2025年３月期決算短信の要約
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株式会社ヨロズの2025年3月期決算は、売上高1,784.14億円（前期比1.7%減）、営業利益2.98億円（同93.3%減）と減収減益となりました。米国での一過性費用や生産台数減少が影響し、134.48億円の純損失を計上。2026年3月期は収益のV字回復を目指し、営業利益率1.5%以上を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社ヨロズは、自動車用サスペンション部品等を主に生産・販売しています。主な事業セグメントは「日本」「米州」「アジア」の3つで、各地域で製品を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.7%減の1,784.14億円となりました。営業利益は前期比93.3%減の2.98億円に大幅減少し、経常損失は20.77億円となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は134.48億円と赤字幅が拡大しました。米国での一過性の品質費用発生や、日本、米州、アジアでの生産台数減少が主な要因です。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比4.0%減の1,366.01億円となりました。負債合計は前期末比12.9%増の753.97億円、純資産合計は前期末比18.9%減の612.04億円となりました。自己資本比率は前期末の46.4%から38.1%に低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは47.42億円の収入となり、前期比62.2%減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは118.14億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは67.58億円の収入となりました。現金及び現金同等物の期末残高は前期末比13.5%増の252.89億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高1,730億円（前期比3.0%減）、営業利益26億円（前期比771.2%増）、経常利益18億円、親会社株主に帰属する当期純利益8億円を見込んでいます。収益のV字回復を目指し、中期経営計画の最終年度目標達成に向けた活動を優先しつつ、将来への布石も検討する方針です。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は前期比1円増配の31円となりました。2026年3月期も31円の配当を予定しており、配当性向は94.0%を見込んでいます。
注意事項
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