日経平均は164円程度高、買い一巡後はもみ合い商状に=9日前場

4/9 10:07 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
三井金4,968+103
住友鉱5,314+42
三井不1,613+43.50
JAL2,799.5-41.50
ANA3,000-60

 9日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比164円程度高い3万9511円前後で推移する。きのう8日に大幅反発した動きが継続し買いが先行。午前9時6分には、同302円23銭高の3万9649円27銭を付けている。買い一巡後は、戻り待ちの売りが控えているもようで、もみ合い商状となっている。現地8日の米国株式市場では、10日に3月CPI(消費者物価指数)の発表を控えることから様子見姿勢が強く、NYダウが小反落した一方、ナスダック総合指数は小幅に続伸するなどまちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比60円高の3万9450円だった。

 業種別では、33業種のうち17業種が上昇、16業種が下落している。三井金属 <5706> 、住友鉱 <5713> などの非鉄金属株や、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株が上昇。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株も高い。SUMCO <3436> 、三和HD <5929> などの金属製品株や、オリックス <8591> 、JPX <8697> などのその他金融株も堅調。アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株や、デンソー <6902> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株もしっかり。一方、王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株、テルモ <4543> 、オリンパス <7733> などの精密機器株が安い。

 個別では、ジャステック <9717> (監理)、野村マイクロ <6254> 、さくら <3778> 、KPPGHD <9274> 、ヤマシンF <6240> などが上昇。半面、ローム <6963> 、マニー <7730> 、コプロHD <7059> 、北越コーポ <3865> 、WNIウェザ <4825> などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時2分時点で、1ドル=151円台の後半(8日は151円87-88銭)、1ユーロ=164円台の後半(同164円51-55銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/9(火) 10:07

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