の喘息です。

    前者(好酸球性)の喘息には最近良い薬ができました。抗IL-5抗体と、抗IL-5受容体α抗体です。商品名はヌーカラとファセンラ。最先端の抗体産生技術を用いているので、薬価も非常に高く、ヌーカラは発売時175,684円、ファセンラは今年承認になったばかりなので、まだ薬価収載されていない(?)。

    h
    ttps://www.astrazeneca.co.jp/media/press-releases1/2018/2018011902.html

    一方、後者(好中球性)の喘息には、現時点で有効とされる薬は、この世に存在しません。

    で、論文を読むとですね。アンジェスの核酸医薬品は、好酸球(eosinophil)も好中球(neutrophil)も抑制しているのです。好中球性の喘息は、当然のことながら炎症の万能薬と言われるステロイドにも反応しません。

    アンジェスの核酸医薬品は、うまくいけば、非常に画期的な薬になりますね。

    問題点。残念ながら核酸医薬にも越えなければいけない壁はあります。その一つはDDS(ドラッグデリバリー)です。核酸はこれまでの臨床試験の経験では、全身投与したときの肝臓へのダメージが強いのではないかと言われています。呼吸器への効果的なデリバリーは、経肺吸入でしょうか?アンジェスはホソカワミクロンのような高度粉体技術を持つ会社との繋がりもあるので、経肺パウダーなどの製剤化は心配ないと思いますが。

  • >将来的にはそれ専門の講習や資格の制度などが出来てくるのかも知れませんね。

    がんの放射線療法でサイバーナイフというのがあります。これは標的近くに小さな白金の針を埋め込み、その針と標的の癌腫の位置関係をCPに覚えこませ、標的に確実に照射する技術です。
    照射はすべてCPが行ってくれるので、全く簡単です。患者が動いても機械が追尾するので、特殊な照射技術は不要。でもその操作の設定は、照射機器を製造している会社の講習を受けて認定証を取る必要があります。サイバーナイフを使う放射線科には、その認定証がこれ見よがしに掲げてあります。

    ハートシートも同じようです。仮承認の条件として「“製造販売業者”が実施する本品に関する講習会を終了した医師が使用すること。」これが真っ先に書いてあります。

    HGFもそうなるんじゃないですか。アンジェスが講習会を開催して、アンジェスが専門医に認定証を出すのでしょうね。高度先端医療を行う診療科の壁にアンジェスのロゴの入った認定証を飾る病院が出てくるわけで、そういうのを想像すると、株主としてはちょっと嬉しいですね。

  • 横からごめんね。とっても大事なことなので。

    この答えは医師であれば簡単に答えられますね。
    ヘルシンキ宣言を知っているから。医学部では必修じゃない?

    40例で統計学的に有意差が出たからです。この試験としての目的は達成された。
    Phase IIIは比較試験なの。HGF投与群とプラセボ投与群が比較されるの。
    プラセボは偽薬。つまり全く効果のない対照薬です。

    重症な虚血下肢の患者さんに全く治療的意味のないことが分かっている薬を投与するわけですよ。コントロールとして。
    治験が継続されれば、そういう善意の治験協力者の数も増えるんです。治験はある意味では人体実験なので、医師はそういうことをしてはいけないの。意味のない人体実験はだめです。

    治験を継続させるべきか完了すべきかは、第三者の専門家による委員会により決定されました。アンジェスが勝手に決めたわけではない。

  • すみません。間違えた素人なので質問させてください。

    >アンジェスのあまり期待されないお薬の技術料が心配です!

    お薬の値段って技術料なんですか?それとも筋注の技術料が100万円するのですか?

    >患者に対する補償はないと企業の役員や政府関係者は話しているそうです。

    承認も取れてない薬について、その値段について、私企業と政府の人が、PMDA飛び越して話し合っていいんですか?
    わたしはソースは出せないでしょう。。。といったんですが、ソースを出していただけるんですか?

