結論から申し上げますと、今からでも焦る必要はありません。最終的には、公開買付価格である「1株=4,858円」の現金が手元に戻ってきます。
ご質問いただいた疑問について、1つずつ分かりやすくお答えします。
Q1. 価格は4,858円の近くまで動く?もう下がる一方?
A. 株価は「4,858円」のすぐ近く(数円下あたり)でほとんど動かなくなります。下がる一方になることはありません。
今回の公開買付け(TOB)は、西武不動産が「すべての株を4,858円で買い取る」という約束をしています。そのため、市場の株価も4,858円のすぐ近くまで上昇し、上場廃止直前までその価格帯を維持します。買付期間が終わった今も、最終的な清算金が4,858円になることが決まっているため、暴落することはありません。
Q2. 上場廃止になるのに、現在の値段で買ってくれる人はいる?
A. はい、買ってくれる人はいます。主に「プロの投資家(機関投資家など)」です。
「上場廃止になる株をなぜ買うの?」と不思議に思いますよね。彼らが買う理由は、「今、市場で4,855円などの少し安い価格で仕入れておけば、数ヶ月後に西武不動産から4,858円で確実に買い取ってもらえ、その差額(数円分)がノーリスクで利益になるから」です。これを専門用語で「サヤ取り」と呼びます。そのため、上場廃止ギリギリまで市場で買ってくれる人は存在します。
Q3. 放置してしまった場合、この株はどうなる?
A. 数ヶ月後に「強制買い取り(スクイーズアウト)」という手続きが行われ、最終的に「1株=4,858円」の現金が支払われます。
先週(5月18日)で公開買付けの第1段階は終わりましたが、西武不動産は今後、まだ株を持っている人(あなたも含みます)から残りの株を強制的に買い取る法的な手続きを進めます。
そのため、株が紙切れになるわけではなく、自動的に4,858円の価値で現金化されます。
💡 NISA口座で保有している場合の注意点
ここが今回の最も重要なポイントです。現在、あなたの選択肢は2つあります。
選択肢①:今すぐ市場(証券口座の画面)で売却する【おすすめ】
上場廃止日が近づくまでは、通常の株と同じように証券口座の画面から売却することができます(価格は4,850円〜4,857円あたりになっているはずです)。
メリット: 数日以内に現金化され、すぐに他の投資に回せます。また、NISAの非課税メリットを確実に受けられます。
デメリット: 公開買付価格(4,858円)より、数円だけ安い価格での売却になります。
選択肢②:何もせずそのまま待つ
市場で売らずに放置した場合、数ヶ月後(おそらく2〜3ヶ月後)に、イーグランド社から「お金を払うので郵便局などで受け取ってください」という書類(交付金領収書)が自宅に届きます。
メリット: きっちり満額「1株=4,858円」を受け取れます。
デメリット: 現金が手元に来るまでに数ヶ月かかります。また、自動手続き(スクイーズアウト)による現金化は、税法上「みなし配当」や「譲渡所得」の扱いとなり、NISA口座の枠外(課税対象)として処理されてしまうリスクがあります。
>NISAで保有してるので、公開買い付けの情報も知らなく放置してました。
>どなたか教えて下さい。先週公開買い付けは終了したとの報告ですが、この株上場廃止になるとのことだが、公開買い付けした値段の近くまで値段が動くのか?もう下がる一方ですか?上場廃止になるのに現在の値段で買ってくれる人はいるのでしょうか?買った人はこの株どうするのでしょうか?よろしくお願いします。
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