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投稿コメント一覧 (2802コメント)

  • VasomuneがAV-001のP2aを申請したことがClinical trials govで明らかになりましたが、アンジュスからIRが公表されるのは、Vasomuneが公式にIRを公表するのと同時か、その後だと思います。どんな内容になるのか、楽しみですねw

  • >>No. 6689

    中神教授の「新型コロナウイルスに対するブースタータイプのペプチドワクチン開発」はAMEDの「令和3年度 橋渡し研究プログラムに係る二次公募 説明資料」の公募の採択された13件中の2件ですが、この説明資料には「橋渡し研究プログラムは、医療分野への実用化が期待されるアカデミア発の優れた研究開発を持続化するため、令和3 年度末の橋渡し研究戦略的推進プログラムの事業期間終了を待たずに先行実施します。臨床研究中核病院との円滑な連携を取り、集中的な支援を行うことで、医歯薬系分野以外も含めた拠点内外に埋もれている多数のシーズの発掘、支援をさらに 促進する等、オールジャパンで橋渡し研究を効率的に推進します。さらに、通常のシーズ公募に加え、緊急事態に対応するための研究開発等についても推進します。」とあります。政府は、アンジェスとファンベップが関わる研究開発に引き続き大きく期待していることが伺えると思います。

  • >>No. 6435

    aotさんが紹介された「次世代バイオロジクスとしての治療ワクチン開発」は、本日の読売のニュース「政府は19日に決定する経済対策の一環として、国産ワクチンの開発基盤強化に向け、研究の司令塔機能を担う拠点を創設する方針を固めた。パンデミック(世界的な大流行)への対応力を高めるためで、ワクチン製造拠点の整備促進を含め5000億円規模の関連予算を計上する方向だ。・・・研究開発支援の拠点となるのは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)に設置する「先進的研究開発戦略センター」(SCARDA)だ。ここを司令塔に、産学官の有力な研究プロジェクトに集中的に研究費を投入し、パンデミックに対応するワクチンの迅速な開発を進める。・・・一連の研究開発支援のため、AMEDに2500億円超の基金を設ける方針だ。製造拠点の整備促進では、製薬企業に補助金を出し、緊急時にワクチン製造に転用できる施設の整備や改修を促す。平時は各企業が自社製品などを製造するが、パンデミックの際には、政府の指示でワクチン製造に切り替える。補助金は、整備費用の9割程度となる見通しだ。海外で開発されたワクチンの製造での活用も見込む。」につながるような気がします。

  • >>No. 6676

    「EmendoBioでは、来年度臨床入りする予定のゲノム編集治療に関して、その非臨床試験の成績やゲノム編集ツールの開発について一連の学会発表をしておりますので、」ということで、“来年度臨床入り”がニュースですね。

  • アンジェス、やる気見せてきましたね。
    「EmendoBioのゲノム編集技術について【予告編】」
    Crispr 2.0の発表にあわせてきたようですね。

  • 「なかなか発表されないAV-001のP2開始のIR。説明会を試聴した多くの株主もゲンナリしてきたと思いますw 」と投稿したのが10月29日。米国国防省の助成金の発表は嬉しかったけれど、また半月経過したので、そろそろP2開始の発表が欲しいですね。

  • Emendoのクリスパーオムニも特徴は、勿論、オフターゲット効果が無いことだが、これについて「遺伝性疾患プラス編集部」の21年2月15日の記事で、東京大学医科学研究所 システム疾患モデル研究センター ゲノム編集研究分野教授で、日本ゲノム編集学会副会長の真下知士先生が次のように語っている。オフターゲットを起こさないということが、どれだけ凄いかわかると思う。
    ————
    「オフターゲット」と呼ばれる現象が、ゲノム編集を用いたin vivo遺伝子治療のリスクになるとして、現在、克服に向けて世界中で研究が進められています。オフターゲットとは、DNAの狙ったところではない場所を切ってゲノム編集してしまう、という現象を言います。最初の方で、「ゲノム編集は、書き換えたい文字周辺と完全に一致した文字列がたった20文字あれば、ヒトの2万遺伝子の狙った1個だけ、ヒトゲノムの30億文字の狙った1か所だけ、書き換えられる」とお話ししました。20文字が完全に一致する文字列は、確率的に、”4文字(A、T、G、C)の20乗”に1か所存在すると言えるのですが、その数字は、ヒトゲノム全体である30億を優に超えています。つまり、確率的には、ヒトゲノム中の狙った1か所のみが切れると言えます。しかしこれは、あくまでも確率的な話で、実際のヒトゲノムでは、20文字のうち1文字だけ違うとか、2文字だけ違うとか、そういう部分が無いとは言い切れず、そこを間違って切る可能性は、ゼロではありません。
    DNAの、狙った以外の部分が切れた細胞は、がん化する可能性があります。その確率はとても低いのですが、一度でもがんができてしまうと、がん細胞はどんどん増殖します。ゲノム編集技術を医療に使うためには、安全性をとことん追求する必要があります。そのため、いま、世界中の研究者が、オフターゲットが起きないように、ゲノム編集技術の改良を行っています。現在、改良はかなり進んでおり、特に、ex vivo遺伝子治療に応用する場合には、体から取り出してゲノム編集をした細胞にオフターゲットが起きていないことを確認してから患者さんの体内に戻す、という手順になってきています。