    あなたの言っていることが理解できなくて、ごめんなさい。

  • aotさん、こんばんは。

    >ソース、裏付け頂戴

    >>そうした有効性のない治療法に最大450万円(残りは国民健康保険が適用される)を支払った患者がいても、患者に対する補償はないと企業の役員や政府関係者は話しているそうです

    これは元投稿者に依頼しても、ソースは出てこないですよ。
    そもそも高額療養費制度により、患者が最大450万円支払うということはあり得ないから。
    これはとても重要なポイントです。

    h ttp://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000161153.pdf

    h ttp://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html

  • >総括報告書の評価がこんなに低いと、仮承認後の追加症例数がかなり増えちゃいそうですね。
    >残念です。

    この掲示板、面白い人が多いですね。思わずコーラを吹き出してしまいました。

    症例数が増える → コラテの必要量が増える → アンジェスの売り上げが増える!!

    ホルダーのみなさ~ん。な~にも心配いりませんよ~。
    承認取れれば、何から何までいい方向に進むのです。。。。

  • おはようございます。

    14億円の原材料費および貯蔵品について、少し考えてみたのですが、私は大きな錯覚をしていたかもしれません。皆さんを混乱させてしまったのならお詫びいたします。

    この14億円の明細は分からないんですよね。そしてすべてがHGF関係だということではないようですね。

    HGFの製造についてですが(これもあくまで私の私見ですが)、私は遺伝子組み換えしたプラスミド組み込んだ株を増殖し、その後破壊精製するのではないかと思っています。その場合株は既に確保されていて(多分数十年分は)アンプル保管されていて、後は増殖からですから、実は原材料コストはそんなにはかからない。製造コストは破格ですが。そうすると、上市後のHGF製造コストは現時点ではF/Sのどこにあるかというと、B/S上は、その大部分がまだcash & cash equivalentのところにあるんじゃないかと。

    一方で、核酸は、特にデコイのような二重らせん構造のDNAは製造コストが高いですよね。一般に一つの治験に使う治験薬の製造コストは、国際相場では1億円から2億円ではないでしょうか?(聞いたことがありますが、資料は持ち合わせていません)そうなると、治験薬の準備品が倉庫にあると、それだけで数億円の資産計上が求められます。

    何を言いたいかというと、HGFの在庫がたくさんあって困るんじゃないかとか、数億円もの資産を廃棄しなきゃいけないんじゃないか、という議論は、現時点では全く無意味だと思うようになったということです。

    また考えてみて、何かあったら投稿します

    PS:なんか、私の投稿を再掲して、外れることを祈っている人がおられるようですが、私は予想が外れてもまったく気にしません。その時々のbest effortで考えていて、買いあおりのためのゆがんだ見方などはしておりませんので。その時はその時で考察します。
    投資は自己判断でね(^^)。

  • >上市(じょうし)新製品が市場に出回る(市販される)こと
    >というような記載もありますので。

    それでは処方薬(要指示薬)を「市販品」とよんでいる資料を示してください。
    わたしはあなたにお願いされた資料は提示しましたよね。

  • >承認後の市販薬には使えないって。

    HGFは承認されても、おそらく半永久的に、市販薬にはなりません。
    医者が「市販薬」だって。。。処方箋切ったことあるのでしょうか????

    笑ってしまいました。。。。

  • >アンジェスが持つ14億円分の原薬はどちらにしろ製品には使えないのですよね

    あなたが医者であるなら、診る力が必要ですね。
    アンジェスは14億円分の原薬があるとは言っていない。
    アンジェスは14億円分の原材料及び貯蔵品と言っている。

    わかりますよね。

    F/Sでは資産としてまとめて計上していますが、その明細までは示していませんね。この中には、
    ・原材料
    ・原薬
    ・すでに製剤化されたもの
    が含まれると思うんですが。

    それが原材料であれば、承認後の医薬品生産に使えます。薬事法上はそう思います。
    まあ、明細が分からない以上、あなたがこだわる議論をしても、廃棄が大きくて大変ですよとか言っても、あまり意味はないと思います。

