2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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三浦工業の2025年3月期第3四半期決算は、Cleaver-Brooks社買収により大幅な増収増益となりました。売上収益は前年同期比62.3%増の1,752億円、営業利益は46.2%増の229億円を達成。国内外の機器販売・メンテナンス事業が好調で、特に海外事業が大きく伸長しました。通期予想も上方修正され、売上収益55.0%増、営業利益8.4%増を見込んでいます。
主な事業セグメント
三浦工業株式会社の主な事業セグメントは、国内機器販売事業、国内メンテナンス事業、海外機器販売事業、海外メンテナンス事業です。主にボイラ及び関連機器等の製造販売・メンテナンスを手がけており、国内事業は当社及び国内連結子会社が、海外事業は海外連結子会社が担当しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の経営成績は大幅に改善しました。売上収益は1,752.2億円(前年同期比62.3％増)、営業利益は229.65億円(同46.2％増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は187.9億円(同37.3％増)となりました。この大幅な増収増益は主にCleaver-Brooks社の買収によるものです。国内事業も食品機械、舶用機器、ボイラ販売が堅調に推移し、メンテナンス事業も有償保守契約の増加により成長しました。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比79.3%増の4,319.78億円となりました。主にCleaver-Brooks社買収により、のれん及び無形資産が1,101.73億円、使用権資産が146.83億円増加しました。負債合計は1,612.31億円増加し2,206.77億円となり、主に買収資金のための長期借入金が増加しました。親会社所有者帰属持分比率は48.5％と前期末の75.0%から大幅に低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは159.04億円の収入(前年同期は94.58億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは1,383.65億円の支出(前年同期は18.06億円の支出)で、主にCleaver-Brooks社買収による支出1,257.84億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは1,295.69億円の収入(前年同期は143.19億円の支出)となり、主に長期借入れによる収入1,260億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上収益2,475億円(前期比55.0％増)、営業利益250億円(同8.4％増)、親会社の所有者に帰属する当期利益214億円(同10.5％増)を見込んでいます。Cleaver-Brooks社買収の影響を反映し、大幅な増収増益を予想しています。詳細は別途公表の「2025年3月期 通期連結業績予想及び中期経営計画の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は、前期の53円から2円増配の55円(中間配当24円、期末配当31円)を予定しています。配当性向は約28.8%となる見込みです。
注意事項
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