2026年2月4日に発表された「2026年1月度売上推移速報」に基づき、11月の価格改定後の動向を含めた分析を行います。
1月は、11月に実施した主力業態「まるまつ」の価格改定から2ヶ月が経過し、その効果がより鮮明に表れた月となっています。
1. 2026年1月度の実績分析(既存店ベース)
項目 2026年1月(前年同月比) 補足・分析
全既存店 売上高 105.0% 下半期で最高の伸び率を記録
全既存店 客数 100.2% 2ヶ月連続で前年超えを達成
全既存店 客単価 104.8% 価格改定の効果が安定的に寄与
分析:価格改定の「浸透」と「客数の再浮上」
• 客数の回復傾向: 価格改定を実施した11月は客数が前年比98.5%と一時的に落ち込みましたが、12月は100.1%、1月は**100.2%**と、2ヶ月連続で前年実績を上回りました 。これは「値上げによる客離れ」のリスクを克服し、新しい価格帯が市場に完全に定着したことを示しています。
• 売上成長の加速: 売上高 105.0% という数字は、9月(100.3%)や10月(99.1%)と比較しても大幅に改善しており、価格改定が単なる「守り」ではなく、明確な「増収」に繋がっています 。
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2. 「まるまつ」既存店に絞った分析
主力の「まるまつ」単体でも、極めて良好な傾向が見られます。
• 客数: 100.2%(前年超え)
• 客単価: 104.7%
• 売上高: 104.9%
11月の改定から時間が経過し、お正月期間や1月の需要を、改定後の高い客単価(前年比+4.7%)で取り込めたことが、1月の好成績の要因です。
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3. 投資判断への影響:バリュエーションの再評価
この1月速報は、これまでの「原材料費高騰による利益圧迫」というネガティブな見方を払拭する非常に強いデータです。
1. 利益率の劇的な改善期待: 第3四半期(11月まで)の利益率は、米価高騰などで前年を下回っていましたが、1月のように「単価が上がり、かつ客数が増える」状態は、外食企業にとって最も利益が伸びる局面です。
2. 通期予想への影響: 2月も同様の傾向が続けば、通期業績予想に対して上振れて着地する可能性が極めて高まってきました。
3. 現在の株価の解釈: PTSで株価が下がっている場合、それはあくまで3Q累計の「過去の減益(11月までの数字)」に反応しているに過ぎません。この1月の「現在進行形の好調」を考慮すると、ファンダメンタルズ(基礎的な収益力)は明らかに改善しています。
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