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(株)シンシア【7782】の掲示板 2018/03/17〜2018/05/09

>>603

上場時の社長コメントでは、ぶれていない経営方針のようですが、上場時の株価も人気無かったんですね😱

16日、シンシアが東証マザーズに新規上場した。初値は、公開価格2100円を7.14%下回る1950円で、前場終値は2150円だった。同社は、使い捨てコンタクトレンズのファブレスメーカー。中村研社長が東京証券取引所で上場会見を行った。



シンシア中村研代表取締役社長(東証、2016/12/16 撮影 kikuchi)

―初値の感想は

非常に残念だったが、当社にできるのは業績を高めることだけだ。

―他社との違いや強みは
メニコンやシードと異なり、自社で工場を持たず、製品は全て台湾の複数の協力会社に製造を委託している。流通経路も異なり、大手が眼科医の処方によって販売しているのに対し、当社はインターネットの販売比率が半分を占めている。足元ではドラッグストアの販売を拡大させたいと考えている。大手は従来の取引関係などからいたずらに販路を広げることができないのが現状だ。

カラーコンタクトに注力しているのも特徴。カラーレンズというと従来は一部の女性が使うものにとどまってきたが、最近はアイメイクの一部として広まっている。

―ドラッグストアで販売するメリットは



シンシアが販売するカラーレンズ
フェアリーワンデープリンセス(提供:シンシア)

インターネットでの購入に抵抗がある顧客も、大手ドラッグチェーンでの対面販売ならハードルが下がる。コンタクトレンズの販売には高度管理医療機器販売業の資格者が必要だが、薬剤師はこの資格者であるため、ドラッグストアは販売のためのインフラが整っている。

 

すでにツルハドラッグやウエルシアホールディングスなどの大手と取引があるが、ここでの売り上げはまだまだ。これは、薬局でコンタクトを買うことが消費者に根付いていないためで、地域のドラッグストアと協力して広告を行い、認知度を高めていく。「ドラッグストアでコンタクトを買う」という新たな常識を市場に広めていく。ドラッグストア経由の割合は16%(2015年実績)だが、3年後に売り上げベースで現状の5倍まで高めたい。

―業績の見通しは
売上高は中長期的に年率10%程度の成長を見込んでいる。商品は全て海外から仕入れているため、利益は為替の影響を受けやすい。今期は途中まで円高が進んでいたため、営業利益は最高益を達成する見通しだが、為替ヘッジのためのデリバティブ評価損で経常利益以下は落ち込む。

―海外展開は
カラーレンズが国内でアイメイクの一部として広まるのを見て、日本の文化を好むアジア圏でも広がると考えた。台湾と香港で販売を開始し、次はマレーシアと中国で展開する。香港でのカラーコンタクトレンズとアイメイク商品の販売について、経済産業省の「新興国市場開拓等事業費補助金」に係る事業者に選定された。

―株主還元の考えは
配当性向3割以上を目指す。