    あなたがこだわる意味が分かりません。

  • >したがって医薬品には原薬と製剤がある。

    そして、未承認医薬品にも原薬と製剤があります。

  • あなたは

    > 原薬を臨床試験に使用したことにより

    にとらわれて原薬を医薬品だと思い込んでしまったのでしょうが、
    医薬品の原薬製造承認についてはICHで合意されたガイドラインがあるの

    /ttp://www.nihs.go.jp/dbcb/TEXT/iyakuhatsu-1200.pdf

    これは医薬品原薬について書かれたものだけど、特別に、臨床試験用の原薬については19章に「臨床試験に使用する原薬」として別途記載してあります。あなたが悔しくて必死に探してきた記事は18章までのことなの。ご苦労様。

    わたしはあなたの医学的知識より厚生労働省医薬局長の方を信じます。

  • >ありがとうございます。
    >やはり原薬というのは臨床試験に使えるような医薬品ということが明らかになりました。
    >◆2014.12決算
    > 原薬を臨床試験に使用したことにより

    薬事法をご存じないお医者さんはおられないと思うのですが???困ったものですね。

    原薬は「医薬品」ではありません。

    まず、原薬とは製剤を作る前のバルク品の事を言います。通常は大きな容器に密封した状態で保管されます。
    (原薬を作る材料を原材料と言いますが、これも混乱しそうですね。)
    その後、このバルク品を臨床使用量毎に、小さなバイアルに分注する工程がありますが、そうしてできたものが製剤です。「小分け製品」という場合もあります。ググってください。

    ところでこの小分けした製剤も、承認が得られるまでは医薬品ではありません。薬事法上は「未承認医薬品」として扱われます。海外で「医薬品」であっても日本では「未承認医薬品」であるものが多いことは、皆さんご存知ですね。

    未承認医薬品は本邦では人に投与しては行けません。臨床試験の場合には、特別に許されます。当然未承認医薬品を使用いたしますので、その場合には「治験の届け出」を行う必要があります。

    治験で使用される未承認医薬品は、「治験薬」とよばれます。

    「治験薬」は薬事法上は「医薬品」ではありません。

  • あのですね。素人さんを刺激するつもりはないのですが、明らかな誤解を指摘しておきます。読んでるみなさんの理解のために。

    >2016年末にすでに10億の原材料及び貯蔵品があります。

    医薬品の承認というのは、製造販売承認なんですね。このうち”製造”の承認とは、許可した工場で許可した通りの方法で許可した通りのスペックのものを作っていいですよ。。。ってことなんです。
    承認申請の審査の過程で、それに修正が加えられることが多々あります。また実地査察というのも審査の過程であるんです。

    医薬品は、査察を受けて製造承認を受けてからでないと作っちゃいけないんです。つまり今ある貯蔵品は売れません。
    承認を取ってから新しく作るんです。今ある貯蔵品は期限切れを待って廃棄されるか、適応拡大、他の臨床研究、製剤開発などにしか使えないんです。

    あなたの投稿主旨は別のところにあるようですが、大きな間違いだけ指摘しておきます。

  • 自己レスで追記する非礼をお許しください。

    そうなりますとやはりcash flowが気になります。
    この会社は役職員の給与も高いようで、コストセンターだけでも、毎月数千万円消えていっているのではないでしょうか?研究や他の開発も動いているので、研開費の出費もばかにならない。

    やはり、cashの補充は必要です。もう一つは出費の削減です。

    増資のことはよく分かりませんが、想定を下回っているのであれば。。。
    例えば、皆さんは高血圧の治験はいつ始めるのだと非難されておりますが、わたしが経営者であれば、非難を承知の上で、cashの目途がつくまで、開始を先送りにすると思います。外には言えないけれど、それが経営というものでは?

    ただし、HGFの承認が取れれば、最悪、恐らく市中の銀行からの借り入れという手段も取れますので(収入の目途=返済の目途がつく=融資審査は簡単に通る)、あるいは販社からの前払い金も可能でしょうし、HGFの承認とその時期は、この会社の生命線となっているのだと思います。

    あとは、不確定ではありますが、他のテーマの販社との提携によるfront payment。これは、どこまで確実性があるかは分からないので、山田執行部は保守的な財務計画を描いているのではないでしょうか。

    あくまでも私見です。

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