  • >>No. 6628

    Emendo社が開発するEMD-101がターゲットにする重症先天性好中球減少症は100万人に2人の発生率のようだ。何でこんな患者の少ない病気の治療法を開発するのか?と誰もが疑問に思うところだが、18年10月11日のラジオ日経の記事「日本の医薬産業はなぜ米国に勝てないのか」にその理由が説明されているので以下、抜粋する。
    「典型的なのが、オーファンドラッグ(希少疾病医薬品)に対するスタンスの違いです。日本では、オーファンドラッグは、患者数が少なく治療法も確立していない疾病に対する医薬品ということもあり、採算の観点から敬遠されがちです。一方のアメリカはまったく違います。世界の医薬品業界の現状を見てください。アメリカではオーファンドラッグを手がけている企業こそ、売上高や株式の時価総額を伸ばしています。たとえば、バイオベンチャーとして著名なアメリカのバイオジェン社の売上高に占めるオーファンドラッグの比率は約半分。また同じくバイオベンチャーから出発したセルジーン社のそれは8割にも達しています。オーファンドラッグとして開発され、認められた効能が、別の分野でも効能が確認されることで、医薬の価値が上がっていく好循環を生み出しているのです。ちなみに、日本の武田薬品工業が先日約7兆円をはたいて買収したシャイアー社(本社アイルランド)も、オーファンドラッグから出発しています。ここまで対応が違うのは、特にアメリカは治療法がない病気を治す薬を開発した企業に対する支援制度が厚いためです。たとえばアメリカでは、国内における患者数が20万人未満の希少疾病について、安全で効果的と考えられる医薬品についてオーファンドラッグの指定を受けることができます。もしこの指定を受けると、医薬品が将来FDA(米国食品医薬品局)から承認を受けた場合、7年間の排他的先発販売権が与えられ、税制面の優遇措置も受けられます。さらに疾患が命を脅かす恐れがある場合などには「ファストトラック(優先承認審査制度)」もあり、より迅速な開発が進められる状況が整っています。キリスト教的な観点から「難病で苦しんでいる人を助けたい」「それをビジネスにしたい」など、幅広い観点からも新薬開発が進む状況にあるのがアメリカです。」

  • Crispr 2.0のコンファレンスが11月16日ー18日に開催される。Emendo社からは演者として、上級副社長のRafi Emmanuel 氏が登壇し、 11月18日の11時45分からEmendo社がFDAに治験申請の準備を進めているEMD-101(先天性好中球減少症の遺伝子治療法)について説明する予定だ。Emendo社の治験開始がいよいよ現実味を増してきたと思う。

  • >>No. 6623

    ヘリオスは、ARDSを対象に体性幹細胞再生医薬品のP2治験を実施済みだが、30症例(後からコロナ由来のARDS 患者 5名を組み込み)だった。AV-001のP2の規模も同程度であれば、やはり、この7億円で十分だと思う。なお、再生医薬品は一般的に、かなり高価(数千万円)になることがハードルと言われいる。これに対してAV-001は、化合物(Tie2受容体アゴニスト化合物)なので、コストメリットは大きいし、製造も簡単で素早く出来ると思う。米国国防省も、この辺りの特性にも着目して助成金を決定したのではないだろうか。

  • Vasomuneが米国国防総省から受領した約7億円はAV-001のP2の費用に活用されると報告されているが、それでどれくらい治験費用を賄えるのか考察してみた。資料としては「PHRMA/EFPIA JAPAN共催セミナー」の資料を参照した。同資料によると癌関連の新薬のP3で1症例で700万円くらいかかるようだ。これを当てはめると7億円は100症例分に相当する。AV-001のP2の内容は未だ公表されていないけれど、P2であるし、ワクチンでは無いので100症例分あれば十分かなーと思う。

  • >>No. 6565

    プラットフォームデザインについては、PMDAが10月22日に公表した補遺3にも「複数の SARS-CoV-2 ワクチンが比較的短期間に同時進行して開発されることを想定した場合、それらの有効性評価をより効率的に行うために、複数の被験薬を一つの共通した治験実施計画書下で評価するプラットフォーム試験による有効性評価を行うことも可能と考えられ、特に、同一の実対照薬を対照とする場合には有用と考えられる。(中略)プラットフォーム試験で評価を予定する被験薬について、プラットフォーム試験の開始又は試験への追加前に、適切な実対照薬を選択しておく必要がある。同一の実対照薬との比較を計画している複数の被験薬が同時期に評価される場合には、実対照薬群の一部の被験者を共有することが可能となる。なお、SARS-CoV-2 については流行株が短期間で変化する 可能性がある等、時期による影響が想定されることから、基本的には各被験薬について、同時期に組み入れられた実対照薬群の被験者との比較を行うことが望ましい。」と記載されている。アンジェスの高容量接種が完了した現在、PMDAは”共通した治験実施計画書“を作成中なのではないかと思う。マスコミから、国産ワクチンの同時治験、プラットフォーム試験という言葉が出てくるのも近いのではないだろうか。

