日特は東芝株を保有しておらず、JIPが運営する投資ファンドへの出資250億円と劣後債の引受け250億円という投資。東芝の企業価値(キオクシア株の上昇など)によってファンド内で評価益が生じるが、日特が自ら「市場で東芝株を売って利益確定する」という性質のものではないよ。
東芝は保有してるキオクシア株を全て売却して再上場する予定。その過程でファンドを通じて日特には決算ごとに償還金・配当金・売却益などの報告がある。日特はすでに莫大な投資成果を実利(キャッシュ)で回収している最中で、これが前期から今期へと続いているところ。
つまり本業のプラグやセラミックが好調な上に、ファンドからの定期的な爆益が財務をさらに盤石にしている。今期には750億円を超えるキャッシュが入る見込みだけど(1Qでは東芝を含む投資活動で374億円入金済み)、このプラス材料を今の株価は全く織り込んでいないね。
11265円までの上昇局面で利益を取り、ここまでの下落局面でも利益を取り、再度ここからもう1回って人もけっこういるはず。株価8000円はキオクシアの上昇を見ながら日特が浮上を始めた5月8日と同じ値、全戻しでリ・スタート。
日特が8000円ってもう丸裸だね。7000円台に突っ込んでも長居せずに、まずは5日線を平らにしてから徐々に上向いていこう。
それと1Qの前に「関連会社を含む全従業員に100株ずつ持たせる」という特大ボーナス的なIRがあった。100株が揃うのは4年後だけど(2分割によって実際は200株)、これって従業員1人当たり100万円相当の太っ腹還元。ということは株主にも相応の用意があるはず。
視点をちょっと先にすれば、下落幅3000円の半値くらいは戻しているのではないかな。まずは9500円へ。
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