日経平均は77円程度高、買い一巡後は上値の重い展開=12日前場

4/12 10:03 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
ニデック7,373+258
東エレク35,120+890.00
芙蓉リース13,580-10
三井不1,613+43.50
菱地所2,908+100.50

 12日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比77円程度高い3万9520円前後で推移する。現地11日に発表された米3月PPI(生産者物価指数)では、根強いインフレが確認されたものの、足元で堅調な値動きを示していたナスダック総合指数は反発。終値ベースでの史上最高値を更新したことが刺激材料となり、買いが先行。午前9時3分には、同332円19銭高の3万9774円82銭を付けている。買い一巡後は、戻り待ちの売りが出ているようで、上値の重い動きとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比225円高の3万9220円だった。日経平均先物・オプション4月限SQ(特別清算指数)の市場推定値は3万9820円59銭。

 業種別では、33業種のうち26業種が上昇、7業種が下落している。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、ニデック <6594> 、東エレク <8035> などの電気機器株が上昇。芙蓉リース <8424> 、オリックス <8591> などのその他金融株や、王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株も高い。OLC <4661> 、リクルートH <6098> などのサービス株や、大林組 <1802> 、大和ハウス <1925> などの建設株も堅調。テルモ <4543> 、島津製 <7701> などの精密機器株や、KDDI <9433> 、ソフバンG <9984> などの情報通信株もしっかり。一方、東電力HD <9501> 、関西電 <9503> などの電気ガス株や、ニトリHD <9843> 、ファストリテ <9983> などの小売株が安い。

 個別では、ローツェ <6323> 、さくら <3778> 、オオバ <9765> 、大黒天 <2791> 、ベルク <9974> などが上昇。半面、新光商 <8141> 、C&R社 <4763> 、佐鳥電機 <7420> 、三井ES <7003> 、ビーウィズ <9216> などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時時点で、1ドル=153円前後(11日は153円12-14銭)、1ユーロ=164円のトビ台(同164円50-54銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/12(金) 10:03

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