  • AV-001が他のARDS治療薬候補に比べて優れているのは安価に製造できるところだと思う。推測だが、緊急の大量生産も可能なのだと思う。米国国防省は今回のコロナだけでなく、将来的なバイオテロなどの緊急事態も想定して、AV-001を援助しているのではないだろうか。

  • >>No. 6565

    しかし、わからないのはICMRAが9月23日開催されたStrategic meetingの報告の後は、更新されていない理由。この会議は2週間に1回開催される予定なので、9月23日以降に2回は開催されているはず。喫緊の課題は、細胞性免疫の件だと思うので、そろそろ結論が出ても良い時期だと思う。

  • 本日、本板に下記の投稿をしたが、「プラットフォームデザイン」自体の設計は、かなり専門的で複雑なため、厚生労働省も「挑戦」という言葉を使っている。但し、資料に記載された下記の文言から、複数の国産ワクチン候補で同時にP3実施を目論んでいる可能性は高いと思う。
    ●厚労省の資料から
    • 複数のCOVID-19ワクチンをより効率的に評価するために、「プラットフォームデザイン」での臨床試験で有効性評価 を行うことが出来るかもしれない
    • プラットフォームデザインの臨床試験は、同一の実薬対照群を共有可能な際に特に有用である可能性がある
    • 臨床試験実施の際には、より正確なイベント評価を行うために、実薬群と実薬対照群の間で同じ時期に組み入れる事が望ましい
    ●本日の本板の投稿
    厚生労働省のワクチン開発は7月15日に公表された「ICMRA活動と今後の開発・評価について」に従って進めらている。今日のIRで高濃度接種が完了したアンジェスのDNAワクチンも、この計画に従って次の治験に進んでいくのだろう。P3としては、3000人規模の実薬対照非劣性試験で中和抗体価がエンドポイントになることは明らかにされているが、次の2点が決まっていない。ひとつは、「プラットフォームデザイン」(複数のコロナワクチンを効率的に評価する臨床治験)、もうひとつは、中和抗体価以外のエンドポイントとしての細胞性免疫を指標とすることだ。おそらくアンジェスを含む国産ワクチンの全ての候補は「プラットフォームデザイン」で同時に治験が実施され、細胞性免疫もエンドポイントとして追加されると予想する。そうなればアンジェスのDNAワクチンには非常に有利になると思う。

  • 厚生労働省のワクチン開発は7月15日に公表された「ICMRA活動と今後の開発・評価について」に従って進めらている。今日のIRで高濃度接種が完了したアンジェスのDNAワクチンも、この計画に従って次の治験に進んでいくのだろう。P3としては、3000人規模の実薬対照非劣性試験で中和抗体価がエンドポイントになることは明らかにされているが、次の2点が決まっていない。ひとつは、「プラットフォームデザイン」(複数のコロナワクチンを効率的に評価する臨床治験)、もうひとつは、中和抗体価以外のエンドポイントとしての細胞性免疫を指標とすることだ。おそらくアンジェスを含む国産ワクチンの全ての候補は「プラットフォームデザイン」で同時に治験が実施され、液性免疫もエンドポイントとして追加されると予想する。そうなればアンジェスのDNAワクチンには非常に有利になると思う。

  • >>No. 6490

    同じ読売の記事なのに7月27日は「国産ワクチン開発、アンジェスが「新たな治験」…ファイザー製と同程度の効果目指す」とアンジェスに好意的で、11月6日は「「国産第1号」期待のワクチン、最終段階の治験を断念…大阪の新興企業」と否定的な理由を考えてみると、低容量ワクチンの治験結果を否定することで、維新の「大阪ワクチン」構想が失敗に終わったことを印象づけるためのような気がする。高容量ワクチンが成功すれば、政府と厚生労働省の手柄になるになるのでしょうね。

  • 最新の世界大学ランキングによると香港大学は30位、東京大学は35位ということですが、その香港大学が11月1日からDNAワクチンのP1治験を開始しました。WHOがイノビオのDNAワクチンを第二世代のワクチンとして、連帯試験ワクチン(Solidarity Trial Vaccines, STV)に選択したことからもわかるように、DNAワクチンは世界的にも注目されています。アンジェスの高容量接種、特にアクトランザラボを使った皮内接種の結果に期待したいと思います。
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    Researchers at the University of Hong Kong are testing a DNA vaccine against the coronavirus. In a Phase 1 trial, which was registered on Nov. 1., the researchers plan to deliver a dose into the participants’ muscles and then use high-voltage electric shocks to induce cells into receiving the vaccine. They wrote in the trial record that this strategy could improve vaccine uptake.

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