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三畳台目⁂夜咄
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三畳台目⁂夜咄の掲示板

懺悔経の意味

懺悔経(さんげきょう)は、「観普賢経」とも呼ばれますが、

「妙法蓮華経」の結経部分を指しています。

一切の業障海は皆妄想より生ず。 若し懺悔せんと欲せば、端坐して実相を念ぜよ。

衆罪は霜露の如し。慧日能く消除せん。

是の故に至心に、六情根を懺悔すべし。

意味

一切の業障は、ありもせぬものをあると思う妄想から生み出されるのです。

それだから、もし自分の業障を懺悔しようと欲するならば、

静かに端座して諸法の実相を深く思念する必要があるのです。

もろもろの罪は、あたかも霜や露のごとき幻であり、

実相を観ずる智慧の日光に照らされれば、たちまち雲散霧消するのです。

それゆえに、ただひたすらに実相を観ずることによって、

六根を清浄しなければならないのです。

まだまだ実践が足りませんが、懺悔経を読むことで、気持ちが引き締まります。