GMO TECHホールディングス(415A)が本日(2026年2月12日)発表した2026年12月期の業績予想について、「今期(2026年12月期)の最終利益が低く見える」理由は、主に前期(2025年12月期)に発生した特殊要因(負ののれん発生益)の反動によるものです。
ポイントをまとめると以下の通りです。
1. 前期の「利益が一時的に跳ね上がっていた」ため(剥落要因)
前期(2025年12月期)は、GMOテックが「GMOアドパートナーズ」を連結子会社化したことに伴い、**「負ののれん発生益」という一過性の特別利益(約11億円)**を計上していました。
2025年12月期(前期): 最終利益 約14.4億円(特別利益を含む特需)
2026年12月期(今期予想): 最終利益 約4.6億円
この「一過性の利益」が今期はなくなるため、見た目上の最終利益は大幅な減益(前期比約68%減)となっています。
2. 本業(経常利益)ベースでは「大幅増益」の予想
最終利益だけを見ると低く感じますが、本業の儲けを示す経常利益で見ると、非常に好調な計画となっています。
2025年12月期(前期): 経常利益 4.7億円
2026年12月期(今期予想): 経常利益 7.0億円(前期比 +47.2%の大幅増益)
3. 増配も発表
利益予想が低い(減益)といっても、それはあくまで会計上の特殊要因がなくなっただけであるため、企業側は自信を持って**「増配(276.5円へ)」**を発表しています。
まとめると、**「会社がダメになったから予想が低いのではなく、去年の特殊な儲けがなくなっただけで、本業はむしろ絶好調である」**というのが低い理由の中身です。