17日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比336円程度安い3万8583円前後で推移する。きのう16日に大幅に上昇した反動や、現地16日の米国株式市場で、NYダウが3日ぶり、ナスダック総合指数が4日ぶりに反落したこともあり、売りが先行。午前9時54分には、同380円70銭安の3万8539円56銭を付けている。決算発表が終了し手がかり材料難のなか、安値圏で推移する。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比330円安の3万8560円だった。
業種別では、33業種のうち22業種が下落、11業種が上昇する。テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株や、ヤマハ <7951> 、任天堂 <7974> などのその他製品株が下落。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、サイバー <4751> 、リクルートH <6098> などのサービス株も安い。大林組 <1802> 、清水建 <1803> などの建設株や、信越化 <4063> 、日東電 <6988> などの化学株も軟調。ディスコ <6146> 、ダイキン <6367> などの機械株や、アステラス薬 <4503> 、エーザイ <4523> などの医薬品株も弱い。一方、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株が高い。
個別では、野村マイクロ <6254> 、サンアスタ <4053> 、ペプチドリム <4587> 、住友ファーマ <4506> 、シュッピン <3179> などが下落。半面、ヨコオ <6800> 、ネットプロテ <7383> 、プロレドP <7034> 、IPEX <6640> 、東邦鉛 <5707> などが上昇している。
東京外国為替市場は午前10時2分時点で、1ドル=155円台の半ば(16日は154円41-42銭)、1ユーロ=168円台の後半(同167円91-95銭)で取引されている。
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最終更新:5/17(金) 10:07
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