全株取得して上場廃止が目的であって、
どうしても納得しない少数派に対しては4月上旬(予定)にスクイーズアウトを実施すると書いてある
全ての株主がTOBに応じることは事実上有り得ず、どんな好条件でも
取得出来ない株式は残るものです
スクイーズアウトの具体的方法は以下の通り
(1)特別支配株主の株式等売渡請求
(2)株式併合
(3)株式交換
(4)全部取得条項付種類株式の取得
◉スクイーズアウトに反対する少数株主は、
以下の対抗手段を講じることが認められています。
① 差止請求
法令違反等に当たるスクイーズアウトによって不利益を受けるおそれがある少数株主は、スクイーズアウトをやめることを請求できます(=差止請求)。
差止請求は、特別支配株主の株式等売渡請求・株式併合・株式交換・全部取得条項付種類株式の取得のいずれについても認められています(会社法第179条の7、第182条の3、第784条の2、第171条の3)。
② 株式買取請求
一定の要件を満たす反対株主(=スクイーズアウトにつき、事前に会社に対して反対する旨を通知した上で、株主総会において反対の議決権を行使した株主)は、会社に対し、自己の有する株式を公正な価格で買い取ることを請求できます。
株式買取請求は、株式併合・株式交換について認められているほか、全部取得条項付種類株式に関する定款変更についても認められています(会社法第182条の4、第785条、第116条第1項第2号)。
③ 価格決定の申立て
株式等売渡請求と全部取得条項付株式の取得については、少数株主は裁判所に対し、売渡(取得)の価格の決定の申立てを行って、より高額な価格で買い取るよう求めることができます(会社法第179条の8、第172条)。
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