【それでも、あなたはドブにお金を捨てますか?笑】
製薬業界における「新薬開発の成功率」は、驚くほど低く、過酷な道のりです。
一般的に、研究開発の初期段階にある数千〜数万の候補化合物の中から、最終的に承認(上梓)にこぎつけられるのは約1/20,000〜1/30,000の確率と言われています。
これを身近な例えで表現すると、以下のようなイメージになります。
1. 甲子園球児がプロで「名球会」に入る確率
野球に例えると、そのハードルの高さが際立ちます。
• 化合物(候補)の数: 日本全国の高校球児(約13万人)
• 臨床試験(治験)入り: プロ野球ドラフト会議で指名される(年間に数十〜百人程度)
• 上梓(承認): プロで通算2000本安打や200勝を達成し、「名球会」入りする
ただプロになるだけでなく、一握りのレジェンドになるほどの難易度です。
2. 「東大合格者」の中からたった1人を選ぶ
日本の最高学府への合格と比べても、新薬開発はさらに狭き門です。
• 候補化合物: 東京大学の全学生(約1.4万人)
• 上梓: その中から、将来ノーベル賞を受賞する1人を当てるようなもの
3. 宝くじの「1等」を狙う
確率論だけで言えば、より直感的です。
• 1/30,000という数字:
これは、ジャンボ宝くじで「2等(1,000万円級)」を当てるよりもずっと難しく、かつそれを10年〜15年という長い歳月と、数千億円という資金を投じて追いかけ続ける作業に相当します。