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アスカネットを応援する全国の仲間達の掲示板

>>9315

gggさん、こんばんは。

AirWitchの元になっているのは宇都宮大の山本研究室のAIRRですが、山本氏が徳島大におられた2014年3月に本板でAIRRという空中結像技術が話題になっていました。
当時のAIRRの解説です。
ttp://textream.yahoo.co.jp/message/1002438/2438/1/34175

徳島大のころは再帰性反射シートがハーフミラーの外にあり、フラットなAIPに対して設置上の制限があると思っていましたが、AIRRも進歩していたのですね。
とは言え、構造が簡単なだけにこれ以上の進歩は難しいような気もします。
gggさんもご指摘の通り、像の暗さはハーフミラーを使用(反射と透過の両立)する以上避けられない問題で製造技術で何とかなる問題ではありませんし、再帰性反射シートで反射させる関係上設置スペースも必要になります。(パラボラアンテナの皿の中央にスマホを置くイメージ)

対してAIPの問題は大体が製造技術で何とかなる問題だと思います。(ガラス製の量産化、樹脂製の量産化、特許取得の新AIP各種の実現)
というか、いくら理論を思いついても実際に作れるわけがないと諦めてしまう部類のもので、AIPが実在していることがオーパーツではないか思いますw
そういう意味では「コロンブスの卵」であるAIRRは(特許を無視すれば)誰にでもコピーを作れてしまうビジネス上の脅威もありますね。
それに現在のAIPは受動系2Dタイプであり、視野角拡大型、1:n型、多層構造型、正面視型と次々と特許を申請、取得していることから、理論的にも更なる進歩の伸びしろがあり、いずれは能動系と将来の姿は想像もできません。
街中のいたるところであらゆるタイプのAIPを目にする未来もあながち夢ではないと思っています。

AIPへの贔屓目もありますが、現在の性能、将来性からAIPの優位性は揺るぎないと考えています。(価格も樹脂製で勝てるかもしれませんし)

とは言え、AIRRはAIPの敵というわけではなく、同じ不可能という壁に挑む良きライバルなのだと思います。
共に切磋琢磨して、世の子供達に沢山の夢を見せて欲しいと思います。

  • >>9319

    oxgさん、おはようございます。
    そうか徳島大学でしたか。勘違いしてました。
    AIRの場合は、AIPの正面視タイプのような配置は無理だと思いますし、私も株主の贔屓目が有りますが、将来多くのニーズに応えていけるのはAIPなのかなと思います。
    ただ、oxgさんのご指摘どおりAirは既製品の組み合わせで作れる所が大きなメリットだと思います。アスカは本当にスピードアップしないと、ニーズの一部を喰われる恐れはあるかも。
    これからも、よろしくお願いします。