2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社イーグランドの第3四半期累計期間では、売上高が208.68億円（前年同期比9.9％増）と増加しましたが、利益面では減少傾向にあります。資産総額は299.53億円（前期末比11.6％増）となり、主に販売用不動産と有形固定資産が増加しました。通期業績予想では、売上高の増加を見込むものの、利益は減少する見通しです。
主な事業セグメント
株式会社イーグランドは、中古住宅再生事業を主な事業セグメントとしています。居住用物件と収益用物件の販売、および収益用物件の賃貸収入が主な収益源となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の売上高は208.68億円（前年同四半期比9.9％増）となりました。一方、利益面では減少傾向にあり、営業利益は10.1億円（同18.9％減）、経常利益は8.35億円（同23.2％減）、四半期純利益は5.76億円（同23.3％減）となりました。居住用物件の販売件数は622件（同1.8％増）、平均販売価格は2,569.7万円（同1.3％減）となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は299.53億円（前事業年度末比11.6％増）となりました。主な変動として、販売用不動産が10.04億円増加し138.86億円に、有形固定資産が14.85億円増加し25.23億円となりました。負債合計は187.63億円（同19.0％増）となり、主に短期借入金が19.06億円増加し84.7億円に、長期借入金が11.03億円増加し82.79億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前事業年度末から4.17億円減少し64.52億円となりました。短期借入金と長期借入金の増加が顕著であり、資金調達が積極的に行われていることが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高300億円（前期比9.8％増）、営業利益17.3億円（同14.1％減）、経常利益15億円（同18.7％減）、当期純利益10.35億円（同18.2％減）を見込んでいます。売上高は増加するものの、利益面では減少が予想されています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、前事業年度の期末配当は1株当たり40円でした。2025年3月期の配当予想については明確な記載がありません。
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