後場コメント No.1 三井住友、三菱電、日本アクア、元気寿司、INPEX、伊藤忠

4/3 15:01 配信

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現在値
日本アクア948-14
INPEX2,351-41.50
三菱電2,850+77
三井住友F8,994+14
元気寿司2,906-65

★12:32  三井住友-3日ぶり反発 傘下2社のファイナンスビジネスを再編へ
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>が3日ぶり反発。同社は3日、傘下の三井住友カードおよび、SMBCコンシューマーファイナンス(以下、SMBCCF)について、三井住友カードの完全子会社としてSMBCCFを再編すると発表した。

 再編の実施時期は2024年度下期をめどとする。同社グループは三井住友カード主導によるグループ一体運営強化により、垣根を超えたサービス提供体制の構築を進めている。今回はその一環として、専業消費者金融大手のSMBCCFと、金融サービス「Olive」をはじめとする商品開発やマーケティングに強みを有する三井住友カードとの一体運営を強化するとしている。

★12:35  三菱電機-反落 フランス空調事業会社AIRCALOを買収
 三菱電機<6503>が反落。同社は3日、イタリアおよびオランダの100%子会社を通じて、フランスの水空調事業会社であるAIRCALOの全株式を4月2日に取得したと発表した。
 
 欧州市場における同社の水空調の製品ラインアップおよびカスタマイズ力強化のため、フランスにおける長年の事業実績やFCU・AHU市場での高い市場シェア、幅広い製品ラインアップ、そして、物件毎の顧客要望に対応できる高いカスタマイズ力を持つAIRCALOを買収し、AIRCALOの欧州販売網も活用することで、水空調事業を強化するとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★12:36  日本アクア-丸三が目標株価引き上げ 大型半導体工場や都市再開発需要が業績けん引役へ
 日本アクア<1429>が3日続落。丸三証券では、大型半導体工場や都市再開発需要が業績のけん引役と予想。投資判断は「買い」を継続、目標株価を1300円→1400円に引き上げた。

 丸三では、前回予想からの修正点として、戸建て部門における値引きの実施、建築物部門における成長見通しの引き上げなどを反映した。九州や北海道等における大型半導体工場関連の受注も期待でき、建築物部門をけん引役として24.12期会社計画および中期経営計画をやや上回る業績推移を予想している。

★12:39  元気寿司-3日ぶり反発 3月度の既存店売上高9.5%増
 元気寿司<9828>が3日ぶり反発。同社は2日、3月度の既存店売上高は速報値で前年同月比9.5%増だったと発表した。24.3期通期では前の期比11.7%増となった。

★13:00  INPEX-新高値 WTI原油が85ドル台に上昇 約5カ月ぶりの高値圏
 INPEX<1605>が新高値。原油価格の上昇が材料視されている。

 2日のニューヨーク原油先物相場は3日続伸。WTI原油先物は5月限の終値が前営業日比1.44ドル高の1バレル85.15ドルとなった。中東やロシアでの地政学リスクの高まりを受けて原油相場では供給混乱への警戒感が広まりつつあり、約5カ月ぶりの高値圏となる85ドル半ばまで上げ幅を広げる場面があった。

 原油価格の上昇から国内の関連銘柄も買われており、石油資源開発<1662>、富士石油<5017>なども高い。

★13:10  伊藤忠商事-後場急騰 24年度経営計画を策定 純利益8800億円 総還元性向50%めどに
 伊藤忠商事<8001>が後場急騰。同社は3日13時、経営方針および2024年度経営計画を策定したと発表した。

 経営方針について、全社員が「利は川下にあり」の考えに基づいてマーケティング力を磨き、世の中のニーズの変化を先取りするとともに、祖業である川下分野から川上・川中まで幅広い分野で培った資産・ノウハウを活用し、成長投資を加速させることで事業領域を拡大する。

 24年度の経営計画として、連結純利益は8800億円、ROE(自己資本利益率)を16%とする。総還元性向は50%めど(1株配当200円下限、自己株式取得約1500億円)とし、成長投資は上限1兆円としている。

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最終更新:4/3(水) 15:01

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